ここでは、朝ドラ「なつぞら」5週目(25話〜30話)のあらすじをネタバレで紹介しています。

5週目では、なつの幼なじみ・佐々岡信哉が十勝にやって来ます。

そして、兄・咲太郎のことを聞かされるなつは東京へ上京するのですが…。

今回は、ドラマ「なつぞら」5週目(25話〜30話)のあらすじをネタバレで紹介していきます。


1週目から最終週まで更新中!

目次


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「なつぞら」5週目のあらすじネタバレ「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」

25話あらすじネタバレ

泰樹が農協に協力することになり、十勝の酪農は新しい一歩を踏み出します。

なつたちの演劇は終わりました。

十勝農業高校は地区予選敗退。

FFJを歌ったのが敗因だろうと心で思いながら、部員たちは後片付けをします。

天陽の舞台背景も燃やしました。

もったいないけれど、消えてしまうのは芝居も同じです。

門倉が突然なつに嫁になってほしいと告白しますが、即答で断られ、なかったことになりました。



8月。

干し草づくりです。

今年は牧草を分けてもらう山田家も一緒に手伝います。

大事な、大変な作業でした。

働き終えて、山田家。

天陽は、自分たちは柴田牧場に何のお返しもできない。

せめてなつにこれを受け取ってほしいと、絵具を渡します。

東京で絵の勉強をしている陽平がなつにと送ってきたのです。

なつは喜びます。

「なつは絵を描きたかったのか?」と、泰樹。

絵を描くのが好きで、絵で何かを表現したいと答えるなつ。

複雑そうな泰樹の表情。



荷馬車での帰り道、泰樹がなつに聞きます。

「天陽と一緒にはさせないと言ったらどうする?」

天陽が柴田家の婿になるなら別だと、泰樹。

泰樹はなつに牧場を継いで欲しいと話します。

バターも作りたいから、照男だけでは足りない。

無理強いはしない、気持ちを聞きたい、と泰樹。

急に言われてなつは驚き、「天陽とはそんな仲ではない」と答えました。

泰樹は「それなら安心した」と言いますが…。



夕見子が、北大に進学したいと両親に話しました。

自由になってもっと広い世界を知りたいと言う夕見子。

「土地にしばられるのはなつだけでいい。」

そう言われて、とまどう剛男と富士子。

そこに、なつを訪ねて東京からお客さんがやって来ました。

佐々岡信哉です。

なつは牧草地でのんびり絵を描いています。

26話あらすじネタバレ

草原で絵を描いているなつのもとに、信哉がやって来ました。

その姿を見た瞬間、なつは10年前の空襲で信哉に救われたことを思い出します。

「のぶさん」

「なっちゃんにまた会えてよかった」

なつも会いたかったのです。

涙がこぼれます。

信哉はなつたちが引き取られた孤児院に会いに行き、なつが咲太郎に出した手紙を読んで、ここにいることを知ったのでした。

咲太郎は孤児院を逃げ出していました。

行方を捜した信哉は、新宿の芝居小屋に4年前までいたことを知ります。



なつたちが茶の間に戻ると、悠吉や菊介まで集まっていました。

信哉がなつを東京に連れ戻しに来たんじゃないかとみんな心配しています。

信哉は、なつが元気に暮らしていることを自分の目で見たくて来ただけだと告げます。

「なつがこんなにも大事にされているのがわかって良かった。」

信哉は引き取られた孤児院でよくしてもらい、夜学に通って今も新聞配達をしながら東京の夜間大学に通っていることを話します。

やっと余裕ができて、なつたちを探し始めました。

咲太郎がいた芝居小屋は4年前につぶれて、今はどうしているかわからないがこれからも探す、と信哉。

信哉は予定通り始発の連絡船で東京に帰ると言って、函館に向かいました。



なつは二階の部屋で、亡き父が描いた家族の絵と、自分が描いた十勝の風景画をみつめます。

作業部屋では、泰樹がバターチャーンを磨いていました。

富士子が泰樹に聞きます。

なつの兄は、なつに会いたいのだろうかと。

兄の気持ちがどうであれ、なつは兄に会いたがっている。

会わないと先に進めないだろうと泰樹は言います。

富士子はなつの部屋に行きました。

「咲太郎さんを探しに東京へ行こう」

27話あらすじネタバレ

なつと富士子は、咲太郎を探しに東京にやって来ました。

新宿。

信哉と待ち合わせ、咲太郎を知っていたパン屋に案内されます。

レストランのようなパン屋、川村屋。

フロアマネージャーの野上が迎えます。

咲太郎と聞くと、「あんな野郎…」とつぶやきながらマダムに取り次ぎに行きました。

アイスミルクを頼むなつをじっと見る店員の三橋佐知子。

あでやかに装ったマダムの前島光子(こうこ)が出てきて、話します。

咲太郎はこの近くのムーランルージュ新宿座で裏方や下働きをしていた。

役者たちから咲坊と呼ばれて可愛がられ、この店でごちそうになっていた。

近くの角筈屋(つのはずや)書店社長で物知りの茂木もやって来ました。

茂木社長が言うには、昭和22年にムーランルージュが新設された時に、咲太郎はもうそこにいた。

いつかは役者になりたかったんじゃないか。

生き別れになった妹を新宿に呼び寄せたいと言っていたそうです。



咲太郎の行方を知っていそうなムーランの関係者、煙カスミを紹介されます。

茂木に連れられ近くのクラブに行くなつと富士子。

歌い終わったカスミから話を聞きますが、咲坊がどこにいるか心当たりがないと言います。

カスミの付き人、土間レミ子がなつをじっと見ていました。



川村屋に戻り、どこかに安い宿はないかと聞く富士子。

光子は川村屋の従業員アパートを貸すと言います。

空室があるので部屋代はいらないが、食事はここでしてもらいたい。

さっそくカレーライスを注文するなつ。

光子と野上が奥で話しています。

「いいんですか、あんなやつの身内に情けをかけて」

「あの子がここにいれば捕まえられる、絶対に逃がさない」と光子。

つまり、なつは人質?

