ここでは、朝ドラ「なつぞら」3週目(13話〜18話)のあらすじをネタバレで紹介しています。

2週目では、本当の柴田家の一員として迎えられるようになったなつ。

そして3週目は9年の月日が経ち、なつは18歳になりました。

今回は、ドラマ「なつぞら」3週目(13話〜18話)のあらすじをネタバレで紹介していきます。


1週目から最終週まで更新中!

目次


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「なつぞら」2週目のあらすじネタバレ「なつよ、これが青春だ」

13話あらすじネタバレ

昭和30年初夏(1955年6月)。

なつは18歳で、十勝農業高校の3年生になりました。

柴田牧場には新しい牛舎ができていて、古い牛舎で始まっている牛のお産がなつは気がかりなのでした。

母牛のお腹の様子がいつもと違う気がするのです。



朝の食卓では夕見子と明美となつの会話が弾んでいます。

夕見子の話を聞いてると学校に遅れる、となつが明美に言うと、

「なつの話を聞いていると時代に遅れる」と夕見子が言い返します。

酪農の未来を語ろうとするなつ。

農協に勤務している剛男が、泰樹が何か農協のこととか話したかと探りをいれるのですが。



学校へ行こうとするなつを照男が呼び止めました。

母牛が破水したけれど、逆子らしいのです。

照男が獣医を呼びに行きます。

「獣医さんが来るのを待っていたら子牛が死んでしまう。」

泰樹は母牛だけでも助けなくてはと言います。

でもなつは、「学校で習ったから!」と子牛も助けようとするのです。

少し出ている子牛の足に縄を結び、みんなで引っ張ります。

富士子と悠吉も引っ張ります。

やっと藁の上に子牛が落ちました。

でも、動きません。

息をしていないのです。

しかし、なつはあきらめずに人工呼吸をします。

子牛の鼻から羊水を吸い出し、前足を横にもちあげて胸をひらきます。

何度も繰り返します。

ついに子牛が息を始めました。

牛舎は喜びにつつまれます。

「よくやったな、なつ!」

泰樹も声をあげて喜びます。

子牛は身体を起こし、震えながら踏ん張りました。

「子牛が立った!」

よちよち歩きで母牛に近づき、舐めてもらっています。

バケツの母乳を手ですくって子牛に飲ませるなつでした。



自分の部屋に貼った家族の絵に手を合わせ、なつは子牛の誕生を報告します。

「ありがとうございました」

兄と妹の行方はまだわかりません。

学校に遅刻してしまったなつは、泰樹のすすめで馬を駆って学校に急ぎます。

「夕方の搾乳はいいから、ゆっくり帰って来い」



教室に入り、元気に挨拶するなつに倉田先生は言いました。

「大幅に遅刻したのに反省してないな、何していた?」

なつが聞いてほしそうなのがわかったのでしょうか。

なつは逆子の牛の誕生を助けたことを報告します。

「学校で習ったことにウソはなかったです!」

生徒たちがが大拍手!

先生も誇らしそうです。

人工呼吸で子牛を助けたと語ると、また拍手!

