ここでは、安田顕さんの学歴(出身高校や大学)と経歴などのプロフィールについて紹介しています。

「下町ロケット」「ホタルノヒカリ」「正義のセ」など、人気ドラマに数多く出演している安田顕さん。

一見近づき難いオーラのある安田さんですが、バラエティーなどで見ると周りの雰囲気を壊さず、時には笑えるエピソードも出してくれる優しい一面のある俳優さんです。

また、安田さんの兄も有名人でした。

そこで、今回は安田顕さんの学歴(出身高校や大学)と経歴などのプロフィールを紹介したいと思います。

目次


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安田顕のプロフィール

名前 安田顕
ふりがな やすだ・けん
生年月日 1973年12月8日
出身地 北海道室蘭市
血液型 A型
身長 174cm
趣味 睡眠、懐かしの洋楽鑑賞
特技 牛乳の早飲み
事務所 CREATIVE OFFICE CUE


安田顕さんには兄がいて、「安田史生」さんと言い、作曲や作詞も手掛ける音楽プロデューサーです。

楽曲は、今アニメ界でも有名な藍井エイルさんや綾野ましろさんに提供されていたりもします。

2014年には歌詞は安田さん、作曲は兄が手掛けて「はてのあるその時間(とき)とめぐるきせつの中で」という曲でCDも出しています。



安田さんのこれまでのお芝居での受賞歴としては、2015年の第25回東京スポーツ映画大賞の「龍三と七人の子分たち」で助演男優賞を受賞しました。

事務所である「CREATIVE OFFICE CUE」は、北海道札幌市に拠点を置いています。

北海道内で活躍するローカルタレントが主に所属しています。

業務提携先はアミューズで行っており、東京の仕事は、こちらが責任をおっているようです。



趣味の「懐かしの洋楽鑑賞」ですが、洋楽の中でも特別な存在として「ビートルズ」をあげています。

元々ビートルズの存在は、中学2年生の時に知ります。

兄のレコードプレーヤーをもらい、父の友人がビートルズのレコードを貸してくれたのがきっかけで、ビートルズの世界観が大好きになったそうです。

ファンクラブは、現在も入会中で会報は全て保存されているとか。

またライブ盤やCD、アルバム、CDボックスなどは発売されるたびに購入しています。


そのビートルズ愛は、テレビでも2018年9月7日の「アナザースカイ」で放送されました。

安田さんの「アナザースカイ」であるイギリスに飛び、ビートルズのアルバムジャケットの撮影地である「アビィ・ロード」の横断歩道を渡ったのです。

その瞬間、安田さんの目には涙。

悲願の夢を叶えられた感動と、何か一つ終ってしまったという感情から涙してしまったんだとか。

見ているこちらも、安田さんのビートルズに対する情熱が伝わる番組でした。


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安田顕の学歴・出身高校や大学は?

安田顕さんの出身小学校は、北海道室蘭市立絵鞆小学校です。

出身中学校は、北海道室蘭市立港南中学校です。



出身高校は、北海道室蘭栄高校です。

この高校は北海道立の共学で、有数の進学校だそうです。



出身大学は、北海学園大学の経営学部です。

生まれも育ちも、北海道で地元の室蘭市を愛する安田さん。

これまでの、活躍もあり2002年には室蘭ふるさと親善大使に選ばれるなど、今や「北海道の顔」となりつつあります。


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安田顕の経歴・デビューのいきさつは?

安田顕さんは北海学園大学に入学後、ジャズ研究会やグリークラブ、ESS(英会話部や英語研究会の略)とサークルを転々として後、学園祭の模擬店で楽しそうにしていた演劇研究会に入ります。

演劇研究会の活動と並行して、2年先輩で現在安田さんの事務所の所属タレントである森崎博之さんの紹介で、鈴木貴之主宰の劇団OOPARTSに加わることになります。

1993年に、先程紹介した鈴木貴之さんが取締役会長を務める今の所属事務所に入所します。

そして1996年に、卒業公演のために先程紹介した森崎さんと後輩である大泉洋さん、戸次重幸(旧:佐藤)さん、音尾琢真さんと共にTEAM NACS(チームナックス)を結成します。

TEAM NACSは、この卒業公演のみで解散します。



その後、安田さんは就職しますが、会社に馴染めなかったことや芸能界活動に専念したいという理由で、入社から8ヶ月で退社します。

そして1997年に、森崎さんが東京から北海道に戻ってきたことをきっかけに、TEAM NACSを再結成させます。

1998年2月には、所属していた劇団OOPARTSが解散します。

休むまもなく、同年の春には劇団upspeakを劇団OOPARTSのメンバーと共に旗揚げします。

安田さんは、主宰と共に作、演出もしながら2003年まで活動しました。



そして1998年に安田さんやTEAM NACSのメンバーがよく知られることとなる番組「水曜どうでしょう」に、マスコットキャラクター「onちゃん」のスーツアクターとして準レギュラーで出演します。