28話あらすじネタバレ

川村屋のバターカレーを食べるなつと富士子。

柴田牧場のバターの味を自慢します。

川村屋のアパート。

兄の手がかりがなかったら無理せず十勝に帰ろうとなつは言います。

なつが遠慮していると思った富士子。

「土地に縛るのはなつだけにして」と夕見子に言われたことを話します。

縛るつもりはないから、もし何か状況が変わったら母親と思ってくれなくてもいいよ。

いつも自分の味方になってくれるおばさんと思ってくれたらいい、と。

なつが遠慮しすぎないようにとの思いやりでした。

でもなつは、兄に返そうとしてここに連れて来たのかと泣き出します。

「いやだよ、私から母さんを取らないで…」

富士子にしがみつくなつ。

もちろん富士子にそんなつもりはなく、泣きながらなつを抱きしめるのでした。



帯広の雪月。

夕見子が来ていました。

新作のパイナップル入りかき氷を出しながら、店主の雪之助の思い出話が弾みます。

雪之助が若い頃に修業していたのは新宿の川村屋でした。

夕見子は泰樹の大好きな雪月のシュークリームをお土産に持ち帰り、よろこばれます。



川村屋。

クリームパンを食べているなつと富士子は、このクリームは雪月のシュークリームに似ていると言って、泰樹を思い出しています。

そこに信哉がやってきました。

「浅草の芝居小屋に咲太郎らしい人がいるそうだ。」



浅草の芝居小屋、六区館。

楽屋で、咲太郎が島貫を起こしています。

もうすぐ出番なのに、コントの相方がやって来ないのでやる気のない島貫。

お前が出て森繁久弥のモノマネをしてこいと言われて困っている咲太郎。

信哉に連れられて、なつと富士子が六区館にやって来ました。

ダンサーたちが踊っています。

29話あらすじネタバレ

浅草の芝居小屋、六区館。

咲太郎が舞台に現れました。

老けた浮浪児だと歌い、タップダンスを踊り始めます。

じっとみつめながら、信哉と顔を合わせるなつ。

あの足取りはお兄ちゃんに間違いない。

客席からは「もう引っ込め」とヤジが飛びます。

「お兄ちゃん!」ステージに駆け寄るなつ。

咲太郎は驚きます。

「なつか?」

やっと会えて泣いているなつを抱きしめる咲太郎。

観客から拍手です「いいぞ兄ちゃん。」

「バカヤロー、この子は見世物じゃないぞ」

そう言いながら、再会できたよろこびを隠せない咲太郎でした。



浅草の大衆食堂。

なつが幸せに暮らしてきたことを知り、咲太郎は富士子に感謝します。

自分たちもなつがきてくれて幸せだった、でもなつは兄妹のことを忘れたことはない、と富士子。

角筈屋に、妹を新宿に呼び寄せたがっていたことを聞いたと富士子が話すと、咲太郎は驚きます。

さらに、川村屋に宿を借りていると知って表情が変わりました。

「マダムは何か言ってなかったか?」

何かあったのとなつがつっこみますが、何もないととりつくろう咲太郎。

これからどうするか富士子が聞きます。

