ここでは、連続テレビ小説「なつぞら」のドラマ内に登場する漫画制作会社「マコプロダクション」の実在のモデルについてご紹介します。

連続テレビ小説「なつぞら」の第19週で、無事結婚した奥原なつ(広瀬すず)と坂場一久(中川大志)。

第19週目では、坂場がアニメーションに対する思いをなつに打ち明け、将来またアニメーションに関わる仕事をすることを感じさせました。

後になつと坂場も参加することになる大沢麻子(貫地谷しほり)が設立する漫画制作会社「マコプロダクション」。

「マコプロダクション」は21週目から登場することになります。

今回の記事では、この「マコプロダクション」の実在のモデルについてご紹介していきます。

目次


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漫画制作会社「マコプロダクション」って実在のモデルはあるの?

なつにとって厳しい先輩でもあった麻子ですが、結婚して「東洋動画」での仕事を辞め、イタリアに行くということを「東洋動画」のメンバーに報告。

その後、イタリアに旅立っていた麻子は、日本に帰国してテレビ漫画の制作会社「マコプロダクション」を設立します(21週目)。

「マコプロダクション」には、三村茜(渡辺麻友)と結婚した下山克己(川島明)も既に入ることになっており、坂場にも声がかかります。

その頃なつが妊娠しており、坂場が外に出て働くことになると、なつが外に出て働けなくなることを懸念して迷う坂場でしたが、1年後に「マコプロダクション」で働くことを決めます。

ここまでが、坂場が「マコプロダクション」で働くことになるきっかけですが、この「マコプロダクション」にあたる実在のモデルは存在するのでしょうか。

大沢麻子の実在のモデルだと思われる中村和子さんは、史実ではプロダクションを設立していません。

結婚後にアニメーターを引退した中村和子さんは、漫画界の巨匠・手塚治虫さんに誘われ、手塚治虫さんが創設した「虫プロダクション」で、アニメーターに復帰。

ということは、「マコプロダクション」は手塚治虫さんが創設した「虫プロダクション」が実在のモデルとも考えられます。

「なつぞら」のドラマ内で、麻子が「マコプロダクション」をどういう風に展開し、なつと坂場がどんな形で絡んでいくのか気になります。


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「マコプロダクション」は「Aプロダクション(シンエイ動画)」?

麻子の視点で見るとアニメーター復帰後に参加した「虫プロダクション」が「マコプロダクション」に近い存在だと思われます。

しかし、主人公のなつに近い人物である坂場一久の実在のモデルと思われる高畑勲さんの視点で見ると、「Aプロダクション(現:シンエイ動画)」が実在のモデルになっている可能性が高いです。

高畑勲さんは、初の長編アニメ監督作品「太陽の王子ホルスの大冒険」の興行の不振から演出助手に降格し、その後「Aプロダクション」へ移籍。

この時に神地航也(染谷将太)の実在のモデルと思われる宮崎駿さんや下山の実在のモデルと思われる大塚康生さん、なつの実在のモデルと思われる奥山玲子さんの夫・小田部洋一さんらとともに移籍しました。

「なつぞら」のストーリーで「マコプロダクション」に移籍したメンバーを考えると、「マコプロダクション」の実在のモデルは「Aプロダクション」の方が近いように感じます。

「なつぞら」のストーリーが進むことで、「マコプロダクション」の実在のモデルもはっきりしていくと思います。


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まとめ

今回は、連続テレビ小説「なつぞら」のドラマ内に登場する漫画制作会社「マコプロダクション」の実在のモデルについてご紹介しました。

「マコプロダクション」で働くことを選択する坂場ですが、なつとの結婚生活はどうなっていくのでしょうか。

この先の「なつぞら」のストーリーが気になります。

その他のなつぞらに登場する実在モデルは「なつぞらの実在モデルは?人物やお店などをまとめて紹介」でチェックしてみてください。