ここではドラマ「モンテクリスト伯」の6話のネタバレについて紹介しています。

5話では、真海の復讐でついに死者がでました。

入間家への復讐を始めた真海は公平の妻・瑛理奈を利用し、未欄の婚約者を殺害します。

そして、6話では暖を陥れたあの男に復讐をします。

この記事では「モンテクリスト伯」6話のネタバレを紹介します。

まだ見ていない人は内容がわかってしまいますので、ご注意ください。

目次


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ドラマ「モンテクリスト伯」の6話のネタバレ

幸男の過去をさぐる神楽

南条すみれ(山本美月)はモンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)が、「こう思う事にしています。そのの女性はもう死んでしまったんだと」と言った真海の言葉を思い出しながら、娘の南条明日香(鎌田恵怜奈)が描いた真海の絵や家族写真を見つめ、暖から貰った指輪をじっと見つめています。

真海は南条幸男(大倉忠義)を陥れる為の香港の新聞記事をタブレットで見ながら、ヴァンパが新聞にネタを送ったのが幸男だと疑う事を確信するのでした。



その頃、神楽清(新井浩文)は絶対に手に入れたい国有地の前で秘書の牛山直紀(久保田悠来)に「ここに神楽の看板を立てないといけない」と力説するのでした。

その為に牛山に調べさせた幸男の香港時代の話を聞き、ヴァンパという裏組織と幸男が関係していた事を知ります。



幸男は財務大臣夫人の浜岡珠江(山本紅葉)達と会食をしていました。

珠江が幸男のファンだから、神楽のライバル会社のCMに選ばれていたのでした。



その夜、幸男は一人でバーで飲んでいると、

ヴァンパのボスであるダニー・ウォン(葉山ヒロ)達に囲まれ、香港の新聞を見せられる。

それは十数年前に失踪した有名俳優、ショーン・リー(ジョー ナカムラ)家族がヴァンパに殺害されたという新証言が出たという内容でした。

「リークしたのはお前だな」と言われて、幸男は驚きながら「俺がしゃべるわけないだろう」と答えます。

実は幸男は香港で、ショーンの付き人をしていたのですが、ヴァンパからの借金返済に困った幸男はヴァンパを連れて留守のショーンの家に強盗に入ります。

そこへショーン一家が帰宅し、ショーンと妻は撲殺され、娘はヴァンパに捕まってしまいます。

幸男は、家に届いた「人殺し」と書かれたファックスがヴァンパから届いた物ではないと分かり、自分とヴァンパ以外にこれを知っている人間がいることに気がつきます。

その時ヴァンパに捕まったショーンの娘こそ愛梨でした。



ダニーから神楽の秘書の牛山が自分の事を調べている事を聞いた幸男は神楽を訪ねます。

幸男は「これ以上首をつっこむな」と神楽に警告しますが、神楽は幸男が事件に関与していることを確信します。

神楽は真海の別荘を訪れ、以前真海から聞いた幸男の件をさらに聞き出そうとします。

真海は、当時の香港警察の資料を集めた事を神楽に教えます。

「その資料を私共にお貸し願いませんか?」と頼む神楽に真海は「友人を売るような真似はできません」と断るのでした。


真海の罠にはまる寺角


捜査資料を手に入れたい神楽は、昔からの知り合い、寺角類(渋川清彦)にお金を渡し、真海の家に押し入って、幸男のファイルの写真を撮ってきて欲しい、と頼みます。

それを真海と愛梨は盗聴器で聞いているのでした。



寺角は偵察の為に真海の別荘を見に行くと、ちょうど安堂完治(葉山奨之)が出てくる所でした。

実は完治は刑務所に収監されていた時があり、寺角とはその時会っていたのでした。

完治は、神楽留美(稲森いずみ)との逢引の写真を寺角に撮られ、一緒に真海の家に盗みに入ろう、と誘われますが完治は断ります。



入間公平(高橋克典)の家では、娘の入間未蘭(岸井ゆきの)の婚約者、外務省職員の出口文矢(尾上寛之)が急死した事により、入間貞吉(伊武雅刀)の遺産相続についての変更が行われていました。

怪しく微笑む入間瑛理奈(山口紗弥加)を貞吉はじっと見つめるのでした。

その後、瑛理奈が未蘭の為に守尾信一朗(高杉真宙)に魚を届けて貰うように頼んでいました。

信一朗を家に上げる瑛理奈と未蘭ですが、公平はかつて暖が勤めていた会社の息子だと気付き、帰って貰うのでした。

「もう彼には会うな」「彼はお前を受け入れない」と公平は未蘭に言います。



納得できない未蘭は、市場に信一朗を探しに行き、店長から信一朗の過去を聞き出します。

そこで15年前、信一朗の父の守尾漁業が公平の捜査によって業績を落とし、父の死と会社の廃業に追い込まれた事を知るのでした。

信一朗に申し訳ない気持ちになった未蘭は、堤防で釣りをしている信一朗の所まで行きますが、離れた所で止まり、信一朗に対して頭を下げて帰るのでした。



瑛理奈が未蘭の母と出口を殺した毒の入った瓶を見つめていると息子から、「何してるの?」と聞かれ「これからどうやってお料理しようかしら?と考えるのが一番幸せなのよ」と答えるのでした。

