ここではドラマ「家族の旅路」最終回のネタバレを紹介しています。

7話では真犯人の証拠がついに見つかります。

しかし、再審請求をしない柳瀬の死刑執行がついに決まってしまいます。

祐介は死刑を止めるために柳瀬が書いたあかね宛の手紙を持ち、実の母親を説得しに行くのですが…。

ここでは最終回のネタバレを紹介しますので、内容を知りたくない人はご注意ください。


目次


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ドラマ「家族の旅路」最終回のネタバレ


柳瀬の手紙の内容とあかねの秘密

祐介(滝沢秀明)はあかね(横山めぐみ)に柳瀬が書いたあかね宛の手紙を読み始めます。

そこには、あかねへの感謝の内容が書かれていました。

無実の罪で死刑になるかもしれない中、あかねへの恨みなどを書かずに病気の心配までしてくれる柳瀬に動かされたのか、あかねは秘密を話し始めます。

阿佐ヶ谷の事件から3ヶ月後、あかねは部屋に血痕の付いた包丁と衣類があるのを見つけます。

不審に思ったあかねは河村真二(小林タカ鹿)に問いただします。

すると、河村はあかねの家族を殺して遺産を手に入れようと思って侵入したが、おじいさんを殺したところで違う家族だと気付いたと話したのでした。

あかねはそのことを知っていながら警察に通報しなかったのは、柳瀬が何か考えがあって犯人として捕まっているのだと考えたからでした。

そして、河村が子供を殺したと言っていたのに祐介が生き残ったことを知り、光男と入れ替えたのだと気づきます。

さらに驚くべきことに、チンピラと喧嘩をして殺されたと思っていた河村を殺害したのがあかねだった、ということです。

あかねは喧嘩をして倒れている河村を公園で見かけたのですが、このまま死んでくれたらと思い始め、近くにあった石で殺してしまったのでした。

そして、お墓を建て、事件の証拠とともに遠くに追いやり見ないようにしてきたと話します。

そのことをこれまで誰にも言わなかったのは、娘の礼菜(谷村美月)が人殺しの子供として世間に言われるのだけは耐えられなかったからだと告白します。

あかねは祐介と礼菜に謝ります。

そして、祐介に礼菜のことを頼みます。

祐介は「兄として守る」と約束をするのでした。


柳瀬の死刑執行を止めるため、ある秘策を

あかねの証言を聞いた祐介は、検事に死刑の取りやめを要請しますが、相手にしてもらえません。

すると、澤田は掟破りの賭けに出てみるように祐介に言います。

それは、なんとマスコミに公表することでした。

記者会見を開いた澤田と祐介は、記者たちから厳しい質問をされます。

しかし、すべては柳瀬を救うため。

祐介は、法規違反をしてでも無実の人を殺させないためだと説明し、誠心誠意でお願いをするのでした。



死刑執行の知らせを受けた5日目。

遅くとも5日目までに執行されるという決まりの中、新聞各紙に柳瀬のことが掲載しますが何も動きがありません。

諦めかけ涙を流す祐介を澤田が叱咤激励します。

すると、そこに電話がかかってきます。

電話は拘置所からでした。



祐介と澤田が拘置所の面会場所へ行くと、柳瀬が現れます。

刑の執行が中止になったのでした。

これまでのことを聞かされた柳瀬は、それでも死にたかったと話します。

すると祐介は「お父さんが生きるべき道」は、生きて償うべきだと説得します。

柳瀬はすべてを受け止め、隠していた秘密を話します。

警察は柳瀬の証言を元に寺の片隅に埋められていた本当の祐介の遺体を見つけたのでした。

あかねのもとを訪れる祐介は「産んでくれてありがとう」と話すのでした。


すべてが終わって…


裁判所が再審開始を決定し、無事に無実になった柳瀬。

そして、拘置所から出た柳瀬を待っていたのは、祐介と澤田でした。

祐介に握手を求められた柳瀬は手を握りしめ、そして抱きしめます。

事件の日以来、ついに親子が抱き合う日が来たのでした。



柳瀬は浅利家に行き、大富さんの仏壇に手を合わせます。

そして、浅利夫婦に謝罪をします。

そんな柳瀬を浅利夫婦は一緒の家族だと言うのでした。

祐介の部屋で一緒に寝る柳瀬。

祐介は「お父さん、生きていてくれてありがとう。僕を愛してくれてありがとう」と伝えるのでした。



光男と光三は、2人が暮らしていた甲府のひなた荘を訪れます。

そして、そこから見える富士山を眺めるのでした…。



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まとめ


ドラマ「家族の旅路」最終回のネタバレを紹介しました。

ついにすべてが明らかになり柳瀬が無事出所することができましたね。

結末は原作と一緒でしたが、原作では死刑中止のことから出所後のことまで、より細かく描かれていました。

死刑執行が中止できたのは看守たちの働きかけがあったことや、柳瀬があかねのもとを訪れること、礼菜が浅利家に養子として迎え入れることなど…。

ドラマではかなり割愛した部分が分かるので、ドラマの結末が物足りなかった人は原作を読むことをおすすめします。


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