ここでは、ドラマ「いだてん-東京オリムピック噺-」2話のあらすじをネタバレで紹介しています。

1話では、柔道の創始者・嘉納治五郎がストックホルムオリンピックに参加するため、選手を集います。

そして、そこで選ばれたのが金栗四三でした。

2話では金栗四三の少年時代が描かれています。

ここでは「いだてん-東京オリムピック噺-」2話のあらすじをネタバレで紹介します。

目次


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いだてん-東京オリムピック噺-2話ネタバレ

羽田の競技場で開催された国内初のオリンピック予選会。

激走する選手をゴールテープ前でストップウォッチを持った嘉納治五郎(役所広司)が興奮して立っていました。

ゴールした選手に世界記録と話し三島弥彦(生田斗真)が名前を聞き、金栗四三(中村勘九郎)と答え力尽き倒れそうになるのを治五郎が受け止め抱き締めるのでした。



世界記録を出した金栗四三は、最後の内戦となった西南戦争の激戦地となった田原坂の近くにある、熊本県玉名郡春冨村に明治24年8月20日に生まれ。

父親の信彦(田口トモロヲ)が43歳だったので四三と名付けられました。

この1年前の明治23年6月5日、東京の神田に将来、古今亭志ん生(ビートたけし)となる美濃部孝蔵(森山未來)が生まれ、名前の由来は「親孝行して蔵を建ててくれ」でした。

金栗家の子どもは長男の実次を筆頭に四男三女の7人の子宝だったが、父親の信彦は病弱で寝たきり状態、6代も続いた酒造業を終わらせてしまい貧しい生活でした。

幼い頃の四三は体が小さく病弱で、祖母のスマ(大方斐紗子)が信彦が家業を潰したと嫌味のように言います。

医師の春野は信彦を気づかい「重曹水を飲めば良い、嘉納治五郎も子どもの時は体が弱く重曹水を飲んでいた」と話しました。



明治24年、治五郎は熊本にいて第五高等中学校の校長に就任していた。

四三が5歳に成長したある日、スマが熊本で治五郎の柔道が見られるので抱っこしてもらえば丈夫になると迷信を言います。

実次は暇がなく連れていけないと呆れる中、隣の部屋で話を聞いていた信彦が連れて行き抱っこしてもらうと話し、春冨村から治五郎のいる熊本まで10里(約40㎞)の旅へ。

途中で休憩した田原坂で信彦は、西南戦争時に政府軍が金栗家に押し入り家宝の刀を取られそうになったが必死に守り、四三も国のために戦わないといけないと話しました。

信彦と四三が治五郎のいる道場に着いた時には多くの人々がいて前に進めず、信彦は疲れ座り込んでしました。

四三は治五郎を見ようと右往左往、近くにいた夏目漱石に似た口ひげの青年に抱えられ柔道をしている治五郎が見えたものの後ろ姿だけで終わってしまい、そのまま帰る事になりました。



四三たちが無事に戻った事を笑顔で迎える家族たち。

スマから治五郎に会えたのかと聞かれ、信彦が即座にそのために行き抱っこしてもらったと話します。

四三は初めて父親の嘘を聞き、喜ぶ家族に何も言えなくなりますが、四三の様子から実次は信彦の嘘と察しました。



四三は尋常小学校に入学しても体が小さく、一緒に登校する兄たちについて行く事ができずにいます。

そんな四三が自宅に引き返して来るのを長男の実次は捕まえ、勉強部屋と呼ばれる場所に閉じ込めます。

兄たちについて学校に行かないならばここで勉強しろと強く言われ、四三は学校に行く事を約束し泣きながら歩いて行きました。



四三は速く走るにはどうしたらいいのか考える中、実次の妻の出産する時に見た呼吸法を帳面に書いては走りに合わせ、スースーハーハーとすると走る時に苦しくない事を大発見。

明治34年高等小学校へ3里(12㎞)を走る、韋駄天・四三の始まりでした。

四三は信彦が吐血したため、春野医師を呼びに病院へ行き娘のスヤ(綾瀬はるか)と出会います。

春野に父の事を告げ急ぎ帰ろうとする四三に、提灯を渡そうとスヤがついて来たものの転倒してしまい、四三がスヤを背負い走って帰宅します。

しかし戻ったときには既に信彦は亡くなっていました。

そして「四三は父ちゃんの分まで走れ」と言い残してたのでした。



明治38年四三は中学校へ進学した四三。

寄宿舎生活で週に1度5里の往復(20㎞)を走り実家に帰っていたとある日、家族に卒業したら海軍仕官学校を受けるように言われます。

家族が授業料が掛からない上に国のために働く事は父親の信彦の願いと四三に話す姿を、実次だけは複雑な思いになったが、やってみろと応えました。

四三は教師の五条から聞いた体質改善の冷水浴を朝から実行、最初は風邪を引いたが続け身体検査を受けました。



四三が石橋の端から川を覗いていると、スヤが音のズレた歌を歌いながら通り掛かります。

試験の結果を聞くと視力検査で不合格になったと落ち込む四三に「体が丈夫ならそれで良い」と励まし「丈夫な体を国のためか、自分のために使うかは、四三の自由」と伝え、四三も考えを変え「俺の自由」と笑顔が戻り、スヤと歌を歌いながら帰って行きました。



東京の孝蔵(森山未來)は吉原で遊んでいましたが店の男から勘定を求められ、遊女の小梅(橋本愛)を利用して逃げます。

走り逃げ込んだ寄席で、落語家の橘家円喬(松尾スズキ)の付け馬を聞き圧倒されます。

そして、弟子になる決意をしました。



四三は友人の美川秀信から、東京高等師範学校を受けろと入学案内書を見せられます。

その案内書に校長の名前に嘉納治五郎と書かれている事に気付き、幼き日に見た、柔道をしていた治五郎の背中を思い出したのでした。



3話のあらすじはこちら
いだてん3話あらすじネタバレ!四三がマラソンに出会う!


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まとめ

ドラマ「いだてん-東京オリムピック噺-」2話のあらすじをネタバレで紹介しました。

2話は金栗四三の少年時代についてでしたが、身体が弱かったことがきっかけで走り方を考えついたというのが驚きでした。

逆境を力に変えられる人というのは強いですよね。

また嘉納治五郎とのつながりも少年時代からあったので、1話でゴールした瞬間は四三にとっても感動だったのではないでしょうか。

3話では、四三がマラソンとの出会いを果たします。

どんな出会いなのでしょうか?



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