ここでは、朝ドラ「なつぞら」21週目(121話〜126話)のあらすじをネタバレで紹介しています。

茜の出産に続いて、なつも妊娠していることが分かります。

そして今週いよいよ出産が。

そんな中、麻子が日本に帰ってきます。

今回は、ドラマ「なつぞら」21週目(121話〜126話)のあらすじをネタバレで紹介していきます。

目次


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「なつぞら」21週目のあらすじネタバレ「なつよ、新しい命を迎えよ」

121話あらすじネタバレ

なつは、その日のうちに咲太郎を訪ねます。

出産後の働き方が決まるまで、妊娠を知らせるのを待っていたのです。

「風車」プロダクションでは、皆出払っていて光子が留守番していました。

報告を聞いた光子が喜んでいると、咲太郎や蘭子たちが戻って来ます。

「関東プロダクション」制作の新しいテレビ漫画「バケモノくん」に4人の声優の仕事が決まったのです。

テレビ漫画の制作会社も増えてきました。

なつに子供が出来たことを聞き、咲太郎が喜びます。

蘭子とレミ子、松井や島貫も祝福します。



北海道には電話で知らせました。

「母さんに会いたい。少し怖いんだけど、私も母さんになるの」

なつの言葉に、喜ぶ富士子。

作業場の泰樹たちに知らせに走ります。

みんな喜び、泰樹はしずかに涙ぐみました。



その晩、なつは出産後も仕事を続けられるようになった詳しい経緯を一久に報告します。

そして、作画作監を頼まれたことを話しました。

「大変だろうが、二人ででなんとか乗り切ろう」と、励ます一久。



数か月後、お腹が大きくなったなつが仕事をしています。

荒井たちも気づかってくれています。

休憩所で会った下山が、何か考えてることがあると言って、麻子が戻ってきていることを知らせます。

日本に帰り、アニメーションの世界に戻ったらしいのです。



帰宅して麻子の話をしていると、ちょうど麻子が訪ねてきました。

麻子は一久の料理を誉め、キツい冗談を言って懐かしがられます。

一久が責任を取って仕事を辞めることになった漫画映画「神をつかんだ少年クリフ」を麻子は観ていました。

「あの映画に感動して、またアニメをやりたいと思ったの」

そして、一久を誘いに来たのです。

「またアニメーションを作る気はない?」

122話あらすじネタバレ

麻子は、小さなアニメーションの制作会社を作りました。

子供が授からなかったので、夫婦で相談してそれぞれ好きなことを自由にすることにしたのです。

会社の名前は「マコプロダクション」。

テレビ漫画を企画していて、一久を誘いに来たのでした。

下山も参加することになっています。

なつは喜びますが、一久は即答しません。

子供が生まれてからのことを考えています。

麻子はなつを真っ先に誘いたかったのでしたが、なつが会社を辞めるわけにはいかない事情を知っているようです。

「女性アニメーターが母親になっても安心して働ける場にしたいの。」

そう言って、なつにもいつか来てほしい気持ちを伝えます。

一久には「物わかりが良くなった」とからかい、「良く考えて決めてほしい」と、麻子。

なつは、子供が生まれたら預けて働けないか茜に相談しに行きます。

「0歳児を預ける所はほんとうに見つからない。せめて一歳にならないと」と、茜は答えます。

一久の夢を諦めて欲しくないなつですが、茜は「諦めているわけじゃないと思う」と言います。

実は、一久は茜のところに育児を教わりに来ていたのです。

ミルクの作り方やおむつの縫い方まで覚える姿は、茜には楽しそうに見えました。

「子供を待ちわびているのよ。」

一久は、吉祥寺の「マコプロダクション」を訪ねます。

下山が来ていました。

既に東洋動画には申し出ていて、円満退社が決まっています。

麻子たちは、テレビ漫画「三代目カポネ」を少数精鋭で作ろうとしていました。

「面白そうですね。」

一久の眼が輝きます。

