ここでは2018年7月12日放送のドラマ「グッド・ドクター」1話のネタバレを紹介します。

「グッド・ドクター」は小児外科医の世界を舞台に、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊が医師として大事なことを気づかせてくれるヒューマンドラマです。

1話では、湊がレジデントとして働くことになった病院へ向かうところから始まります。

※ここでは1話のすべてをネタバレで紹介しますので、読むときは注意ください。

目次


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「グッド・ドクター」1話のネタバレ・新堂湊が東郷記念病院に現れる

海岸沿いの堤防を一人の男の子が急いで走っていました。

男の子は浜辺で数人の男子にいじめられていた弟を助ける為に急いでいたのでした。

助けられた弟は新堂湊(伊藤駿太)と言い、いじめられていたのに笑顔で手を組んで親指をこすり合わせながら座っていました。

男の子は湊の兄(田中奏生)で、その手をそっと包み、湊を立ち上がらせ、一緒に秘密基地へ行くのでした。

「湊、お前は馬鹿なんかじゃない」
「お前なら、医者にだってなれる」

と言い、木彫りのメスを湊に渡すのでした。



26歳になった湊は兄からもらったあの時の木彫りのメスを見ながら東郷記念病院へ出勤する為にバスに乗っていました。

その頃、東郷記念病院では小児外科医の瀬戸夏美(上野樹里)がカップラーメンを食べる時間も無く忙しく働いていました。

ちょうど東郷記念病院では会議が開かれており、理事長の東郷美智(中村ゆり)が採算性が悪い小児外科の人件費削減を提案していました。

小児外科科長の間宮啓介(戸次重幸)と主任の高山誠司(藤木直人)が逆に人員を増やして欲しいと反論していると病院長の司賀明(柄本明)が賛同し、新しいレジデントが小児科にやってくると告げるのでした。

それは、湊の事で大学を首席で卒業して非常に優秀ではあるが、自閉症スペクトラム障害を持っていました。



湊はバスを降り、東郷記念病院へ歩いていると、後ろで一人の男の子が事故に遭い、その子の母親が周りの皆に助けを求めていました。

一人の男性が医師だと名乗り男の子の手当てを始めようとした時、湊が「ダメです。それだと死にます。子供なので強く押すと気道が圧迫されます。軽くです。軽く押さえます。」と言いながら男の子の側に駆け寄り、サヴァン症候群の特徴である一度見たものを忘れない記憶力を駆使し、男の子の怪我に合わせた適切な処置を施すのでした。

そこへ救急車が到着し、湊は母親に懇願されて一緒に乗り、病院へ行くのでした。

着いた病院は東郷記念病院でした。

会議室では湊の到着を待っていました。

高山と間宮に急患の知らせが入り、二人は湊が会議で出た人物だとは気付かずに手術室に入るのでした。

手術中、高山の指示した内容が湊が言っていた内容と同じだった事に夏美は気づき不思議に思います。

湊は会議室に行き、司賀と会いますが、カバンを事故現場に置いてきてしまった事を思い出し、走って取りに行ってしまいます。

美智と間宮が改めて雇うのを反対していると男の子に対する湊の応急処置の様子をネットで拡散されている事を見つけ、副院長の猪口隆之介(板尾創路)が司賀に賛成し、湊は晴れてレジデントとして小児外科に配属されるのでした。


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「グッド・ドクター」1話のネタバレ・悩む母親は湊を避ける

夏美は間宮から湊の指導医にされ、戸惑いながらも湊の記憶力に驚かされるのでした。

湊は小児外科に入院している柏木将輝(嶺岸煌桜)と知り合います。

将輝(まさき)の母親(安藤聖)は病気の再発により、退院できる日が延期になった事を将輝に言えずに悩んでいました。

そこへ湊があっさりと将輝に再手術が必要だから退院が延期になったと言われたため、湊への不信感を露わにするのでした。

夏美は湊に「カルテには書かれていないそれぞれの事情がある」と両親の希望を理解して欲しいと説明するのですが、湊には伝わりません。



その頃、美智は猪口になぜ湊を雇う事に賛成したのか問います。

猪口は微笑みながら「今こそ、採算の取れ無い科、つまりは小児外科を閉鎖すべき時です」と答えるのでした。

美智は高山と付き合っており、複雑な気持ちになります。


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「グッド・ドクター」1話のネタバレ・高山が同時手術を行う

