朝ドラ「おしん」のあらすじ・キャスト・視聴率を紹介


ここでは、朝ドラ第31作目である「おしん」について、あらすじ・キャスト・視聴率をまとめて紹介しています。

小林綾子さん・田中裕子さん・音羽信子さん主演で1983年4月~1984年3月まで1年にわたり全297回が放送された「おしん」。

脚本は、テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」、大河ドラマ「春日局」など、数多くの作品を世に出している橋田寿賀子さんです。

気になるあらすじやキャスト、視聴率などをまとめて紹介します。

目次


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朝ドラ「おしん」ってどんなドラマ?あらすじを簡単に紹介

日本だけでなく、海外でも放送され、「オシンドローム」なる現象を巻き起こしたNHKテレビ放送開始30周年記念作品「おしん」。

少女編・青春篇・試練編・自立編・太平洋戦争編・再起編・完結編に分けられ、少女期を小林綾子さん、青年期を田中裕子さん、中年期を音羽信子さんがそれぞれ演じました。



物語は、一人の老婦人が北へ向かう列車に乗っている場面から始まります。

山形県の貧しい小作の家に生まれた谷村しんは、口減らしのため、父・作造から左澤町(現・佐沢町)にある中川材木店に子守り奉公するよう、命じられます。

おしんは6人兄弟の4番目。

まだわずか7歳という幼い少女でしたが、弟、妹を養うには行くしかありません。

おしんの教育担当となった古参の女中・つねは何かと厳しく当たり、ある日、50銭銀貨を盗んだと疑われたことを機に奉公先を逃げ出します。

ですが、再び、酒田市にある米問屋・加賀屋へと奉公に出ることに…。

おしんは前回のようなことがないようにと注意して働き、その働きぶりを目にとめた大奥様の下、すくすくと成長します。

奉公が7年を過ぎたころ、おしんは加賀屋の娘・加代を探しに行った海で、警察から追われる浩太を助けますが、あろうことか、加代がその浩太を追い、東京へ家出してしまいます。

それを機に加賀屋から暇をもらい、故郷へと戻ったおしんは姉・はるの看護をするうち、はるの夢が髪結いであったことを知ります。

若くして亡くなったはるの夢を叶えるべく、おしんも東京へ。

髪結いとして独り立ちしたおしんは師匠・たかの家からそう遠くない場所に部屋を借りることになりますが、そこへ足しげくやって来るのが、後に夫婦となる田倉竜三です。

竜三とおしんは結婚し、新婚生活を始め、一人息子・雄を授かります。

そこへ、関東大震災発生。

何かも失くした竜三とおしんは雄を連れて実家のある佐賀へと戻ることになりますが、おしんの運命はいかに…。


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メインキャスト

谷村しん・・・小林綾子、田中裕子、乙羽信子

谷村ふじ・・・泉ピン子

谷村作造・・・伊東四朗

谷村なか・・・大路三千緒

谷村庄治・・・佐野大輔、吉岡祐一

谷村とら・・・渡辺えり

谷村はる・・・仙道敦子、千野弘美

八代くに・・・長岡輝子

八代清太郎・・・石田太郎

八代みの・・・小林千登勢

八代加代・・・志喜屋文、東てる美

田倉竜三・・・並樹史朗

今村源右衛門・・・今福将雄

田倉大五郎・・・北村和夫

田倉清・・・高森和子

田倉福太郎・・・北村総一朗

山根(田倉)篤子・・・長谷直美

田倉雄・・・伊藤毅、荻堂譲二、山野礼央、槇浩、松田洋治、冨家規政

田倉仁・・・望月匡貴、内田慎一、山下真司、高橋悦史

田倉初子・・・上中はるか、長島裕子、田中好子、佐々木愛

崎田(田倉)禎・・・野竹和子、山下陽子、浅沼友紀子、吉野佳子、吉野由樹子

川部仙造・・・長門裕之

田倉道子・・・田中美佐子、浅茅陽子

八代圭・・・岩淵健、大橋吾郎

俊作・・・中村雅俊

中沢健・・・ガッツ石松

長谷川たか・・・渡辺美佐子

神山ひさ・・・赤木春恵

並木(高倉)浩太・・・渡瀬恒彦


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スタッフ・主題歌

脚本・・・橋田壽賀子

音楽・・・坂田晃一

語り・・・奈良岡朋子

視聴率は?

全話の平均視聴率は52.6%。最高視聴率は驚異の62.9%。この視聴率は、テレビドラマ最高視聴率となっており、未だ破られていません。

【平均視聴率】52.6%
初回:39.2%

まとめ

朝ドラ「おしん」のあらすじ、キャスト、視聴率を紹介しました。

「おしん」を橋田寿賀子さんが執筆することになったきっかけは、ある女性から寄せられた1通の手紙だったことはご存知だと思いますが、今でも、旦那さまの教えを守り、不倫と殺人は書かないそう。

また、橋田先生の脚本は台詞が長いことでも有名ですが、これは、忙しい主婦が家事をしながらでもドラマの筋が分かるようにしているからとのことでした。


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