「あなたの番です」のドラマ内で、主人公の手塚翔太(田中圭)がよく言う「ブル」という言葉ですが、この「ブル」とはどういった意味があるのでしょうか。

この記事では、「あなたの番です」のドラマ内での「ブル」の意味と、この「ブル」とはどういったところから来ているのかをご紹介したいと思います。

目次


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「ブル」の意味はダーツ用語で「命中」

まず最初に「ブル」とは何かについて説明しておきたいと思います。

「ブル」とは、「ブルズアイ」を略した言葉で、射撃やダーツなどの的にある一番中心にある円のこと、あるいは的の中心にある円に命中させることを言います。

「ブルズアイ」は、一般的に「雄牛の目」を意味する言葉。

その他にも英語圏では台風の目のことを「ブルズアイ」と呼ぶらしいです。

ハリウッド映画の「デアデビル」を観たことのある人は分かると思いますが、主人公のデアデビルの敵役で、コリン・ファレルが演じた銃を使わずに自分が投げた物でターゲットを仕留める百発百中の殺し屋が「ブルズアイ」という名前でした。

ちなみに映画内の翻訳では、「ブルズアイ=大当たり」と訳されていました。

つまり「ブル」は、的の真ん中に命中した「大当たり」という意味になります。


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翔太が使う「ブル」の意味は?

「あなたの番です」のドラマ内で翔太が「ブル」と言った場面は、第2話で301号室に住む尾野幹葉(奈緒)と管理人の床島比呂志(竹中直人)が恋愛関係でなんらかのトラブルがあって殺したと予想し、菜奈(原田知世)に対して「ブルだよ!ブル!」といったシーン。

第7話では、翔太を待ち伏せしていた尾野に対して素っ気ない態度を取った翔太に、尾野は「こんな風に捨てられた時の私、怖いから」と恐怖の一言。

その後、家に帰った翔太は、「ブルだった!痴情がもつれちゃうタイプだった!」と菜奈に報告しました。

第8話では、202号室に住む黒島沙和(西野七瀬)、402号室に住む榎本早苗(木村多江)と菜奈の前で、第7話で201号室に住む浮田啓輔(田中要次)が殺され、その浮田殺しの犯人を予想する際に「これほぼブルです」と発言。

第9話では、どの部屋も同じ間取りのはずなのに402号室の榎本夫妻の部屋は、翔太たちが寝室に使っている部屋が壁で隠されていることに気がついた翔太が、「うわっ、これブルだな。」と言うシーン。

第16話では、黒島のストーカーで、連続殺人の犯人と疑われる内山達生(大内田悠平)の存在に翔太が気がつき、内山のところにのり込む前に、刑事の水城洋司(皆川猿時)へ連絡を入れた際、「今からブルな男のところに行くので」と報告するシーン。



上記のような場面で翔太は「ブル」という言葉を使っています。

この傾向を見ると、翔太が推理をした際、「これが真相(正解)だ!」と確信した時や「怪しい」と感じた時に使う言葉のようです。

第16話で死んだ内山も「ブルで~す」と死ぬ直前に言っているので、「ブル=正解」という意味が正しい気がします。

これまでのあらすじが気になる人は「あなたの番です各話あらすじネタバレ!ラストの結末は?黒幕は誰?」でまとめて紹介しています。


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「あなたの番です」ブルの意味についてまとめ

今回は、「あなたの番です」の主人公・翔太がよく言う「ブル」という言葉の意味についてご紹介しました。

「あなたの番です」を視聴している方たちの間でも「ブル」という言葉がプチ流行しているみたいで、自分の考察が当たった際や「こうじゃないかな」と予想する際に「ブルだった」、「ブルだと思う」という声が上がっています。

この先の「あなたの番です」のストーリーで、翔太が見事に「ブル」することに期待ですね。


ちなみにオープニングで赤丸がついている人物がいるのですが、これについての意味は分かりますか?

気になる人は「あなたの番です・オープニングの赤い丸印の意味とは?」で紹介しています。