ここではドラマ「グッド・ドクター」7話で出てきた絵本「100万回生きたねこ」について紹介しています。

7話では、夏美が以前担当をしていた倉田菜々子が自宅で突然倒れ緊急搬送されます。

菜々子は保育士として働いていて、絵本の「100万回生きたねこ」が好きと言っていました。

この絵本はどんな内容なのでしょうか。

ここではドラマ「グッド・ドクター」7話で出てきた絵本「100万回生きたねこ」について紹介します。

目次


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絵本「100万回生きたねこ」のストーリーは?


100万回生きたねこは、ある1匹のオスのとらねこの物語です。

そのねこは100万年も死なずに生きていました。

100万人の人がねこの飼い主になりました。

ある時は王様の猫、またある時は海賊の猫、さらにある時はサーカスの手品使いの猫など…。

100万人に飼われ、死んだ時は飼い主が悲しんで泣いていましたが、猫は泣きませんでした。

猫は飼い主が嫌いだったからです。

ある時、猫は誰の猫でもない野良猫でした。

そして、猫は自分が好きになりました。

100万回生きた猫には、たくさんのメスがお嫁になりたがりました。

しかし、猫は誰にも興味を示しませんでした。

猫は自分が好きだったからです。

ただ、1匹だけ猫に関心を示さない白い猫がいました。

猫は白い猫に自慢話を何度もしますが、関心を持ちませんでした。

ある時、猫は白い猫に「そばにいていいかい」と尋ねます。

白い猫は「ええ」と言います。

そして、2匹は一緒に暮らすようになりました。

白い猫はたくさんの子猫を産みました。

猫はもう自慢話をすることもありませんでした。

そして、家族のことが自分よりも好きになっていきました。

やがて子猫も成長し、白い猫と2匹だけになりました。

2匹は年老いていき、やがて白猫は静かに動かなくなりました。

猫は初めて泣きました。

朝から夜までずっと泣き、100万回泣いたある日の昼、猫は泣き止みます。

そして、白猫の隣で動かなくなった猫は決して生き返りませんでした。


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7話のあらすじは?


夏美の元患者・倉田菜々子(福田菜々子)が自宅で倒れ緊急搬送されてきます。

検査の結果、卵巣奇形腫の可能性が。

悪性の場合、手術をして卵巣を全摘出しなくてはいけません。

菜々子はつい最近、同僚の馬渕健太郎(藤原季節)からプロポーズを受けたばかりで、自分は子どもが出来づらいということを話したばかりでした。

結婚に悩む健太郎に、菜々子は夏美を通して結婚を諦めることを伝えます。

菜々子の手術は成功したものの、腫瘍が悪性だったため卵巣を全摘出という結果になってしまいます。

それでも健太郎は菜々子と結婚したいともう一度プロポーズをし、菜々子の大切な絵本「100万回生きたねこ」を渡すのでした。



菜々子は、子供の頃入院している時に「100万回生きたねこ」の白い猫のように運命の人に出会えたらという希望を持っていました。

夏美は菜々子が退院するときに、「たった1人のとらねこに出会えますように」とメッセージを書いた絵本をプレゼントしたのでした。

菜々子にとって健太郎は運命のとらねこだったのです。

健太郎は子どもがほしがっていたから悩んでいましたね。

これは男性としては非常に辛い決断です。

ですが、一番辛いのは菜々子で、その菜々子を幸せにできるのは健太郎だということを湊先生から聞かされて、健太郎は目が覚めたようでした。

運命の人に出会うことができた菜々子には幸せになってほしいと、一視聴者として思いました。


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7話に出てきた絵本についてまとめ


ドラマ「グッド・ドクター」7話で出てきた絵本「100万回生きたねこ」について紹介しました。

絵本の内容は子ども向けというより大人が読んで考えさせるものになっています。

ぜひ、手にとってじっくり読んでみてください。


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