ここでは、朝ドラ「なつぞら」6週目(31話〜36話)のあらすじをネタバレで紹介しています。

東京で咲太郎と再会できたなつ。

偶然、天陽の兄・陽平と出会い、アニメーションの仕事を見学することに。

一方、泰樹は照男となつを結婚させようと考えます。

そんな中、スキー大会が開催され、照男と天陽が対決することに。

今回は、ドラマ「なつぞら」6週目(31話〜36話)のあらすじをネタバレで紹介していきます。


1週目から最終週まで更新中!

目次


スポンサーリンク


「なつぞら」6週目のあらすじネタバレ「なつよ、雪原に愛を叫べ」

31話あらすじネタバレ

なつは、咲太郎を信じました。

「兄ちゃんは変わっていない、昔のように盗みだけはしていない。」

信哉が帰った後、川村屋にやって来たのは東京の芸術大学に通っている陽平でした。

なつたちは偶然の再会をよろこび、お互いの兄弟の話をします。

卒業後北海道に戻るかまだ決めていないと言う陽平。

今は、漫画映画を制作している先輩の仕事を手伝ったりしています。

興味を覚えたなつは見に行きます。



新東京動画社。

アニメーターの仲務に陽平はなつを紹介しました。

陽平は自分の背景画を見せ、原画や中割など、アニメーターがどのように動画を作っていくか説明します。

仲が、ウサギのセル画を1枚ここに来た記念にくれました。

さらに、せっかく来たのだからとなつをテストしてみることに。

なつは薪割り場面の動画を描きます。

斧を振り下ろす前後2枚の絵の間を、5、6枚で動きを作るのです。

なつは自分で斧を振る動作をしながら描きました。

絵を見た仲。

「なかなかいいじゃないか。」

陽平も「重力を感じる」と言います。

その場面の絵を担当していた下山も、迫力があると誉めます。

謙遜するなつ。

絵を動かせるかどうかは大事な能力だと仲が言います。

「勉強すればアニメーターになれるよ。」

なつには牧場があり、アニメーターなんて考えたこともありませんでした。

「女でもなれますか?」

「もちろんだ。芝居と一緒、絵で演技する」

いずれ新しいスタジオで、日本もディズニーに負けないアニメをつくろうとしている。

どこにいても絵の勉強はできる。

日常のあらゆるものにアニメーターの訓練はある。



帰り道。

仲の言葉をかみしめ、なつは通りを観察します。

なつの頭の中で、セル画のウサギが通りを駆け出し始めました。

32話あらすじネタバレ

吹雪く雪原を、咲太郎が叫びながら走って来ます。

柴田牧場になつを迎えに来て、泰樹に放り出されている…夢でした。



なつは東京から柴田牧場に戻っています。

もう冬です。

「寝言でお兄ちゃんと叫んでいたけど、どっちのお兄ちゃんのこと?」と明美に聞かれています。

照男がなつを呼び出し、たまたま手に入ったと言いながらディズニー映画のチケットを2枚渡します。

東京で陽平にお世話になったんだから天陽を誘って二人で観に行けばいいと照男。



スキーと汽車で通学中。

受験生の夕見子は、自分の生きる場所は自分で選べる人間になりたいから進学するんだと言います。

農業学校では、バター作りの実習です。

「雪月は柴田牧場のバターを待っているのに、まだ作らないのか」と不満そうな雪次郎。

「バターを作っても流通経路がない」と、なつ。

いつかは自分も作りたいと言います。



下校後、ディズニー映画の話をし立ち寄った天陽の家。

陽平の進路が決まったようです。

新東京動画社が大きな映画会社と一緒になり、陽平も採用されました。