「なつはどうしたい?」と咲太郎。

なつは、兄に会えたから妹の千遥にも会いたいと言います。

咲太郎によると、なつの居場所を知らせようと千遥に一度手紙を書いたが、叔母さんから返事がきた。

里心がつくといけないから手紙を書いたり会いに来たりしないでくれと。

叔父一家はいつのまにか引っ越してどこにいるかわからない。

「千遥は幸せにくらし、俺たちのことは忘れているかもしれない。」

それでも探したい、となつ。

今は宿無しで全国の劇場をとびまわっていると話す咲太郎を川村屋に誘うと…。

「川村屋には明日必ずお礼に行くとマダムに伝えてくれ。」

30話あらすじネタバレ

楽屋に、コントの松井が戻って来ました。

博打で勝ったという松井に、その金を貸してくれと頼む咲太郎。

松井は、戦利品の時計を7本ほど貸します。

「質屋にもっていけば10万にはなるだろう」



夜になっても咲太郎は川村屋に現れません。

咲太郎が質屋に持ち込んだ時計は盗品で、警察に捕まったのでした。

六区館の楽屋。

咲太郎の女友だちローズマリーは、彼は盗んでいないと言います。

時計が盗まれた夜は朝まで一緒にいたことを警察でも証言した、と。

なぜ質屋に行ったのか、なつはしょんぼり川村屋に戻ります。



書店の茂木社長がムーランの支配人だった藤田正士を連れて待っていました。

藤田がこれまでのいきさつを話します。

ムーランのダンサーだった岸川亜矢美が、闇市で咲太郎を救って母親のように可愛がっていた。

咲太郎にとって母親のいる宝のようなムーランがつぶれた時、必死で買い戻そうとしてイカサマ興行師にだまされた。

イカサマ興行師に持ち逃げされた借金。

その金を作るまでは新宿に帰れない、そう言って姿を消した。

おひとよしの誰かが保証人になっていたはずだ。

マダムの光子が小さく手をあげます。

「それじゃ咲ちゃんが私をだましたわけじゃないのね。」

妹に迷惑がかからないように、お金を返そうとしていたんだろうと光子が言います。

信哉が、なつへの手紙を預かって警察署から戻ってきました。

咲太郎は盗んでいないが、誰にもらった時計なのか、誰かをかばって名前を言わない。

手紙には、会いに来てくれてうれしかった、こんな兄のことは忘れて北海道で幸せにくらしてほしいと書かれていて、最後になつに詫びていました。

涙をこぼすなつ。



そのころ柴田牧場では、泰樹が照男に言います。

「おまえ、なつと結婚しろ」



6週目のあらすじはこちら
なつぞら・あらすじネタバレ6週目(31話〜36話)照男と天陽がなつを巡ってスキーで対決


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まとめ

ドラマ「なつぞら」5週目(25話〜30話)のあらすじをネタバレで紹介しました。

咲太郎となつはどうなるのでしょうか?


1週目から最終週まで更新中!


「なつぞら」キャスト情報