ここではドラマ「ブラックペアン」に登場する治験コーディネーター・木下香織とその役のキャストについて紹介しています。

ドラマ「ブラックペアン」では原作には登場しないキャラクターとして、治験コーディネーターの木下香織という人物がいます。

ドラマを見ていると原作で製薬会社の営業の人などがやっていたことをしているようです。

ただ、治験コーディネーターってあまり聞き慣れない職業ですよね。

そこで、ここではドラマ「ブラックペアン」に登場する治験コーディネーターとその役のキャスト、治験コーディネーターの仕事について紹介します。


目次


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木下香織役に加藤綾子

佐伯清剛(内野聖陽)に指名で選ばれた治験コーディネーターの木下香織役を加藤綾子さんが演じます。

加藤綾子さんは1985年4月23日生まれのフリーアナウンサー、女優さん。

2008年4月1日にフジテレビに入社後、情報番組やバラエティ番組のMCを数多く務め、その後はドラマにも出演するようになっています。

2008年から2010年まで「森田一義アワー 笑っていいとも!」内のテレフォンショッキングで次の出演者に電話をする担当を務めます。

2009年から放送中の「ホンマでっか!?TV」では、進行役を務めています。

2012年4月から情報番組「めざましテレビ」にメインキャスターに就任しました。

2016年4月1日には「めざましテレビ」を卒業し、同年2016年4月末に退社してフリーアナウンサーとして活動しています。

2017年4月3日に放送された「しゃべくり007(日本テレビ)」に出演し、初めてフジテレビ以外のテレビ局の番組に出演しました。

最近ではドラマにも出演しており、2018年4月から放送しているドラマ「ブラックペアン」で、木下香織役を演じています。

同じく2018年の4月から放送されているドラマ「半分、青い。」では、アナウンサー役として出演しています。



同期のアナウンサーで他局のアナウンサーとして活躍した枡田絵理奈さん(現在はフリーアナウンサー)と、同じく他局で同期のアナウンサー相内優香さん(テレビ東京)とは同じアナウンススクールに通っていたこともあり仲がいいみたいです。

女優としての活躍場が増えている加藤綾子さんですが、今回の「ブラックペアン」では加藤さん演じる香織の過去がクローズアップされているようなので、どういった演技をしているのか見るのが楽しみです。


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木下香織の役どころは?


佐伯清剛(内野聖陽)の指名で呼び出された治験コーディネーターの木下香織は今回の国産ダーウィン(カエサル)の手術患者である山本祥子(相武紗季)の元同僚で、山本とは過去に何らかの因縁があるようです。

これまで木下は佐伯以外にもライバルの西崎啓介(市川猿之助)や、渡海、高階など、いろいろな医師のために裏で協力しています。

スナイプ手術の説明、患者のカルテ情報、資金援助など、かなり裏で操っているようにも見えます。



7話では、木下は治験の説明のために山本のもとを訪れた際にお互いの顔を見て絶句し、山本は治験コーディネーターの担当変更を申し出ます。

山本は隣の市の病院で働く現役の看護師主任で、実は木下と山本は以前に共に働いていた過去がありました。

世良雅志(竹内涼真)、花房美和(葵わかな)、高階権太(小泉孝太郎)の3人は木下が過去に看護師として働いていた事実を知ることになるのですが、どういう反応をするのでしょうか。

なぜ看護師を辞めて治験コーディネーターになったのか、今後の展開上でも木下はブラックペアンの謎を解くキーマンになるかも知れません。


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治験コーディネーターとは?

加藤綾子さんが演じる木下香織の職業は治験コーディネーターといいます。

あまり聞き慣れない職業なので、どんな仕事かわかりにくいですよね。

ちなみに英語だと「Clinical Research Coordinator」になります。

ブラックペアンの公式ホームページには次のような説明がありました。

治験コーディネーターとは、治験責任医師又は治験分担医師の指導の下に治験に係る業務に協力する薬剤師、看護師その他の医療関係者の方です。医療機関や製薬会社などの医療関係の企業と契約して働く方から、フリーで様々な場所で働く方まで、幅広い活躍をしています。仕事内容も治験開始の準備から被験者対応、検査データの収集および整理、医師への報告まで新薬や新しい医療機器などの導入に向け、未来の医療のため、患者さんに寄り添い、大変重要な役割を果たしています。

出典:http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/information/3.html

治験というのは、薬の候補になるものを健康な人や患者で効果と安全性を調べるときに行う臨床試験のことを呼びます。

これは医療機器についても同様です。

今回のブラックペアンでは、国産ダーウィン「カエサル」での手術を渡海の母が行いましたが、これも治験にあたると思われます(素人なので断定はしていません)。



ブラックペアンでの治験コーディネーターがしていることは、現実のものとは違うと批判がありましたが、治験に関わる仕事は多岐にわたるので、素人目ではちょっとわかりにくいです。

ただ、木下香織が裏でいろいろと汚いことをやっているのは治験コーディネーターとしてではなく、個人の意志のように感じます。

彼女の目的が分かるまでなんとも言えませんが、治験コーディネーターという職業でしかできないことなのかもしれませんね。

まとめ

ドラマ「ブラックペアン」に登場する治験コーディネーター・木下香織とその役の加藤綾子さんについて紹介しました。

加藤綾子さんが本格的にドラマに出演するのは、ブラックペアンが初めて。

演技力に関しては、なんとなくアナウンサーの域を出ていないように感じますが、存在感はやっぱりあります。

朝ドラ「半分、青い。」では、アナウンサー役を演じていますが、今後はもっと違った役を見てみたいですね。
知的な役だけでなく、悪女的な役もハマるのではないかと個人的には思っています。