なつも来たいなら相談にのると、陽平の言葉をなつに伝える天陽。

「行けるわけない、牧場をやりたい。」

映画は見るだけでいいと答えながら、なつはアニメーターの言葉を思い出していました。



柴田牧場では、富士子と剛男が驚いています。

泰樹が、照男となつの結婚話を「相談」したのです。

怒る富士子。

二人ともそんなことは考えたこともありません。

実の兄に再会したなつが東京に戻ることを怖れているんだろうと富士子が指摘します。

なつと照男が結婚を望めば一番いい方法だと力説する泰樹。

「今の話は聞かなかったことにする!」

なつには絶対話さないように富士子が言い聞かせます。

なつが帰ってきました。

「何の話してるの?」

33話あらすじネタバレ

なつと照男の結婚話は富士子が泰樹に言い聞かせ、話さないことになりましたが…。

押し黙っているせいで、ぎこちない夕食の場。

「静かすぎる、何かあった?」と夕見子。

明美が、なつが兄の夢を見て悩んでいるからでは?と言い出します。

「東京の兄の夢を見た」となつ。

咲太郎は無実が証明され警察を出たものの、ふたたび行方不明です。

なつは学校のバター作りの話題に変えます。

「雪月がうちのバターができるのを待ってる。」

それもちゃんと考えていかないと、と話すなつ。



数日後、帯広の映画館。

天陽となつはディズニーの「ファンタジア」を観ています。

「アニメーションは動きが命、絵にいのちを吹き込むんだ。」

仲の言葉を思い出しながら、なつはアニメに見入ります。

「勉強すればアニメーターになれるよ。」

なつの想像の中で、父の描いた家族の肖像画に動きが吹き込まれていきます。

ファンタジアが終わり、東洋映画社の宣伝ニュースです。

動画スタジオで作画しているスタッフたちが映し出されました。

大杉社長が語ります。

この最新スタジオで、世界に通用する長編カラー映画を作りたい。

最新作は中国の昔話を題材にした「白蛇姫」。

さらに大杉社長は訴えます。

「広く新しい人材を求めています。志ある若い人に世界をきりひらく力になってもらいたい!」



立ち寄った雪月で。

なつは夢見るように語ります。

「アニメは音楽も恐竜の時代も表現できてすごい、何でもできる!」

天陽は冷静です。

「なんでもできるというのは、何もないことだ。」

荒野を開拓するように、すべて一からやらなければならない。

「そうだよね、やっぱり私には無理だよね…」

ほんとうはアニメをやりたいんだろうと、天陽は気づいています。

「無理無理」と、自分に言い聞かせるなつでした。

34話あらすじネタバレ

雪月で、なつと天陽は、差し入れのバターせんべいを味わっています。

雪次郎が学校で作ったバターで作った新製品、名づけて「開拓者の郷」。

店主の雪之助は、お土産に買ってもらえるような帯広の銘菓にしたいと言います。

お菓子を入れる缶は、晩成社がバターを入れていた缶に似せて作りました。

缶にバターせんべいを入れ、泰樹への手土産にします。

バターはなつがなんとかしてくれる、と雪之助。

「たのむよ、なっちゃん!」



帰りの汽車の中。

天陽はなつに、東京に行くことを泰樹に相談したらどうかと提案します。

なつは「行きたいなんて言ってない。」と言います。

「だったら行くなよ」と天陽。

天陽が「開拓青年団スキー大会」に出ると話します。

スキーを持っていないから、手づくりです。



柴田牧場。

バターせんべいを食べながら話がはずみます。

帯広の菓子屋がバターを買ってくれるなら、バターを作っていいんじゃないか?

