ここでは、朝ドラ「なつぞら」で、主人公のなつたちが制作する長編アニメ「神をつかんだ少年クリフ」の実在のモデルについてご紹介します。
現在放送中の朝ドラ「なつぞら」内の登場人物である坂場一久(中川大志)のモデルは、高畑勲さんと言われています。
その高畑勲さんの初監督作品が、長編アニメ「太陽の王子ホルスの大冒険」です。
「なつぞら」のドラマ内で、坂場一久が初監督を務める「神をつかんだ少年クリフ」のモデルは、「太陽の王子ホルスの大冒険」なのでしょうか。
今回の記事では、「神をつかんだ少年クリフ」のモデルと思われる「太陽の王子ホルスの大冒険」が、どんなアニメだったのかをご紹介していきます。
目次
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「神をつかんだ少年クリフ」の実在のモデルは「太陽の王子 ホルスの大冒険」?
キアラのボツ案。視聴者の脳内には もはやヒルダのイメージがあるから、これらがダメなのはすぐわかる。イッキュウさんと同じ煩悶を味わう朝。 #なつぞら pic.twitter.com/AEkk8D4vG3
— ひぞっこ (@musicapiccolino) 2019年7月30日
「神をつかんだ少年クリフ」が成功したら結婚してほしいと、なつ(広瀬すず)にプロポーズした坂場。
この先の「なつぞら」のストーリー展開も気になりますが、「神をつかんだ少年クリフ」が成功するかが個人的に気になっている部分です。
まだ「神をつかんだ少年クリフ」がどんなアニメなのか、ストーリーの全容は分かりません。
坂場一久のモデルは高畑勲さんと思われ、高畑さんが一番最初に監督した長編アニメ作品が「太陽の王子ホルスの大冒険」でした。
高畑勲さんの初監督作品が「太陽の王子 ホルスの大冒険」だったことを考えると、坂場の初監督作品となる「神をつかんだ少年クリフ」のモデルは、「太陽の王子ホルスの大冒険」の可能性が高いです。
ただ、現在では高い評価を受けている「太陽の王子ホルスの大冒険」ですが、公開当時は興行的に失敗でした。
なつと坂場は婚約すると思いますが、個人的に「神をつかんだ少年クリフ」が興行的に失敗すると、婚約が先延ばしになるストーリーもあるのではないかと思います。
「神をつかんだ少年クリフ」完成後にすぐ婚約するのか、もうひと悶着あるのかが気になるところです。
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モデルとなった「太陽の王子ホルスの冒険」は、どんなアニメ?
子供の時、何気無くテレビで放送されているのを見たら、びっくりするくらい面白くて衝撃を受けた「太陽の王子 ホルスの冒険」。高畑勲と言えば、これかな。 pic.twitter.com/rGuJnWIDEX
— めえめえ (@hitsujidayon) 2018年4月6日
「神をつかんだ少年クリフ」のモデルだと思われる「太陽の王子ホルスの大冒険」ですが、どんなストーリーのアニメだったのでしょうか。
「太陽の王子ホルスの大冒険」のあらすじ
悪魔グルンワルドの手から息子を守るため、人里離れた大自然の中で生まれ育った主人公のホルスは、ある日巨大な岩男モーグと出会い、モーグの肩に刺さっている大きな剣を引き抜き、鍛え直すと、その剣の持ち主は太陽の王子と呼ばれると伝えられます。
そんな時、父の危篤の知らせが小熊のコロによって届けられました。
父は悪魔から逃げて暮らしてきたのは間違いで、仲間と力を合わせて戦うべきだったと語り、斧を渡して父は息を引き取ります。
その後、父の遺言通り、人間たちのいる土地に辿り着いたホルスでしたが、グルンワルドの手下に捕まり、グルンワルドはホルスを自分の弟にしようと誘い、それを拒否したホルスを崖から突き落とします。
しかし、ガンコ爺に助けられ、九死に一生を得ます。
ホルスを助けたガンコ爺の村は深刻な食糧不足で、その原因はグルンワルドの手下である大カマスでした。
その大カマスをホルスが倒し、ホルスは一躍村の英雄となります。
ホルスが大カマスを倒したと報告を受けたグルンワルドの別の手下が村を襲撃しますが、一致団結した村人たちに歯が立たず、攻撃を指揮していた銀色狼は逃げ出します。
銀色狼を追っていたホルスは、廃村の村でビルダという少女に出会い、ガンコ爺たちの村にビルダを招待します。
ビルダの歌声を気に入った村人たちですが、ビルダは村人たちの輪に入れません。
実はビルダはグルンワルドの妹でした。
悪魔の心を持つビルダは、副村長のドラーゴやトトをそそのかし、ホルスを森へと誘い出し、迷いの森に誘い込まれたホルスは幻想に苦しめられます。
その葛藤の中でグルンワルドに対抗する手段として、村人全員が力を合わせることを見出しました。
さらにホルスはビルダの人間の心を呼び覚ますことにも成功。
その頃、村ではグルンガルドの襲撃があり、村人たちは団結して薪に火をつけ、必死に抵抗していました。
そんな中、村に舞い降りたホルスが、太陽の剣を火で鍛え直し、グルンワルドとホルスは対決します。
モーグも応援に駆け付け、勢いづいた村人たちはグルンワルドを追い詰め、トドメをホルスが刺します。
最後は、村に帰ってきたビルダをホルスが迎え入れて終了となります。
「太陽の王子 ホルスの大冒険」のあらすじを大雑把にですが、ご紹介しました。
この「太陽の王子ホルスの大冒険」は、全編82分の大作で、総動画枚数は48,255枚にも及びます。
ドラマでも坂場のこだわりの強さが見て取れますが、実際の高畑勲さんもこだわりが強く、会社側とかけ引きをして、かなり細かい点まで議論し、何か問題があるたびに始末書を書いていたらしいです。
その結果、納期超過や制作費超過で、当初の製作費7,000万円が、最終的に1億3千万円まで膨れ上がったそうです。
作品に対しての熱い思いと、こだわりがあるからこそ高畑勲さんは世界的なアニメーターになれたのかも知れませんね。
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なつぞら・神をつかんだ少年クリフの実在モデルについてまとめ
茜ちゃんを射止めたのは、まさかの下山さん!!悔しそうな堀内さん&神っちに対し、幸せそうな下山さん。茜ちゃん、下山さんおめでとうございます!#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #井浦新 #川島明 #中川大志 #染谷将太 #渡辺麻友 #田村健太郎 #伊原六花 pic.twitter.com/4mKZJqTkNw
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年7月29日
今回は、「なつぞら」のドラマ内で、なつたちが制作する長編アニメ映画「神をつかんだ少年クリフ」のモデルと思われる「太陽の王子ホルスの大冒険」についてご紹介しました。
「神をつかんだ少年クリフ」が完成し、そのあとトラブルなく、なつと坂場が結婚することを願っていますが、どうなるのか先のストーリーが気になりますね。
「太陽の王子 ホルスの大冒険」に興味がある方は、TSUTAYA、GEOでのDVDレンタルやYouTubeでも動画レンタル可能です。
面白いので、ぜひ視聴してみて下さい。
なつぞらの実在モデルをまとめています。
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