ここではドラマ「半分、青い」の裕子と震災の影響について紹介しています。

オフィス・ティンカーベル時代の仲間で今も鈴愛(永野芽郁)と交流がある裕子(清野菜名)は2010年時点で仙台にある病院に勤務しているのですが、震災の影響はあるのでしょうか?

ここでは裕子が亡くなるのかということと、仙台の震災の影響について紹介します。


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目次


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裕子が仙台で地震に遭う

物語は終盤にさしかかり、2011年の東日本大震災が近づいてきています。

裕子は夫の洋二(山中崇)の仕事の都合で仙台に移住することになりますが、これが悲劇の始まりとなってしまいます。

裕子は仙台の看護学校で勉強して看護師になり、仙台市内の海の見える病院に勤務することになりました。

裕子は以前に看護師になりたいと言っていたのですが、親に言えば看護師じゃなくて医者になれと言われると思って言えなかったのです。

仕事の大変さは時々鈴愛に会いに来た時に言っており、弱音も吐いていましたが鈴愛に励まされてなんとかやっていました。

ボクテ(志尊淳)と裕子がスパロウリズムに鈴愛を驚かせようと訪ねてきたときには、仕事はタフでないといけないけど自分は必要とされていると話していました。

「鈴愛。私をつなぎ止めてよ。私を生の世界に生きる世界につなぎ止めて。鈴愛は生きる塊だから、私にとって。君は私の命だ」と意味深なことも言っていました。

この時点で2010年の秋で、しかも仙台の海の近くの病院。

2011年の震災は約2万5000人もの死者、行方不明者を出す歴史的な災害でした。

宮城県内では約1万4900人もの死者、行方不明者を出しますが、裕子も犠牲者の1人となってしまいます。

裕子は震災の当日に行方不明になってしまい、1週間経っても行方不明のまま。

その間に秋風(豊川悦司)が菱本(井川遥)の制止を振り切って仙台入りします。

鈴愛は仕事の都合で現地入りできませんが、心の底から裕子の無事を祈っていました。

しばらくしてボクテから裕子が見つかったと連絡が入ります。


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裕子は亡くなる?

残念ながら裕子は亡くなってしまいます。

鈴愛や秋風の祈りは届かず、行方不明になってしばらくしてから裕子の遺体は発見されることになりました。

裕子は仕事で病院へ行き、そこで津波に巻き込まれたということでした。

同僚から逃げようと言われたようですが、動けない患者を置いて自分だけ逃げられないとそこに残ったというのです。

夫の洋二と息子のクーちゃんが無事だったのが不幸中の幸いでした。

彼女の葬式は身内のみで行われることになりますが、のちに鈴愛は仙台の彼女の家で遺影と対面することになります。

そして鈴愛は携帯電話に残された裕子のメッセージを聞くことになります。

津波に巻き込まれる前に録音したもののようで、裕子も死を覚悟していた様子。

息子や夫、鈴愛に遺言というべき最後のメッセージを録音していました。

裕子のお気に入りの曲「ユーメイドリーム」を歌ってメッセージは終わります。

患者さんを置いて自分だけ逃げられないというのは実に裕子らしいと思いますが、残された家族のことを思うと苦しい決断ですね。

洋二も仕事とはいえ仙台に移住したことを後悔しているかもしれません。


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裕子と地震についてまとめ

ドラマ「半分、青い」の裕子と地震について紹介しました。

鈴愛は裕子と親しくしていましたからかなり辛い心境だと思います。

最終回間際にこんなに重い展開が待っているのかと思うと、視聴者側も辛いですね。

鈴愛も病気や老衰と違って裕子はまだ若いですから、こんなに早く亡くなってしまうとは思わなかったでしょう。

スパロウリズムに来てくれた時が最後になってしまったというのも悲しいですね。

鈴愛も裕子にそよ風の扇風機を見せたかっただろうと思います。

しかし裕子の残したメッセージは鈴愛の背中を押してくれそうな気がします。