ここでは「この世界の片隅に」主人公・すずの夫・周作の最後について紹介しています。
原作と映画について、周作の最後をまとめましたが、ドラマ版ではどうなるのでしょうか。
ここでは、原作と映画の最後を見ながら、ドラマ版の最後を予想したいと思います。
目次
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原作での周作の最後は?
明日から、すずさん周作さんが、尾道のスクリーンに帰ってきますよー!「この世界の片隅に」いよいよ明日8月4日よりシネマ尾道にて公開です。尾道出身声優細谷佳正さん演じる周作が、また尾道に帰ってきます!どうぞご期待ください。 #この世界の片隅に #尾道 #細谷佳正 pic.twitter.com/CpxJrbyBAF
— シネマ尾道公式 (@onomichieigakan) 2018年8月3日
ネタバレになる可能性がありますので、ご注意下さい。
原作では、戦争の状況が悪化し、日本全土に被害が広がっていた昭和20年(1945年)5月に周作は「録事(文官)」の仕事から特例法の影響で、「海兵団(武官)」の仕事に変わり、軍事教練を受けます。
その後、同年6月にすずと晴美が空襲にあい、時限式の爆弾で晴美が亡くなり、すずは右手を失ってしまいます。
同年の7月1日には空襲で「北條家」に焼夷弾が落ちて、すずは周作の「すずさんこの家を守れるかの」という言葉を思い出し、とっさに焼夷弾を布団でくるんで、火を鎮火します。
「海兵団」の訓練中だった周作も飛んで家に戻ってきて、すずに怪我がないか心配し、「あんたが生きとってよかった」安心します。
周作がすずを本気で心配していることの分かるシーンでした。
同月の28日、更に戦況は悪化していきます。
連日続く空襲で呉の街にも甚大な被害が出ていました。
サギが庭に降り立ち、すずは必死に空襲のない広島方面に逃がそうします。
その時、すずが戦闘機に見つかり機銃掃射を受けた瞬間、周作が飛び込んですずを助けます。
側溝の中で身を隠している時に、すずが「広島に帰ります。」言います。
それを聞いた周作は「手のことを気にしとんか?」「空襲が怖いんか?」「晴美のことか?」と聞きます。
すずは「そうです(声になってない?)」と答えますが、周作は「聞こえん」と一言。
すずはすぐに「違います」と返答し、周作も「じゃあ、何でじゃ」と言います。
さらに「わしは楽しかったで。この1年 あんたの居る家へ帰れて。あんたは違うか?ずっとここは知らん男の、よその家のまんまか?すずさん?」と聞きます。
しかし、すずは「聞こえん。広島に帰る。」と言い放ちます。
そんなすずに対して周作も「勝手にせえ」と言い放ちます。この喧嘩状態はしばらく続きます。
昭和20年8月6日、広島に原爆が投下され、約20キロ離れた呉でも巨大なキノコ雲を確認することが出来ました。
同月の15日には昭和天皇による玉音放送で、終戦が宣言されます。
時は経って、同年の10月になり、「徳山(山口県)」で起きている「反乱(占領軍に抵抗している)」を制圧するために「大竹海兵団に世話になる予定」と言って出かける準備をします。
周作はすずに「すずさんも帰ったら家から出んことじゃ」と言って、すずも「絶対に帰ってきて下さい」と言います。
周作は「当たり前じゃ」と言って出かけて行きます。
昭和21年1月、なかなか広島に出向けなかったすずですが、ようやく広島に行くことが出来ました。
父親が死んで、母親は行方不明と聞いたすずは広島市内を母親を探して歩き回ります。
無事に帰ることができた周作はすずを追って広島にきます。
広島市内ですずと再開した周作はすずに「すぐ分かる。ここにほくろがあるけえ」と口元のほくろを指して言います。
すずは「周作さんありがとう。この世界の片隅にうちを見つけてくれて」と感謝します。
広島駅で母親を亡くした戦災孤児と出会い、呉の「北條家」に引き取って一緒に暮らすことになります。
周作役の松坂桃李さんの出演情報はこちら
松坂桃李ドラマ出演一覧!おすすめの作品は?
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ドラマでの周作の最後は?
モデルプレス – 周作(松坂桃李)、不機嫌に…深まるすず(松本穂香)との溝「この世界の片隅に」<第5話あらすじ> https://t.co/DuxpEpqzTG @modelpressから✨写真も沢山
周作さんのセーター姿が新鮮😍— yuka-tirol (@YukaTirol) 2018年8月12日
ドラマ版「この世界の片隅に」の周作に関するラストに向かっての展開を予測していきたいと思います。
これまでのドラマを見ている限り、原作とかけ離れた方向で話が進むことはないと思います。
なので、周作がすず(松本穂香)をかばって側溝に伏せるシーンや「大竹海兵団」へ入って、反乱を制圧しに行くところのシーンはほとんど原作やアニメ映画に近い内容になると考えられます。
周作が広島市内で、すずと出会う場所や戦災孤児の少女と出会うシーンも重要なところなのでそのまま入れてくると思います。
重要なセリフなどはほとんどアレンジすることなく物語に入れてくると思います。
ただ、6話ですずと周作が喧嘩をしたシーンのように、同じシーンでもドラマでは少し変更を加える可能性はありそうです。
呉に戦災孤児の少女を連れて帰ってからの生活は原作やアニメ映画とは違うドラマオリジナルのストーリーで完結するかも知れません。
すずの最後についてはこちら
この世界の片隅に・すずの最後は?原作・映画とドラマ(予想)を紹介
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周作の最後まとめ
「この世界の片隅に」主人公・すずの夫・周作の最後について紹介しました。
個人的には、すずが飛行機に狙われて周作が飛び込んでくるシーンと、ラストのすずと周作のやり取りはあまりいじらないで放送してほしいと思います。
ドラマ版も戦争終盤になりますので、これからの展開が楽しみです。