泰樹は「バターのことは、なつと照男に任せる」と言います。

天陽がスキー大会に出ることをなつが話すと…。

「照男も出ろ!」と泰樹。

うらめしそうな照男の表情。



富士子と剛男の部屋。

富士子は心配します。

照男にもしその気があって、なつにその気がないのにこの家に遠慮して結婚を断れなかったら残酷な話。

今のままの家族でずっといたい、と富士子。



天陽は手作りのスキー板にやすりをかけながら、自分が描いたなつの絵をみつめています。



泰樹が照男にスキー板を買ってきました。

夕見子が「それじゃ勝負にならん」と言います。

「でも手づくりのスキーの方がかっこいい!」となつ。

「勝てばいい、勝った方がかっこいいべ」と泰樹。



スキー大会の日。

照男が大事な話があると天陽を呼びだしました。

「おまえ、なつのこと好きなのか?」

35話あらすじネタバレ

天陽は、なつが好きだと答えました。

「好きならちゃんと言ってやれ」と照男。

なぜかまうのか聞かれると、照男は「俺は正真正銘の兄貴だからだ」と言います。

なつが自分の夢をあきらめてしまうかもしれないから、告白しない、と天陽。

なつの夢が何なのか、本人が自分から言うまで教えることはできない。



そこで照男は勝負を持ちかけます。

スキー大会で照男が勝ったら、天陽はなつに告白する。

天陽が勝ったら、好きにしていい。

天陽は、自分が勝ったらなつをあきらめると宣言します。



むじゃきに明美と雪だるまを作っていたなつ。

スキー大会が始まりました。

山のコースを一週するクロスカントリーです。

レース序盤、トップ集団の照男と、スタートから出遅れる天陽。

山を回ってゴールが見え始めた頃、照男はトップ集団から遅れ、天陽が追い上げます。

ついに天陽が照男を追い越し、ゴール前で二人は接戦となりました。

家族たちが応援します。

頭一つの差で照男が先にゴール。

二人が勝敗に何を賭けたか知らない泰樹は「これであいつの気持ちがわかった」と、よろこんでいます…。

必死で追い上げた天陽に「ふざけんな、あきらめる気なのか」と照男。

天陽に約束を守るように言います。

「なつを頼む。」

「わかりました。」

天陽は、今度うちに牛を見に来てくれないかとなつを誘います。

「話したいこともあるから。」



柴田家。

スキー大会に来ないで勉強していた夕見子が、なつに手紙が届いていると教えます。

東京の信哉からでした。

信哉によると、咲太郎が新宿に戻り川村屋に借金の一部を返しに来たたそうです。

どこに住んで何をしているかはまだわからない。

野上に営業妨害だと追い出されたが、また返しにやって来るだろう。

咲太郎を信じる、と。

36話あらすじネタバレ

天陽の家に行こうとするなつ。

泰樹が引き止め、結婚の話を始めてしまいました。

結婚相手に照男はどうかと聞かれ、なつは驚きます。

泰樹は、照男にも話していて本気だと言います。

「照男の気持ちは聞いてないが、確信している。」

なつはとり乱します。

どうしてそんなことを言うのか、そんな風に考えたことはなかった。

そんな風に考えたら、もう家族には戻れない。

「じいちゃんは、私からだいじな家族を奪った。」

結婚してほんとうの家族になってほしかっただけだ、と泰樹は言います。

「それは私を他人だと思ってるからでしょ」と泣き出すなつ。

そこに照男が入ってきます。

「大丈夫だ、何も変わらない。」

自分はなつを妹としか思えなかった。

泰樹の気持ちを考えて、今まで言い出せなかったと言います。

「なつのことは、なつに任せよう。」

「なつもじいちゃんの気持ちをわかってやれ。」

そう言われて、謝るなつ。

「謝るな」と言い、静かに出ていく泰樹。

照男は、「約束通り天陽のところに行って来い、話はそれからだ」と、なつを促します。



なつは天陽の家に向かいました。

雪原をスキーで歩く足取りは重く、いつものようには進めません。

足が止まり、涙があふれて座り込みました。



落ち込んでいる泰樹の部屋。

「もう元には戻れんかもしれん」と言う泰樹を、富士子が励まします。

「何があっても受け入れるのが家族でしょ。」



外は吹雪いてきました。

なつを待っている天陽たちは心配そうですが…。

「この雪じゃもう来ないだろう。」



柴田牧場。

こちらもなつを心配しますが、なつの足ならもう既に天陽の家に着いている時間でした。



なつは、吹雪の中に座り込んだまま、倒れてしまったようです。

なつはどこかの囲炉裏端で目を覚ましました。

いったいどこの家?



7週目のあらすじはこちら
なつぞら・あらすじネタバレ7週目(37話〜42話)なつがアニメーターになる?


スポンサーリンク


まとめ

ドラマ「なつぞら」6週目(31話〜36話)のあらすじをネタバレで紹介しました。

物語の核心になるアニメーションがついに登場しました。

そして、なつをめぐる男たちの戦いにも一つ決着がつきましたね。

天陽はなつにどんな話をするのでしょうか。

そして、なつはどこにたどり着いたのでしょうか…。


1週目から最終週まで更新中!


「なつぞら」キャスト情報