ここでは連続テレビ小説「まんぷく」のホテルのロケ地にについて紹介しています。

ヒロイン福子(安藤サクラ)が働いているのは大阪東洋ホテルですが、このホテルのロケ地はどこなのでしょうか?

今回はドラマに登場するホテルのロケ地について紹介していきたいと思います。

目次


スポンサーリンク


まんぷくロケ地・大阪東洋ホテルはどこ?

大阪東洋ホテルは「当時大阪で一番大きかったホテル」とドラマの中で紹介されていますが、いくつかのロケ地で撮影されています。

まず、外観は兵庫県西宮市にある武庫川女子大学の甲子園キャンパスの甲子園会館。

以前は「甲子園ホテル」という名前でしたが、現在は大学の授業が行われているので、見学する場合は手続きが必要です。

撮影用に玄関前広場には車寄せが仮設され、玄関庇の上に「OSAKA TOYO HOTEL」のサインが取り付けられ、西館屋根に「KOSHIEN HOTEL」という大きな電飾サインが設置されています。

撮影で使われたのは、玄関前広場、屋上、1階ベランダ、庭園、西ホールなど。

6月23日から26日までの4日間撮影が行われたと武庫川女子大学のホームページで明らかになっています。

ちなみに甲子園会館で撮影された場面は3週目まで使われるということです。

ドラマでは大阪のホテルということになっていますが、実際に撮影されたのは兵庫県なんですね。

在学している学生さんや先生たちは自分の行っている大学がドラマの撮影に使われて誇らしいのではないでしょうか。


武庫川女子大学のサイトはこちら



続いて、内部は愛知県犬山市の明治村・旧帝国ホテル。

こちらで撮影されたことは明治村の公式ツイッターで明らかにされています。


福子が働くロビーなどの館内風景はテーマパーク「博物館明治村」に移築保存されている「旧帝国ホテル本館(ライト館)中央玄関内で撮影されました。

「博物館明治村」は朝ドラのロケ地としてはおなじみとなっていて、「花子とアン」、「わろてんか」、「半分、青い」でもロケされています。




主題歌のロケ地についてはこちら。
まんぷく主題歌が変?感想や評価は?ロケ地はどこ?


スポンサーリンク


大阪東洋ホテルのモデルになったのは?

「大阪東洋ホテル」はドラマオリジナルの架空のホテルです。

こちらのモデルとなったのは、京都府京都市東山区にある都ホテル(現・ウェスティン都ホテル京都)。

福子のモデルになった仁子さんが実際に勤務していたホテルです。

仁子さんは女学校3年生の頃に実家の家計が窮乏し、1年休学して女学校を6年かけて卒業。

休学した際に大阪電話局に勤務し、復学後もかけもちして1年間の見習い後に3年間電話交換手として働きました。

電話交換手の資格も取得されており、さらに英語も堪能だったことから都ホテルに採用されます。

当時英語が堪能な女性は少なかったからという理由でその後フロント係に抜擢されたのですが、このあたりはドラマの展開と同じですね。



都ホテルは明治23年(1890年)に開業した保育遊園地「吉水園」内に明治33年(1900年)に開業した名門ホテル。

大正14年(1925年)に作られた佳水園庭園や、平成8年(1933年)に作られた葵殿庭園などは京都市文化財に指定されています。

素晴らしい日本庭園を併設していることから、このホテルは古くから外国人観光客には憧れのホテルでした。

ですが経営の悪化から世界規模でチェーンを経営するアメリカ企業の「スターウォッド・ホテル&リゾート」の傘下に入り、2002年4月に「ウェスティン都ホテル京都」という名前に変わりました。


スポンサーリンク


まとめ

「まんぷく」に登場する大阪東洋ホテルのロケ地はどこかということについて紹介しました。

「まんぷく」は大阪が舞台のドラマなのでホテルの撮影も大阪でされているのかと思ったら一方は兵庫県、もう一方は愛知県で撮影されていたとは驚きました。

しかも「大阪東洋ホテル」という名前ですからてっきり大阪のホテルがモデルになっているのだろうと思っていたら、まさか京都の都ホテルだったとは!

明治村はよく朝ドラの撮影で使われているということなので、また別の作品で見ることがあるかもしれませんね。

近くに住まれている方はこの機会に撮影されたロケ地、もしくはモデルとなったホテルまで足を運んでみてはいかがでしょうか。