ここでは、まんぷくで登場するホテルの従業員・野呂幸吉のモデルについて紹介しています。

福子(安藤サクラ)に恋心を抱き、入社したての頃から缶詰をよく渡していた野呂(藤山扇治郎)ですが、彼のモデルはいるのでしょうか?

今回は野呂のモデルはいるのかということや、史実との違いについて紹介していきたいと思います。


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まんぷく・野呂幸吉のモデルは実在する?

野呂のモデルになっているのは、福子のモデルとなった安藤仁子さんが勤務していた都ホテル(現・ウェスティン都ホテル京都)の機械室で働いていた男性ですが、名前は分かっていません。

仁子さんは戦前京都の都ホテルで電話交換手として働いていて、何人かの男性から好意を持たれていましたが、その好意に気づきませんでした。

機械室で働いていたその男性は人当たりのいい仁子さんに恋して、購買部が仕入れてきた缶詰を手に入れ、度々手渡していました。

そして仁子さんはそれを持ち帰ってドラマで鈴(松坂慶子)のモデルになっている須磨さんに食べさせていました。

当時の仁子さんは父親の重信さんと母の須磨さんを養っていて、生活に余裕がなかったということなので、この差し入れは嬉しかったと思います。

しかし仁子さんが恋愛に関して非常に疎かったことからこの男性の好意に気づかず、交際や恋愛などにも発展しませんでした。

また、別の男性は仁子さんに告白しましたがタイプでなかったためふられてしまい、自殺未遂を起こしたということです。

ドラマの野呂のモデルになっている男性ですが、このエピソードしか残っておらず、本名をはじめその後のことも分かっていません。

このエピソードをもとにドラマは作られているようですが、野呂はほぼドラマオリジナルの登場人物のようですね。


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ドラマの野呂幸吉はどんな人物?史実との違いは?

野呂は福子が働く「大阪東洋ホテル」の厨房で働く料理人です。

最初福子が電話交換手として働いていた頃「べっぴんさんじゃない子は裏方にまわされる」と無神経なことを言いつつも、福子が入社したての頃から缶詰をプレゼントしていました。

その後、福子に恋心を抱いてあらゆる種類の缶詰を福子に渡し、福子がホテルのフロント係に異動になってからもアプローチを試みていました。

3年に渡って缶詰を渡し続けましたが、福子にとっては「差し入れをくれる親切な人」くらいにしか思われていなかったのか、野呂の気持ちはまったく伝わっておらず、あえなく失恋。

福子の姉、咲(内田有紀)が結核になったのを知ると「栄養満点だからお姉さんに食べさせてあげて」とビーフシチューの缶詰を福子に渡していました。

自分にできることは何かないかと考えたのがこのビーフシチューの缶詰だったのでしょうね。



その後は福子とホテルのフロントで働いている恵(橋本マナミ)に恋をし、猛烈なアピールを始めますが、歯医者の牧善之介(浜野謙太)と恋のライバル同士になってしまいます。

それからは牧に負けじとアプローチを試みたり、無実の罪で憲兵に連れていかれた萬平(長谷川博己)のことで落ち込む福子の相談に乗ったりもしていました。

ちなみにこれまで野呂にプレゼントした缶詰はツナフレーク、コンビーフ、トマトスープ缶、ビーフシチュー、さくらんぼの缶詰などです。

さくらんぼの缶詰は福子でなく恵に渡していました。

さくらんぼは見た目も可愛いですし、新しい恋を始めたという表れのようにも思いますね。

しかし福子と萬平が結婚して1年経ってから、恵の口から牧と結婚したのだということが明かされました。

牧はずっと蘭丸に乗っていたためにお尻に出来物ができ、出征することはありませんでしたが、野呂は兵隊にとられてしまいました。

職業の違いはありますが、福子に缶詰を渡していたというのは史実と同じですね。

仁子さんとは別の女性を好きになったというのは実際にありそうですが、おそらくドラマオリジナルではないかと思います。

またもや恋は実らずなんとも気の毒な野呂ですが、なんとか無事に帰ってきて今度こそ幸せになってもらいたいものです。


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まとめ

ドラマ「まんぷく」で従業員として働いている野呂幸吉のモデルについて紹介しました。

ドラマの福子もそうですが、モデルとなった仁子さんも恋愛には疎い女性だったようですね。

しかし缶詰をプレゼントするくらいでは「私に好意があるのかな?」とは分かりにくいですし、もっと分かりやすくアプローチするべきだったなと思いますね。

野呂が再登場するのかは今のところ分かりませんが、ムードメーカー的存在でしたから、また元気な姿で帰ってきてほしいですね。