ここでは、朝ドラ「なつぞら」11週目(61話〜66話)のあらすじをネタバレで紹介しています。

またしても不合格になってしまったなつ。

十勝にも帰らず絵を描き続けるなつのもとに、兄・照男がやって来ます。

東洋動画では新たな長編映画「わんぱく牛若丸」の制作が決まり、なつにもチャンスが。

そして、ずっと会っていなかった妹・千遥の行方も分かり、咲太郎たちと会いに行くことに。

今回は、ドラマ「なつぞら」11週目(61話〜66話)のあらすじをネタバレで紹介していきます。


1週目から最終週まで更新中!

目次


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「なつぞら」11週目のあらすじネタバレ「なつよ、アニメーターは君だ」

東洋動画で働くなつ(広瀬すず)たちは、数万枚におよぶ動画を描き上げ長編アニメ映画「白蛇姫」を完成させた。

風車に帰ると、新婚旅行で東京を訪れていた照男(清原翔)と砂良(北乃きい)の姿があった。

思い出話に盛り上がる中、咲太郎(岡田将生)も帰宅。2人の兄が初めて顔を合わせる。

数日後、咲太郎の劇団の公演が幕を開け、なつは雪次郎(山田裕貴)とともにに訪れる。

主演女優・亀山蘭子(鈴木杏樹)とも会い、なつは大きな刺激を受ける。そんな中、なつに再びアニメーターになるチャンスが回ってくる。

61話あらすじネタバレ

昭和32年春、なつが仕上課に入って5か月経ちました。

「白蛇姫」は、作画課の作業がやっと終わって仕上課が忙しくなり、毎日残業が続いています。

作画が終わったアニメーターたちも仕上を手伝いにやって来ます。

ついに最後の一枚を富子がチェックして、完成です。

山根課長が挨拶します。

「皆さんお疲れさまでした。動画総枚数65298枚全てのトレースと彩色が終わりました!」

あとはセル画と背景画を合わせて撮影し、セリフや音楽を入れて完成します。



なつが「風車」に帰ると、東京に新婚旅行にやってきた照男と砂良がいました。

畑仕事が忙しくなる前に、砂良が柴田家に嫁いだのです。

ときどき弥市郎の彫刻を手伝いに行ってもいいことになっています。

泰樹からことづかったバターを持ってきました。

「三人で作ったバターだと言ってなつに渡してほしい」。

そう言えばなつが安心するだろうと泰樹が言った通り、なつは喜びます。

天陽からはたくさんのジャガイモ、弥市郎からは木彫りの熊が。

「天陽って?」と亜矢美。

なつの恋人だと砂良が言うと、なつは目標とする人だと否定し、みんなにいじられます。

照男と咲太郎の初対面です。

お互いになつの兄として挨拶し、酒盛りする二人。

おでんのジャガイモにバターを付けて食べます。



二階のなつの部屋で絵を見る照男と砂良。

まだアニメーターには遠いけれど、富士子には大丈夫だと伝えてほしいとなつが言います。

「好きな仕事ができるのだから、必ず夢を叶える!」

照男と砂良が挨拶して帰っていきます。

「これからもなつをよろしくお願いします。お兄さんもどうか北海道にきてください。」

なつは、新宿のデパートで買った柴田家みんなの手袋を照男に渡しました。

そして、なつの絵の勉強は続きます。

62話あらすじネタバレ

咲太郎の劇団の四月公演が始まりました。

イプセンの「人形の家」です。

見に行ったなつと雪次郎は芝居に釘づけです。

楽屋の咲太郎に会いに行くと、ノラ役の亀山蘭子に紹介されました。

感想を聞かれた二人。

なつは、「絵に描きたいと思ったけれど、絵にはできないかもしれないとも思う」と答えます。

雪次郎は「いかにもプロという感じではなく、普通の人が普通にやってるように見えるから凄い、だから伝わる」と答えました。

なつが、雪次郎は芝居好きなんだと説明します。

「それでよく芝居をやめられたわね」と蘭子に言われた雪次郎。



「風車」に戻り、「人形の家」談義で盛り上がります。

人形のように可愛がられた人が家を出ていく芝居です。

「目覚めることがテーマなんだ」と雪次郎。

「解き放とうという運動なんだ」と咲太郎。

雪次郎「芝居は運動じゃない。芝居は問題の解決のためではなく、人間を描き出すことだとイプセンは言ってる。」

ほんとによく勉強してるなあと、咲太郎が感心します。

「本を読んでもわからなかったことが、あの人の演技で実感できた」と雪次郎。



なつは、動画の線を綺麗に描くクリーンナップの練習を続けます。