夏美は将輝から「なんで本当の事を教えてくれないの?」と質問され、返す言葉が見つかりませんでした。

湊は高山から「お前は小児外科医にはなれない、それを早く自覚しろ」「定時に来て、定時に帰れ」と言われてしまいますが、夜にこっそりと将輝に会いに行くのでした。



翌日、湊が将輝の病室を除くと将輝が苦しんでおり、看護師の橋口太郎(浜野謙太)が対応していました。

湊が将輝を見ようとすると母親が嫌がり、湊は診察をする事ができませんでした。

将輝の主治医は間宮ですが、間宮は接待ゴルフに出かけており、正しい判断が遅れ、将輝はどんどん苦しみ始めるのでした。

将輝が意識を失ってしまいます。

時間がどんどん無くなる中、将輝を助けたい湊は手術室へ運ぼうとします。

湊と同じレジデントの中西(浅香航大)が湊を止める中、一部始終を見ていた橋口が中西を抑え込み、湊が将輝のベッドを移動させるのを手伝うのでした。



手術室では高山と夏美が他の手術中でしたが、騒ぎを聞きつけ湊の元へやってきます。

高山は2つの手術を同時に執刀する事を決意します。

「僕にも指示ください」と言う湊には「お前は今すぐここから出て行け」と怒鳴るのでした。

美智、司賀と猪口がモニター室から同時手術を見守る中、高山は成功させるのでした。

手術中、外に出された湊は右手で心臓をトントンと叩きながら終わるのを待っていました。

高山が手術室から出てきた時、湊は「将輝くんは?将輝くんは大丈夫ですか?」と高山に駆け寄りますが、高山は湊を振り払い、怯える湊に「お前は医者失格だ」と言い放つのでした。

「グッド・ドクター」1話のネタバレ・湊は将輝と心を通わせる

高山に振り払われた時に怪我をした湊は夏美に治療してもらいながら、「何が悪かったかわかる?」「患者の情報が不確かな医者が手術するのは危険だから」と言われますが、「目の前で苦しんでいる子供がいたら僕はすぐに助けたいです」と言い、部屋を出て行きます。

湊は将輝のランドセルを持って将輝の病室へ向かい、母親に会います。

母親から「ありがとうございました。先生が気付いて下さらなかったら今頃あの子は…それなのにあたし、大変失礼な事を…。本当ごめんなさい」と言われるのでした。

湊は「慣れています」と言い、ランドセルを母親に渡します。

母親は湊に対して心を許し、辛い胸の内を話すのでした。

「どうして元気な子に産んであげられなかったんだろう。本当にかわいそうで」と言う母親に湊は将輝がとても強い子だと一生懸命説明を始め、途中から話を聞いていた夏美も「私もそう思います。将輝くんは本当の事を知りたがっています。ちゃんと説明して一緒に治療をしていきましょう」と母親の心に寄り添い、説得するのでした。



その後、目を覚ました将輝に母親は夏美と一緒にまた辛い治療が始まる事を伝えますが、逆に将輝から「お誕生日おめでとう。誕生日家で祝えなくてごめんね」と言われるのでした。

実は将輝が夏休みに入る前に退院したかったのは家で母親の誕生日を祝いたかったからなのでした。

それを知った湊は将輝に絵の描き方を教え、将輝は母親に誕生日ケーキの絵をプレゼントする事ができたのでした。



医務室に戻った夏美は湊を誘い、晩御飯を食べに行きます。

そこで夏美は「どうして医者になろうと思ったの?」と聞くと、湊は「お兄ちゃんです。お兄ちゃんは大人になれませんでした。大人になれない子供をなくしたいです」と答えるのでした。

家に戻った湊は兄から貰った木製のメスを触りながら兄と一緒に父親から逃げた日の事、兄が資材の下敷きになってしまった事、自分が目を覚ました時は司賀が兄の心臓マッサージをしていた事を思い出し、右手で心臓をトントンと叩き優しく微笑むのでした。

「グッド・ドクター」1話のネタバレまとめ

ドラマ「グッド・ドクター」1話のネタバレを紹介しました。

1話から心あたたまる内容でしたね。

特に幼い子供を持つ親には涙なしには見れないストーリーでした。

高山の湊に対する態度があまりにも冷たいのが気になりましたが、なにか理由がありそうですね。