ここでは、まんぷくで登場する歯医者・牧善之介のモデルについて紹介しています。

初登場時から颯爽と馬に乗って現れ、ドラマで強烈なインパクトを放っている牧善之介(浜野謙太)ですが、彼は実在する人物なのでしょうか?

今回は牧善之介のモデルやドラマと史実の違いについて紹介していこうと思います。


まんぷくの視聴率は?
ドラマ視聴率ランキング2018秋10月~12月【最新】

目次


スポンサーリンク


まんぷく・牧善之介のモデルは実在する?

牧のモデルとなっているのは、安藤家の近所に住んでいた歯科医(名称不明)です。

その歯科医は咲(内田有紀)のモデルになった長女の晃江さんに思いを寄せ、白馬に乗って安藤家に通っていました。

しかし晃江さんは色白美人で男性にはかなりの人気があり、交際や結婚の申し込みは数多くあったそうです。

晃江さんが彼を気に入らなかったことからその申し出を断り、背の高いスラっとした会社員の久保健治さんと結婚しました。

ドラマで小野塚真一(大谷亮平)にあたる人物ですね。

しかし健治さんは給料が安くて貧乏だったので、晃江さんは働きに出て家計を支えましたが、結核に感染してしまいます。

そして結婚3年目にして亡くなってしまいます。

歯科医は晃江さんの死を知ると、「自分と結婚していたらもっと長生きをさせてあげられたのに」と悔やんだということです。



モデルとなった歯医者さんも白馬に乗っていたとは驚きですね。

しかし彼のエピソードはこれだけしかないので、大半はドラマオリジナルとして作られるようです。


スポンサーリンク


ドラマの牧善之介はどんな人物?史実との違いは?

牧善之介はお金持ちの歯医者です。

相棒は白馬の蘭丸で、どこに行くにも蘭丸に乗って移動しています。

福子の長姉、咲にずっと恋心を抱いていて交際を申し込んだこともありますが、背が低いことを理由に母の鈴(松坂慶子)に断られています。

その後今井家を訪れた牧は、福子(安藤サクラ)から咲が結婚したことを教えられてショックを受けていました。



しかしそれからも牧は福子の働く大阪東洋ホテルによく訪れていました。

咲が入院したことを知らない福子に伝えに来たり、結核になってしまった咲のためによく効くという漢方を持ってきたりと結構重要な役割を果たしています。

失恋した相手ではありますが、ずっと好きだった相手ですからなんとか咲には元気になってもらいたかったのでしょう。


戦争のために相棒だった蘭丸は兵役にとられてしまいます。

蘭丸はいつも一緒に過ごしていた大切な馬で、家族ともいえる相手だったのではないかと思います。

そんな蘭丸が強制的に連れていかれ、軍事物資を運ばされたりするなんて、牧はかなり辛いでしょうね。



咲が亡くなってからはどういうわけか福子が一緒にホテルで働いている恵(橋本マナミ)を好きになり積極的にアプローチをし始めます。

また、ホテルの厨房係の野呂幸吉(藤山扇治郎)と恋のライバルになります。

そのほかに萬平(長谷川博己)が憲兵に捕まったことで「立花さんを返して!」と憲兵のもとへ行き、捕まりそうになった福子を野呂と一緒にかばって連れ帰っていました。

萬平の無実を晴らすのにどうすればいいかと悩む福子の相談に乗ったりと、面倒見のいい一面も見せています。



咲のモデルになっている晃江さんが亡くなってから他の女性に恋をしたり、福子の悩み相談をしたりというエピソードは残っていないので、それ以降はドラマオリジナルとして作られるようです。

牧といえば蘭丸とセットという感じだったので、もう蘭丸が見られなくなったのは寂しいですね。


スポンサーリンク


牧善之介のモデルについてまとめ

ドラマ「まんぷく」の牧のモデルやドラマと史実の違いについてご紹介しました。

白馬に乗っているのは王子様というイメージがありますが、牧の場合はかなりファンキーな感じです。

モデルとなっている歯医者さんはかなり目立つ存在だったと思いますが、あまり他人の目は気にならなかったのかもしれません。

背が低いので蘭丸に乗るのに苦労している姿は笑えてきましたが、もうあんな姿が見れないのかと思うと残念です。

現在野呂と恵をめぐってライバル関係になっている牧ですが、彼の恋の行方が気になりますね。