そして、その様子を教室で実演してみせることになりました。

クラスメートのよっちゃん(良子)が子牛役です。

真剣でなごやかな教室でした。

その日の放課後、なつは天陽のジャガイモ畑に寄り道しました。

なつの笑顔が十勝晴れの空によく似合います。

14話あらすじネタバレ

なつは学校帰りに天陽の家に寄ります。

なつは天陽に、子牛が生まれて助けたことを話した後、お互いをスケッチし合います。

そこへ天陽の母・タミがやって来て、陽平みたいにもっと絵を勉強したいのかと聞くのでした。

天陽の兄・陽平は東京の芸術大学に行っています。

一方、なつの兄と妹は、探しましたが未だに行方がわかりません。

なつはもうすっかり柴田家の人間になっていましたが、奥原姓のままでした。

ずっとここに居たいけれど、いつか奥原の人間に戻らなければならない時が来るかもしれない。

心のどこかでそう思っていました。



天陽の父・正治が剛男のすすめで農協から乳牛を借りたことを話してくれました。

この牛が子どもを産んで、メスだったら農協に返すことになっていました。

ただ、山田家にはまだ牛のエサになる牧草の準備ができていません。

そこで、なつは、泰樹に頼んでみると言うのでした。

しばた牧場に戻ったなつは、泰樹に山田家の牛の話をします。

しかし、農協から借りたと聞いた泰樹は「その牛とは関係ない」と、切り捨てたのです。

そればかりか、その牛の面倒をみることは許さんとまで言い切るのです。

驚くなつに、農協とうまくいってないのだと照男が事情を話すのですが…。



一方、音間別(おといべつ)農協では、剛男が組合長の田辺から、泰樹の説得を頼まれていました。

「柴田泰樹さんが賛成にまわらなければ、農協の足並みがそろわないから」と言われ、剛男は引き受けるのでした。



柴田家に戻った剛男。

夕飯になり、泰樹や子供たちがそろいますが、異様な雰囲気が流れます。

女性たちが場を和ませようとしますが、そこに剛男がなつに切り出しました。

「天陽の牛をみてきたんだって?」

なにやら暗雲が立ち込めそうな予感が…。

15話あらすじネタバレ

柴田家の夕食。

剛男が山田家の牛の話をなつに切り出します。

剛男が何か言いたそうだと察した富士子は「言いたいことがあるなら、(泰樹に)堂々と言えばいい」と言います。

話を聞こうとしない泰樹をたしなめるなつ。

剛男は農協への協力を泰樹に要請しますが、牛飼いのことなんてわかってないと泰樹は頑なに拒否をします。

なつはいったい何が問題なのかわかりません。

剛男は団結の大切さを訴えます。

農協が資金調達したから電気も引けた。

すると大樹は「わかった。電気はいらん!」

電柱をひっこ抜くとまで言い出すのでした。

「世の中むだに明るくなりすぎると、大事なことが見えなくなる。」



夕食後、茶の間で富士子と剛男が話していました。

なつを巻きこまないでと富士子は忠告します。

今まで自分の力でやってきて、それを支えに生きてきた父親の気持ちを思う富士子。

しかし、剛男は「なつはもう巻き込まれている、なつの将来にもかかわることだ」と言い、なつに泰樹を説得するように頼むのでした。

困るなつ。



寝る前に夕見子がなつに自分の人生を選ぶ権利がある。

農業高校に行ってるのは泰樹の期待にこたえるためで、剛男の期待にまでこたえなくていい。

なつは自分が好きで農業高校を選んだと言うのでした。



翌朝、登校前になつは泰樹と話しました。

「わしの牛乳を他の牛乳と一緒にされてたまるか」「わしの牛乳は農協には絶対売らん」と、なつの声も届きません。

困ってしまったなつ。

「どうしたらいいのさー!」

自転車こぎながら、なつは北の大地に叫ぶのでした。

16話あらすじネタバレ

授業中、居眠りしている良子を起こそうとするなつ。

農業を継ぐために通っている生徒が多く、女生徒は少ない。

雪月の雪次郎は菓子屋をつぐために農業高校に通っていました。

放課後、なつが家でもめてることを話すと、雪次郎は倉田先生に相談してみたらと提案します。

顧問をしている演劇部の部室に会いに行きます。

剛男と泰樹のどっちの意見が正しいか、なつは先生に聞きます。

先生のアドバイスは、何が正しいか自分で答えを出すしかないとのことでした。

ますます悩むなつ。



天陽の家に寄り、そのことを話すと天陽は言います。

自分がもし牧場主だったらどうするかってことだよ。

自分の考えもよくわからないなつ。



暗くなりかけて柴田牧場に戻ったなつは、子牛の世話を頼まれたことを忘れていて、泰樹にしかられます。

天陽の家に寄っていたとわかると、もう子供じゃないから世間の目も気にしろと注意されてしまいました。

翌日、会わせたい人がいると、雪次郎が日曜に家に来るように誘います。



次の日曜日。

なつは、久しぶりに帯広の雪月をたずねました。

そこに倉田先生もやってきます。

