ここではドラマ「シグナル」日本版の9話ネタバレを紹介しています。

9話では、殺害された吉田係長の事件を追っているうちに、大山と思われる遺体を発見する健人と美咲。

さらに、1999年の暴行事件の真犯人も判明します。

いよいよ、真実が見えて来た事件ですが、これを裏で操っていた人物についにたどり着きます。

ここでは「シグナル」日本版9話のネタバレを紹介します。

すべての内容が載っていますので、見ていない人はご注意ください。


目次


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シグナル(日本版)9話ネタバレ

大山の優しさに気づく健人


現在の三枝健人(坂口健太郎)は、桜井美咲(吉瀬美智子)と発見された骨が大山剛志(北村一輝)のDNAと一致したと安西理香(青野楓)から報告を受けます。

健人と美咲は、大山の家に大山の遺骨を届けに行きます。

大山の父親(北見敏之)は大山の写真を遺骨の横に置き、「18年間、ずっと忘れずに待っていた人がいたと大山巡査が知ったらきっと喜ぶと思います」と言う健人の言葉に大山の父親は号泣するのでした。

大山の部屋をじっと見る健人は、一枚の名刺を見つけます。

美咲は署に戻り、大山が失踪した時に大山の父親から渡された大山の私物にあった自分と大山の写った写真を見て「もっと撮っておけばよかったです」と泣きながら写真の大山に語りかけるのでした。

健人が見つけた名刺は、少年時代の健人(大江優成)が一人で晩御飯を食べに行っていたお店『ふじよし』の名刺でした。



過去の大山は健人の兄 加藤亮太(神尾楓珠)が健人の兄であると知り、健人の様子が気になります。

亮太が連行される時も「お兄ちゃんは犯人じゃない」と叫ぶ幼い健人を心配そうに見つめ、母親の旧姓である三枝になり、親戚の家に預けられ500円だけ渡されて晩御飯に困っていた健人の後を追うのでした。

健人が入ったのは名刺のお店ふじよしでした。

そこは焼き鳥店だったので一人で入ってきた少年の健人の事をおかみ(濱田マリ)は怪しく思います。

「オムライス下さい」という健人におかみは「家はどこ?お父さんかお母さんは?」と聞きます。

後から店に入ってきた大山におかみはお金を渡されてオムライス作りを頼まれ健人にオムライスを出すのでした。

おかみは「ゆっくり食べなさい、お腹空いてたのね」と言い、ケチャップをそっと健人に出します。

オムライスを食べながら家族の団欒を思い出し、健人は泣きながら食べるのでした。

それから健人は毎晩ふじよしにオムライスを食べに行くのでした。

大山も健人を見守る為にお店に通い、時には隣に座りながら晩御飯を食べるのでした。



現在の健人は大山の持っていたふじよしの名刺を持って久しぶりに店を訪れます。

おかみに大山の写真を見せると、おかみは大山の事を覚えていました。

「オムライスを作って出してやってくれ、って充分すぎるお金をくれてね」
「あんたには内緒にしてくれって」

とおかみの話を聞いて健人は驚きます。

亮太が捕まり、親戚の家に預けられてから健人はずっと孤独で一人ぼっちだと思っていた自分を過去の大山がずっと見守ってくれていた事に気付きます。

ずっと孤独で一人ぼっちなのが一番辛かった健人は大山に死んで欲しくないと思います。

高校生の時に荒れていた生活を送っていた健人は「ろくな大人にならないよ」と怒るおかみに、「俺、大学に行くよ」と言うとおかみは「ちゃんとしたいなら、ちゃんとした仕事に就けばいい」「警察とか」と健人に提案します。