「白蛇姫」の仕事が終わり、仕上課はヒマになりました。

その時間をいかしてトレースの練習に入ります。

トレースは年季が必要な上に、向き不向きがあると富子。

なつが手を上げて、挑戦してみます。

作画に行きたいけれど、仕上も綺麗にできるようになりたいのです。

絵の上に透明なセルを乗せ、ペンで絵をなぞっていきます。

なかなかうまく描けています。

10枚同じ絵を描き、トレースしたセル画を10枚重ねてみます。

ぴったり同じに描いたはずですが、重ねるとズレていました。

まだまだです。

63話あらすじネタバレ

トレーサーの西部が同じように描いた10枚を重ねてみます。

ぴったりでした。

それでも微妙にずれていると富子は言います。

「完璧にはできないけれども、これが絵に命を与え動いているように見える。トレースの技術です。」



なつは中庭で、服装がなつに似てきた桃代と昼ごはんを食べます。

毎日着てくる服の話をしていると、いきなり下山が話しかけます。

「二人ともよく頑張っている!」

その証拠として自分のスケッチを見せます。

昼休みの二人が何枚も描かれていました。

「同じ組み合わせの服を着てきたら描くのをやめるつもりだったんだけど…。」



なつは、久しぶりに「川村屋」を訪ねます。

テレビを入れた川村屋は、ますます商売繁盛で満席でした。

光子は「人形の家」のチケットを10枚買ったそうです。

野上に、光子と咲太郎は「似た者同士」だと言われます。

信哉がやって来ました。

「取材したニュースが放送されるので見てほしい。」

上野駅に取り残された子供たちのニュースです。

離れて暮らす父親に会いに行って迷子になった子供。

母親が迎えにきて泣き出します。

なつは千遥を思い出し、信哉に捜してほしいと頼みました。



「風車」2階、なつの部屋です。

咲太郎が帰ってきて話しかけます。

「人形の家」を、雪次郎が毎日見に来ているそうです。

なつは咲太郎に、千遥を捜したいと切り出します。

「遠くから見るだけでいい。信さんに頼んで捜してもらいたい。」

少し考えた後、咲太郎がはがきを持ってきます。

孤児院に届いた、おばさんからの最後の手紙でした。

咲太郎は、引っ越す前のその住所を訪ねましたが、近所の人に聞いてもどこに引っ越したかわからなかったと言います。

「信によろしく頼むと言ってくれ。」

なつは、差出人の名前を見ます。

川谷とし。なつの母親のいとこです。

64話あらすじネタバレ

夏に公開を控えた白蛇姫は、声を吹き込むアフレコ作業を残すのみとなりました。

なつはトレースの練習に励んでいます。

なつが、仲に見てくれと頼んでいた大量の練習動画を、仲は麻子に任せようとしています。

なつの才能に最初に気づいたのが麻子だからでした。

「でもあれは才能なんだろうか?」

麻子が聞くと、「正直自分にもわからない」と仲。



昼休みの中庭。

なつが仲に声をかけます。

仲の話によると、アフレコ作業を咲太郎の劇団仲間、亀山蘭子に依頼したそうです。

二人のスター俳優のプレスコに合わせて絵を描いたけれどいろいろ修正がある。

その二人に修正を依頼して断られたので、別の俳優で全部録り直します。

スタジオに亀山蘭子がやって来ました。

演出の露木は「人形の家」のノラ役を見て蘭子を抜擢。

「漫画映画といえど、深みがほしい。スターの声なんかいらない。」

もう一人の俳優、豊富遊声もやって来ました。

「活動写真の弁士をやっていたから、任せなさい。」と、朗らかな豊富。

蘭子は、露木の指示に合わせて声に作り、白娘と侍女を演じ分けていきます。

付き人の咲太郎が楽しそうに見ています。

なつと仲も見学に来ました。



一方、仕上課の富子のところに麻子がやって来てなつの仕事ぶりを聞いています。

富子は、「まだ優秀とは言えない。彩色は丁寧だけど遅い」と言います。

「動画は早いらしい。素人なのか天才なのか、どっちだと思う?」と、麻子



スタジオでは声の熱演が続いています。

動画には、なつが提案した白娘の表情が入っています。

収録が終わりました。

「映画を作る面白さ感じられた?」仲がなつに尋ねます。

「まるで夢を現実に変えているみたいだった」となつ。

次の制作が決まったと仲が言います。

「そこで、また動画の試験をうけてみないか?」

65話あらすじネタバレ

なつは再び能力試験を受けることになりました。