その様子を車椅子に乗った貞吉がじっと見つめています。



毎日別荘の前にいる寺角に気づいた真海の秘書の土屋慈(三浦誠己)は、真海から「私の客だ、丁重に知らない振りをしておいてくれ」と言われます。

「何者ですか?」と尋ねる土屋に「人殺しかな」と真海は答えるのでした。



真海の母・柴門恵(風吹ジュン)を孤独死に追い詰めたのは寺角と神楽の仕業だったのでした。

恵の墓参りをしたすみれに愛梨は自分の両親も既に亡くなっている事を告げ、「もうすぐで父と母に良い報告ができそうなので楽しみです」とさらに言うのでした。

完治は金を借りていた闇金業者から、このまま返済を怠ると内臓を売って金を返す事になると脅され、寺角の誘いに乗る事にします。



真海は留美を呼び出し、完治が昔刑務所に入っていた事を話し、そんな人物を紹介してしまって申し訳ないと謝るのでした。

さらに、洋服の仕事については昔から好きだったこと、産まれたばかりの状態で真海の別荘近くの公衆電話で拾われた赤ちゃんだった、と伝えます。

その言葉に留美と土屋は驚きます。

留美は震えながら「それは、いつ?」と真海に聞きます。

真海は「土屋、あれはいつのことだったかな。」「お前が調べてくれたんだろう?」と土屋に答えさせます。

完治が自分が産んだ子だと気づいた留美は、公平が赤ちゃんを埋めたマリア像を見つめながら留美は大粒の涙を流し、嬉しそうに微笑みながら真海を振り返り、「彼はただ、一生懸命生きてきただけだと思います。」と言うのでした。

留美が絶望すると思っていた真海はその様子を見て非常に驚き、その後ろでは土屋が涙を堪えるように唇を噛み締めるのでした。

真海は平静を装いつつ、完治が寺角と一緒に悪い事をしようとしていると伝えます。


一つ目の復讐が成し遂げられる


その夜、真海の別荘に忍び込んだ寺角と完治だったが、二人の後を付けていた留美が完治の前に現れ「あなたの夢は本物なんだよね?」「私が守ってあげる、だから一緒に帰ろう」と言い、完治を外に連れ出そうとします。
留美は寺角から暖炉の火かき棒で後ろから殴られ、さらに何度も頭を床に打ち付けられます。

寺角から襲われながらも、何度も立ち上がり、自分を外に連れ出そうとする留美に混乱した完治は「なんで?と聞きます。

「あなたの事が大好きだから」という留美を寺角は「ぶっ殺してやるよ」と言い、上から覆いかぶさり首を締めていきます。

完治は混乱しながら寺角を留美から引き離し、格闘している時に火かき棒で寺角の体を刺してしまいます。

完治は留美に、「後はなんとかするから帰って」と混乱しながらと言いますが、留美は頭から血を流しながらも冷静に、「こういう時は埋めるのよ」と完治に指示をします。

その様子を全て真海は階段の上から冷めた目で見ているのでした。



留美と完治が寺角を埋めている時に一台の車が来てしまい、二人は寺角を埋める途中で逃げていきます。

来たのは真海でした。

まだ息があり土の中から苦しんでいる寺角に真海はゆっくりと近づき、土から出ていた寺角の顔に懐中電灯の光を当てながら「まさかの結末だ。本当に母親の愛情というは軽く私の想像を超える」と言います。

「たすけて」と言う寺角に向かって真海は本当の事を話し始めます。

神楽と幸男の裏切りを知りながら自分を見捨てた事、神楽と寺角が母の恵を死に追いやった事、そして、


「俺は柴門暖だ」


と言い懐中電灯の光を消して立ち上がります。

苦しみながらも混乱した様子で目を開けて声の主を見ようとする寺角に真海は足で土をかけるのでした。

真海はゆっくりと天を仰ぎ、


「これでまず一人」


と呟くのでした。



事務所で寺角を待っていた神楽の元に留美がサンドウイッチを持って来ます。

事務所に来たのが寺角ではなく留美だったことと、留美の顔が青あざだらけな事に神楽は驚きます。

何かが吹っ切れたように明るい留美に「お金を頂戴」と言われ「ふざけるなよ」と怒って近づいてくる神楽ですが、「賄賂の事ばらすわよ」と留美に言われて怯みます。

「久しぶりだね、私の顔ちゃんと見てくれたの」と留美は楽しそうに笑うのでした。



その頃、幸男の家では朝食の準備をしていましたが、チャイムが鳴り、出たすみれの悲鳴が聞こえ幸男は驚きます。

ヴァンパの男たちにすみれは囲まれてソファーに座らされ、不安そうに幸男を見るのでした。



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まとめ

ドラマ「モンテクリスト伯」の6話のネタバレについて紹介しました。

ついに真海が陥れた張本人の一人・寺角に復讐を果たしました。

あまりにも恐ろしい結末にかなりの衝撃を受けました。

留美が真海の予想より違った行動を楽しんでいるところも恐ろしいですよね。

次は、幸男に魔の手が及びます。

暖のことを忘れていないすみれを真海はこのまま見捨てるのでしょうか。