一久は、「マコプロダクション」で働くことに決めて来たと、なつに話します。

「ただ、一年待ってもらうことにした。」

その間は、一久が家にいて子育てをするつもりです。

123話あらすじネタバレ

産院の検診です。

なつのお腹の子供は順調に育っていました。

出産後6週間で仕事復帰しても大丈夫かと質問します。

担当の女医は、時代が違うが産後1週間で復帰したと、自分の経験を話します。

「医者としては無理をするなと言いたいけれど、働く母親の先輩としては頑張れと言うしかないわね。」

一久は翻訳の仕事に熱心に取り組み、なつも直前まで働きます。

産休前の最後の日です。

動画の表情に工夫がなく、「つまらない」となつに言われた中島が、「子供はそこまで見ない、無駄なことはしたくない」と言います。

なつは、「子供をバカにするならアニメーションを作る資格はない」と語り、見せたいものを描くように励ましました。

この状況を実感できる堀内が、なつの産休中は引き受けると笑顔でサポート。

最後の原画カットを描き終わり、荒井に渡します。

井戸原と仲、神地にも産休に入る挨拶をします。

みんながなつを励まします。

「マコプロダクション」に移る下山は、なつの産休明けにはもうここには居ないことになります。

なつは乳児から預けられる所はないか、福祉事務所に相談に行きました。

しかし、相談員の言葉は厳しいものでした。

「子供を犠牲にして働くつもりですか?本来は子供は母親が育てるものです。それを勘違いしていませんか?」

帰宅したなつは、考え込んでしまいます。

一久が心配しますが、なつは相談員に言われたことを話したくありませんでした。

子供を預けるあてのないまま臨月を迎えます。

夜中に陣痛が始まりました。

陣痛の間隔が短くなるまで待つと言うなつ。

朝になりました。

「もう病院に行った方がいい」と、一久がオタオタしています。

玄関のブザーが鳴り、誰かがやって来ました。

富士子でした。

124話あらすじネタバレ

やって来たのは富士子だけではありません。

剛男と泰樹も一緒に来ました。

飛行機が嫌いな泰樹ですが、「もうなつに会うのも最後かもしれないから」と、言います。

「そんなこと言わないで」と、なつ。

なつの症状は、陣痛の前によくある痛みでした。

一久が富士子と一緒に朝ごはんを作り、皆で朝食をとります。

泰樹が、母牛の初乳で作った牛乳豆腐を持ってきてくれました。

牧場でしか食べられない味を懐かしがるなつ。

初めて食べた一久。

「豆腐というよりあっさりしたチーズのような味だね。」

1年後に一久が外で働き始めたら、子供をどこに預けるのかなつたちは心配します。

それも覚悟して結婚したんだから今さら弱音はくな、と泰樹が励まします。

剛男が「タンポポバター」を持ってきてくれました。

なつが作った商標が入っています。

夕見子は今、この協同乳業の工場で働いています。

紙パックの開発に乗り出しているようですが、夕見子も秋に出産予定です。

「雪月」では、妊娠した夕見子が仕事に行くのを応援しているの雪次郎だけ。

出かける度に、とよたちに引き止められ、賑やかなドタバタ騒動になっているようです。

また、照男と砂良にも翌年の一月に第2子が誕生予定です。

「照男がりっぱにわしの夢を継いでくれた。」

牧場の仕事のことを聞かれると、そう答える泰樹です。

咲太郎と光子がやって来ました。

ベビー用品をいろいろ買い揃えて、世話を焼いています。

「まるで咲太郎に孫でも生まれるみたいだな」と、泰樹。

家が狭いので、泰樹と照男は咲太郎たちの家(光子の家)に、泊まってもらうことになりました。

富士子が、なつに付き添って眠ります。

深夜、今度こそ陣痛が始まったようです。

「痛い!この前のと全然ちがう!」

125話あらすじネタバレ

産婦人科の待合室では、剛男や咲太郎たちがその時を待っています。

分娩室で、なつは牛のお産を思い出して少し笑います。

陣痛の波が来ました。

牛の出産を思い出しながら、息みます。