「風車」では、亜矢美と雪次郎がなつを励まします。

咲太郎は、見たばかりの漫画映画の制作に感心していました。

蘭子の声優ぶりに驚き、役者の新たな可能性を感じています。

煙カスミとレミ子がやってきました。

「人形の家」に感動したレミ子が「赤い星座」に入団したいと、咲太郎に相談します。

咲太郎は歓迎しますが、ふと漫画映画を思い出します。

「漫画映画なら絶世の美女になれるぞ。いやパンダかもしれないが…。とにかく可能性があるんだ!」

咲太郎たちのはしゃぎ声を背になつは二階に上がり、きれいな線で動画を書く練習を続けました。



そして再び試験の日。

今回の試験問題はドッジボールを投げ合う動画でした。

数日後、なつは会議室に呼ばれます。

「今回も枚数は多い。50枚とは恐れ入った」と仲。

井戸原が言います。

「大事なのは線のきれいさだが、上達している。アニメーターとしての可能性がある。」

合格でした。

麻子も推してくれたそうです。

会議室を出たなつは、麻子にお礼を言います。

「よかったわね。頑張りなさいよ。」

そっけないけれど、ほほ笑む麻子でした。

仕上課で、山根課長と富子に報告します。

「頑張りなさい。いい動画を描いたら、こっちでしっかり仕上げるから。」と、富子。



なつは泰樹に手紙を書きます。

「今度会う時までに、この道をしっかり歩けるようになりたい。

じいちゃんはいつでも私の一番の誇りです。」



「川村屋」に咲太郎となつがやって来ました。

咲太郎は、ついに借金を全額返済です。

なつはアニメーターになったことを報告。

テレビの前ではお客さんが賑わっています。

アメリカのテレビドラマが放送されていました。

咲太郎が吹き替えに驚き、目を輝かせます。

「おもしろいなあ。」

66話あらすじネタバレ

昭和32年の夏です。

井戸原と仲が次の動画制作が決まったことを伝えます。

「わんぱく牛若丸」です。

キャラクターをメンバーから募集することになりました。

主人公だけでなく、他の登場人物や動物まで「好きなキャラクターを描いて応募してほしい」と仲が言います。

期限はお盆休み明けまでです。

スピーカーから「東洋行進曲」が流れ、大杉社長がやって来ました。

「白蛇姫」が大ヒットして、ご機嫌です。

笑えない冗談を交え、次回作の制作を鼓舞します。

若い女性社員にも励ましの言葉を送ります。

「こんな仕事をしていたと、将来自分の子供に誇れるように!」

昼休みに、なつは茜に不満をぶつけています。

母親になった時にはこの仕事を辞めている前提で話されていたからです。

背後から麻子が言います。

「やめろって言わせなきゃいいじゃないの?」

引き止められるようなアニメーターになればいいと麻子。



「風車」の自分の部屋で脚本を開き、なつは常盤御前の姿を描きます。

富士子のイメージが重なります。

何を描いても今は自分の夢を表現するようで、幸せでした。

下に信哉がきてると咲太郎が呼びに来ます。

「みつかったの?」

千遥一家は船橋にいるようです。

千遥を預けたとしさんの夫・川谷幸一さんは足を怪我して農業ができなり、引っ越しました。

その住所を見に行ったけれど、信哉の記憶では千遥かどうかわかりませんでした。

「行こう、見るだけでいい」なつの気持ちがはやります。

確実に家にいそうなお盆に訪ねてみることになりました。



8月15日。

住所のアパートの前にやって来た咲太郎となつ。

中から、杖をついた男性と若い女性が出てきました。

二人は会釈して通り過ぎようします。

「千遥?」

思わず声をかけたなつ。

二人が振り向きます。


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まとめ

ドラマ「なつぞら」11週目(61話〜66話)のあらすじをネタバレで紹介しました。

今週は新たな映画制作のこと、千遥のことなど大きな変化があります。

なつは、見事にチャンスをものにできましたね。

そして船橋で出会ったのは千遥なのでしょうか?

下山がスケッチでなつの服装チェックしてたのがウケました。

作画課に入ってからシンプルになっているのはたまたまなのか、来週確認してみたいです。

あと気になるのは、咲太郎と雪次郎の進路ですね。


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