過去を思い出していた現在の健人は無線が繋がった時、

「あなたにも幸せでいて欲しいんです」
「大切な人と一緒にいる方が事件を解決する事よりも大事な事だと思うんです」

と涙を堪えて話しますが、大山は

「俺も三枝警部補の幸せを願っています。貧しくても家族で一つ屋根の下で暮らす。暖かい食卓を囲む、家族で食事をする。そういう寂しさと無縁の暮らしそういう生活を」

と言います。

健人は大山がこれ以上武蔵野連続暴行事件に関わり続けると、大山の身に危険が及ぶ事を話してしまいます。

しかし、大山は話を途中で遮り、「絶対に諦めません、どんな事があろうと必ず真実を暴いてみせます」と答え、無線が途切れるのでした。

兄の自殺に疑問が生まれる


現在の健人は美咲を家に招き、大山の死の真相を暴こうとします。

警察内に内通者がいると二人は確信します。

長期未解決事件捜査班の山田勉(木村祐一)の調べにより、暴行事件の被害者の女子生徒・井口奈々(山田愛奈)の現在の住所が分かり、健人と美咲は真実を聞きに行きます。




現在の奈々(映美くらら)は小さい声で亮太だけが自分の味方になってくれていたのに家族の為にお金を受け取り、亮太が犯人だと警察で言ってしまった事を泣きながら話すのでした。

暴行事件の主犯は、同級生の小川陽一(小原唯和)でした。

健人は奈々に警察に訴える事を提案しますが、奈々は家庭があるからと断ります。

健人は亮太が自殺した事を奈々に言いますが、奈々は信じません。

実は亮太は奈々に少年院から手紙を送っていたのです。

その手紙はとても前向きで「自分も諦めず、やり直すつもりだ」「あれは自殺する人の言葉とは思えません」と泣きながら奈々は健人に言い、その場から走って行ってしまうのでした。

亮太の死が自殺では無かった事に初めて知った健人は美咲を置いて駆け出すのでした。

とうとう黒幕を突き止める


過去の大山は暴行事件を捜査していました。そこへ中本慎之介(渡部篤郎)が来て、「そんな事をしてどうする、大人になれ」と捜査を止めさせようとします。

「俺は使い捨ての犬になるのはごめんです」と大山は中本を突っぱねます。

その頃亮太は少年院を出て、家に戻っていました。

その亮太に同級生斉藤裕也(瀬戸利樹)が訪ねて来て、「実は渡したい物があるんだ」と言い、暴行事件の証拠品を亮太に渡します。

亮太は唯一ちゃんと話を聞いてくれた大山に「真犯人の証拠があります」と電話を掛け、会う約束をします。

その会話を岩田一夫(甲本雅裕)が聞いてしまい、亮太に会いに行こうとする大山を引き止め、中本に連絡するのでした。



現在の健人は、岩田が殺される前に「城西病院に来い」と言っていた事を調べていました。

岩田は病院に亮太の自殺の時の血液検査報告を受け取る申請をしていたのでした。

その結果により、健人は亮太の死は自殺では無かった事を確信します。

健人が勝手な動きに慌てた美咲が病院に駆けつけます。

美咲と健人は亮太の死や岩田の死には中本が関わっている事に気付きます。



健人は無線がつながる時間になり、美咲の前で話して良いか迷います。

大山に亮太を助けて欲しいと思った健人は無線機を出します。

美咲は自分が貼ったシールの付いたその無線機に驚きながら健人に「これは大山先輩がいつも持っていた無線機、どうしてあなたがこれを」と問い糾します。

無線機が繋がり、美咲は驚きます。

更に無線機から大山の声が聞こえ、美咲は驚きのあまり動けずにいるのでした。

「加藤亮太、あなたのお兄さんですよね、彼は犯人じゃありません。心配いりません、真犯人の証拠が手に入りそうなんです」と話し出す大山に、「大山巡査部長、兄を助けて下さい」「このままじゃ兄が殺されてしまいます」「兄を助けて下さい」と一生懸命叫ぶ健人ですが無線が途切れてしまいます。

美咲は震えながら無線機を健人の手から離し、「何なのこれは」と健人に問い詰めるのでした。


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まとめ

ドラマ「シグナル(日本版)」9話のネタバレを紹介しました。

兄が自殺ではないという事実を知った健人は、大山に助けを求めます。

健人を子どもの頃から見守ってくれていた大山は、健人にとっては誰よりも信頼できる人になっていました。

美咲がいる前で、無線機で大山と会話したことで、どういう変化があるのでしょうか。

いよいよ、最終回です。

大山、健人の兄の運命はどうなるのでしょうか。