会わせたい人とは倉田先生でした。

「奥原なつ、おまえ演劇やれ!」

いきなり言われて、めんくらうなつ。

なつに演劇に参加してもらいたい、それが泰樹のためにもなると倉田先生は言います。

農協のことを新作のテーマにしたい。

「おじいさんの問題をおまえが表現するんだ。」

それが泰樹たちのためになるのかと、なつは心配します。

そのためには取材してもっと深く知ることが重要。

それをなつに手伝ってもらいたいと言うのです。

なつは悩むのでした。

17話あらすじネタバレ

翌日。

なつは倉田先生と農協に取材に行きます。

剛男と田辺組合長が、何が問題なのか話してくれました。

今までは泰樹のやり方でよかった。

ただ、牛乳メーカーが増えて酪農家の争奪戦が始まり、大きな牧場の待遇を良くしようとしている。

牛乳の価格も問題です。

いい牛乳は脂肪分の割合で決まるが、脂肪検査はメーカー側がやっている。

検査が正しいのかわからない。

農協は、酪農家から牛乳を一手に引き取って自分たちで検査したいのです。

田辺は言います。

組合が中に入ることで、大きな農家も小さな農家も共存できる。

十勝全体を全国の酪農王国にしたいと。

農協の考えは正しいと思うなつ。



剛男と一緒に柴田牧場に帰るとメーカーの人が富士子に心付けを渡そうとしていました。

「おくさま封筒」と呼ばれる現金です。

剛男は拒否しますが、泰樹はもらっておけといいます。

牛が病気の時にも助けてくれたメーカーの人たちを悪者呼ばわりするな。

開拓時代から、きれいごとだけでは家族は守れなかったと。

でも富士子はお金を受け取りませんでした。



なつは柴田牧場で働く悠吉や菊介の考えを聞きます。

交渉事は得意じゃないから農協の仲介で助かる農家もあると、彼らは言います。

この牧場を自分たちの牧場のように思っている。

柴田牧場は泰樹そのものだ。

だから泰樹はそう簡単に考えを曲げないだろう、と。



その夜、夕食にあらわれない泰樹。

こんなことはたぶんはじめてでした。

剛男は自分のせいだと気にしますが、富士子は心配しなくていいと言います。

「しぶといから。」

泰樹がこれで考えを変えるとは思わないと、夕見子も言います。

自分の部屋でまんじゅうを食べる泰樹。

お茶がほしそうです。

18話あらすじネタバレ

なつは富士子に、剛男との結婚のいきさつを聞きました。

泰樹に反対されなかったか気になったのです。

実は、剛男は泰樹が選んだ候補者の一人でした。

家の事情で学校を中退しいつも本を読んでいた剛男を、富士子はこの人しかないと思って選んだのでした。

同郷のよしみで候補に入れたけれど、他の候補の引き立て役だったそうです。



剛男が農協で働くことに泰樹は反対していません。

富士子が9歳の時に母親が病気で亡くなりました。

泰樹が帯広まで医者を呼びに行ったけれど、貧乏だったから来てもらえなかった。

葬式の時に泰樹が言ったことを富士子は覚えていました。

「組合があれば…。組合がなきゃだめだ。」

単身で北海道に渡って来て働き続け、やっと富士子の母に巡りあって。

家に通いつめ畑を手伝って結婚の許しをもらったのでした。

その愛する人をお金がなくて救えなかった悔しさは計り知れない。

父親を思う富士子の話に、なつも涙します。



演劇部の部室。

なつは倉田先生にどんな演劇を作りたいのか尋ねます。

泰樹を批判せず励ますことができて、面白くて感動できる演劇ですか?

「当たり前だ」と先生。

泰樹によりそう方法をみつけたいなつ。

先生は言います。

「演劇は生活者が楽しみながら自分の生活を見つめ直す機会だ」

手伝いたいと言うなつに先生が言います。

「女優になれ」

なつが出演しなければ、泰樹は見に来ないだろう。

いきなり入部宣言までされてしまいました。



柴田農場。

なつは泰樹と仲直りし、演劇をしてもいいか聞きます。

なつのやる気を確認して、泰樹は許可します。

楽しんでもらえる劇にするから見に来てほしい。

練習で早く帰って来れなくなると言いますが。

泰樹は見に行くと約束し、励まします。

「やるなら1番になれ。」

こうしてなつは演劇をはじめることになりました。



4週目のあらすじはこちら
なつぞら・あらすじネタバレ4週目(19話〜24話)なつが演劇に挑戦


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まとめ

ドラマ「なつぞら」3週目(13話〜18話)のあらすじをネタバレで紹介しました。

今週から、いよいよ広瀬すずさん演じるなつが登場します。

9年が経ち夕見子ら柴田家の子供たちも成長し、どんな家族になったのか楽しみですね。


1週目から最終週まで更新中!


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