番組の人気と共に、TEAM NACSの名前も北海道から全国区へと広がりました。

このTEAM NACSですが、メンバーは先程紹介した森崎さんがリーダーで、ほぼ全ての公演の劇作や演出を担当していました。

安田さんはサブリーダーを務め、後に戸次重幸さん、大泉洋さん、音尾琢真さんと続きますが、事務所タレントとしての序列は、大泉さん、安田さん、森崎さん、戸次さん、音尾さんとなっています。

1998年に正式に劇団ユニットとして始動し、「水曜どうでしょう」のヒットをきっかけに大泉さん目当ての、これまで演劇に興味のなかった人たちも劇場に足を運ぶようになったそうです。



2002年には、将来性を感じたサンシャイン劇場の山本和彦プロデューサーから、2年後に東京で舞台公演を行って欲しいという要望をきっかけに、東京進出の準備を始めます。

当初、大泉さんは「ぬるま湯にいたのに、芸能界なんて熱湯みたいな世界に行くのは、絶対に嫌だ」と東京への進出を拒んでいたようですが、事務所側から「北海道の成功例を作って欲しい」と説得されて、悩んだ後に快諾したそうです。

みんなの努力の成果として、今のTEAM NACSの成功があるんですね。



2002年に、学生時代から交際していた一般の女性と、交際8年目で結婚。

2004年には長女が誕生しました。

2005年までは、妻子とは離れて生活していましたが、東京での仕事が増えたため、その後は東京に拠点を置きました。

2002年の北海道テレビHTBスペシャルドラマ「夏の約束」でドラマデビューを果たし、2006年には大河ドラマ「功名が辻」にも出演します。

2008年には毎日放送の「親孝行プレイ」でドラマ初主演したり、朝ドラ「瞳」にも出演しました。

その後は、2015年「問題のあるレストラン」や2015年と2018年放送の「下町ロケット」、2017年「嘘の戦争」や同年「小さな巨人」、2018年正義のセ」などの話題作に次々と出演しています。

2019年も出演予定の作品が決まっていて、1つ目は北海道テレビ「チャンネルはそのまま!」、2つ目は「白衣の戦士」で外科医を演じます。



2019年4月放送の朝ドラ「なつぞら」にも出演、「小畑雪之助」という帯広のお菓子発明家の役です。

「なつぞら」は、北海道十勝市が舞台でTEAM NAOTOのメンバーである戸次さんと音尾さんも出演します。



映画では、1996年「ガメラ2 レギオン襲来」で映画デビューし、2001年の「man-hole」で映画初主演しました。

2015年「映画 ビリギャル」や2017年「銀魂」、2018年「北の桜守」など映画シーンにおいても、外せない俳優です。

2019年は、2月22日公開の「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った」で主演を務めました。

こちらは、宮川サトシさんの自伝漫画を映画化したものだそうです。

6月21日公開の「ザ・ファブル」に出演予定で、海老原というヤクザ役に挑戦します。

こちらは南勝之さん作の漫画で、2017年の第41回講談社漫画賞の一般部門を受賞した作品で、映画では岡田准一さんが主演を務めています。

また安田さんは、2001年の「千と千尋の神隠し」や2002年の「猫の恩返し」、2004年の「ハウルの動く城」などの声の仕事でも大活躍されています。

大学時代にサークルを転々としたり、就職先を8ヶ月で退社したり…でも最終的には、お芝居という誰にでもできることではない、仕事にたどり着いた安田さん。

きっと安田さんにとって、俳優は必然的な就職先だったのではないでしょうか。

まとめ

安田顕さんの学歴(出身高校や大学)と経歴などプロフィールについて紹介しました。

個人的には2015年放送のドラマ「問題のあるレストラン」で、女装した役柄を演じたのがとても印象的です。

あまりにもインパクトがあり、その後の安田さんを見ると必ずこのドラマがまた見たくなったり、またあのような役柄に挑戦してもらえないかと思うくらいです。

TEAM NACSのメンバーは、それぞれ個々に活躍しているイメージなので、近い将来にはこのメンバー全員が出演する作品が見てみたいものです。


トップ画像の引用:CREATIVE OFFICE CUE公式ホームページ(https://www.office-cue.com/profile_media/profile.php?t=3)