ここでは、下町ロケット2(ヤタガラス編)の伊丹大の最後について紹介しています。

2018年10月14日から下町ロケットの第2期-ゴースト編が始まり、ギアゴースト(トランスミッションメーカー)がケーマシナリー(大手トランスミッションメーカー)に特許侵害で訴えられ、佃製作所の人たちや佃製作所の顧問弁護士である神谷修一(恵俊彰)が協力して、ギアゴーストは無事に訴訟に勝つことが出来ました。

ゴースト編では、このギアゴーストの訴訟問題を中心に完結の第5話までストーリーが進んでいきました。

2018年11月18日(第6話)からヤタガラス編がスタートし、ギアゴーストの社長である伊丹大(尾上菊之助)のまさかの裏切りで、質のいいトランスミッションメーカーと組み、より良い商品を利用者に提供するという佃航平(阿部寛)の目標が、いきなり頓挫(とんざ)してしまいました。

今回はギアゴーストの社長である伊丹大の最後を原作のネタバレも含め、予想していきたいと思います。


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下町ロケット・正月特番ネタバレ!ダーウィンとの対決の結末は?

目次


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ヤタガラス編・伊丹大の最後を予想

伊丹はかつて帝国重工の社員として働いており、その時は事業企画を担当していましたが、自分の企画が上司に却下され、あげくに帝国重工の墓場と言われる総務部に移動を命じられて、不遇の扱いを受けて退社しています。

帝国重工の的場俊一(神田正輝)に契約を打ち切られ、父から受け継いだ会社が倒産してしまった現ダイダロス(小型エンジンメーカー)の社長である重田登志行(古舘伊知郎)の声掛けで、帝国重工時代の復讐心に火が付いた伊丹は暴走していくことになります。

第7話では、中小企業連合とも呼べる「ダーウィン・プロジェクト」の存在が明らかになりました。



※ここからネタバレ注意



ダーウィン・プロジェクトは、ダイダロスの重田社長の呼びかけで集まったキーシン、北堀企画、ヤマタニ製作所、ギアゴーストからなる中小企業連合で、大手企業の帝国重工を打倒することを目標に掲げています。

財前道生(吉川晃司)が企画したヤタガラス計画を引き継いだ的場俊一の肝いりで、帝国重工が社内生産した自動運転トラクター「アルファ1」の強力なライバルとなっていく自動運転トラクター「ダーウィン」。

展覧イベントでの実演で、ダーウィンはアルファ1以上の性能を見せつけ、帝国重工は面目丸つぶれとなり、帝国重工の藤間秀樹(杉良太郎)社長が「的場の独断で行ったエンジンとトランスミッションの内製化にある」と指摘し、外注に戻すことにします。

これにより的場俊一の権威も徐々に失墜していきます。

ダーウィン、アルファ1ともに実用段階までこぎつけた時点で、トランスミッションが原因でエンストを起こしてしまいます。

しかし、重田たちはトランスミッションの不具合に気づかないまま、原因不明の状態で市販化します。

先に市販化したダーウィンは売れに売れ、少し遅れて市販化したアルファ1は今ひとつな売れ行きに。

これに業を煮やした的場俊一はダーウィンに協力する下請け企業を「ダーウィンに協力すれば取引を打ち切る」と脅し始めます。

このことで、ダーウィンの生産はストップしてしまい、下請け企業と団結して重田社長は法的手段に訴えます。

これで勝負アリ。

法律違反で世間からバッシングを浴び、的場俊一は辞職することになります。

重田社長と伊丹大の完全勝利で終わります。

ドラマ内でも原作に近い形で的場俊一を失脚させ、見事に復讐をやってのけるということになるのではないかと予想します。


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原作のネタバレ


※ここから原作のネタバレです。



伊丹の最後はやはり天罰(?)がくだります。

原作ではダーウィンにも問題があります。

未解決のトランスミッションの件でエンストが相次ぎ、ダーウィンはリコールされる可能性が浮上。

リコールを逃れるために必死になって原因を探るとトランスミッションが原因であることにたどり着き、市販化の前に新型トランスミッションの特許を申請していた佃製作所を訪れた伊丹は特許の使用許可を懇願します。

しかし、何度も頭を下げますが航平は頑として取り合わず、ダーウィンは製造中止に追い込まれることになります。



製造中止の説明会を開いているところに航平が現れて、マイクの前で「私たちの仕事は日本の農業を救うこと。帝国重工製かダイダロス製かなんて関係ない!困っている農家を助けるために出来ることをするべきだ!」と演説し、拍手を浴びます。

特許の使用許可を重田社長と伊丹に出し、ダーウィンは窮地を脱することに成功します。

後日談として、伊丹は農業イベントで島津祐と再開し、過去のことを謝ります。

過去に航平に言われた「日本の農業のために一緒に頑張ろう」と言われたことを思い出して涙ぐみます。

航平がギアゴーストの創業時に誓った「最高のトランスミッションを作る」ということを思い出させたのでした。

伊丹は空を見上げて「下町の心意気か・・・」とつぶやきます。



原作では、このような最後になりますが、ドラマでは話数の関係上どのようにまとめてくるかは分かりません。

おそらく伊丹が佃製作所を訪れて頭を下げるシーンと後日談は入れてくるのではないでしょうか。


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まとめ

ドラマ「下町ロケット2」伊丹大の最後について予想と原作ネタバレを紹介しました。

個人的にですが、的場俊一の失脚は、日産の元会長カルロス・ゴーン氏の逮捕が思い浮かんでしまいました。

あと残り3話で、原作をどれぐらい忠実に描くのか、ドラマオリジナルのストーリーが展開されるのか気になるところです。


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