「早く、会いたい!」

もうすぐ会えるよと、高橋先生が励まします。

待合室に産声が聞こえました。

喜ぶ富士子たち。

「ごくろうさん。」

泰樹は、静かにつぶやきます。

元気な女の子でした。

病室に移り、一久が抱っこします。

その姿をなつがスケッチブックに描き、咲太郎はカメラを用意していました。

「じいちゃん、名前つけて。」

この子にも泰樹の夢を継がせてほしいとの、なつの願いです。

泰樹は、7日間考えました。

お七夜の日に、「優(ゆう)」と名づけられます。

「なつのように優しい子になってほしい。わしの願いはそれだけじゃ。」

優を抱く泰樹を、なつはスケッチします。

翌日、泰樹と剛男は北海道に帰りました。

仕事に復帰したら粉ミルクで育てる予定です。

富士子は、なつがほんとうに6週間で仕事に戻るのかと心配します。

「私がこっちに居ようか?」と、富士子。

夕見子や砂良も出産を控えているし、富士子は北海道に必要な人だと、なつは言います。

「私は母さんみたいに強く逞しい母になりたいの。」

一か月後、富士子は北海道に戻りました。

二人で粉ミルクを作って飲ませてみます。

昼寝する一久と優を、なつは描きます。

そして6週間が過ぎ、なつが職場に復帰する日になりました。

「優ちゃん、ママすぐ帰ってくるからね。待っててね。」

一久に託して出かけようとすると、優が泣き出しました。

泣き声を背に玄関を出るなつの頬に、涙がこぼれます。

126話あらすじネタバレ

なつは仕事に復帰しました。

皆が拍手で迎えてくれます。

仲たちに挨拶して、テレビ班に戻ります。

「会社もいきなり作画監督をやれとは言わないよ。体力をならすことが先だ」と、仲。

まずは、「魔法少女アニー」の原画制作で再スタートです。

早速、原画を描き始めます。

「魔法少女アニー」の人気は続いていて、放送は3年目に入っていました。

中島の動画をチェックします。

なつの産休中に腕を上げ、面白く描けるようになっていました。

中島にアドバイスし、できるだけ優のことを忘れて仕事をしようと努めました。

家では、一久が優をあやしながら翻訳の仕事をしています。

「マコプロダクション」に久しぶりに電話し、麻子に「三代目カポネ」の進展状況を尋ねます。

今はまだ、売り込み用のパイロット版を製作しているところでした。

「日本では馴染みのない大人用のアニメなので、時間がかかるのよ」と、麻子。

一久は、ペーパーバック小説の翻訳で得た情報がいいアイデアになるかもしれない、と意欲を伝えます。

仕事を終えて、急いでなつが帰宅しました。

ミルクや排便の記録を、一久がノートにつけてくれています。

夜泣きに起き、三か月検診を終え、育児と仕事の毎日が続きます。

仕事の喜びと、一久の楽しそうな育児協力と、なによりも優の成長といとおしさが支えてくれます。

優が笑い、つかまり立ちをしました。

あっという間に一年が経とうとしています。

なつは再び福祉事務所を訪ねました。

以前厳しいことを言っていた職員村川が、今度は親身になり、限られた中で預けられそうな保育所を紹介してくれました。

春になりました。

帰宅すると福祉事務所からの連絡が届いています。

申し込んだ保育園は、すべて落ちていました。


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21週目のあらすじネタバレまとめ

ドラマ「なつぞら」21週目(121話〜126話)のあらすじをネタバレで紹介しました。

今週は新しい命が誕生します。

さらに、あの麻子が帰ってきます。

麻子ロスの視聴者には嬉しいですよね!

そして、歴代朝ドラのヒロインである田中裕子さんと藤澤恵麻さんも出演することが決まりました。

田中裕子さんは産婦人科のお医者さん、藤澤恵麻さんは子どもを連れた母親で登場しましたね。


これまでのあらすじを知りたい人は「なつぞらネタバレ1週目から最終週まで!なつや天陽の結末は?」でまとめていますので、チェックしてください。