ここでは、イノセンスの第8話に登場するゲストキャストについて紹介します。

8話では、黒川拓が担当する弁護は、24年前に起きた毒物混入事件で死刑判決を受け、獄中生活を送っている式根大充(片岡鶴太郎)が、ガンで余命が短いことを知ったテレビ日本の報道部ディレクター・有馬聡子(市川実日子)に「冤罪を晴らして欲しい」と頼まれ、弁護を引き受けることになります。

今までも「再審請求」を4回行っていますが、全て棄却されており、式根本人も無駄な希望は抱きたくないと「再審請求」を望んでいません。

さらに、式根の一人娘である松ケ下玲子(星野真里)からは、事件以降、マスコミに追いかけられ、辛い思いをしてきており、これ以上苦しめない欲しいと言われてしまいます。

拓たちは式根と娘の玲子を説得して「再審請求」を受けさせ、冤罪を晴らして余命短い式根と娘の玲子を救うことが出来るのでしょうか。

それでは、イノセンス第8話に登場するゲストキャストをご紹介していきます。

目次


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24年前の事件で死刑判決を受けた式根大充役に片岡鶴太郎

片岡鶴太郎さん演じる式根大充は、24年前に6人が亡くなるという毒物混入事件が起き、その容疑者として死刑判決を受け、長期間に渡って獄中生活を送っています。

事件は当時、式根が暮らしていたイトエ電機の社宅で行われたクリスマスパーティーでシャンパンに毒物が混入されていました。

その容疑者としてあがった式根に執拗な尋問をし、自白を引き出した警察のずさんな捜査を知ったテレビ日本の有馬聡子が、黒川拓に冤罪を晴らして欲しいと依頼してきます。

依頼を受けた拓は、警察の「引き当たり捜査」の写真に違和感を感じ、秋保恭一郎(藤木直人)の協力を得て写真を調べてみたところ、警察の捏造が疑われる事実を発見します。

「再審請求」に希望の光が見えてきた最中、式根の体に異変が起こります。



片岡鶴太郎さんは、1954年12月21日生まれの俳優です。

俳優としては、1983年5月2日に放送された単発ドラマ「長谷川町子の意地悪クッキー」に出演してデビューしています。

主な出演作品は、1994年10月3日から1995年9月30日まで放送された連続テレビ小説「春よ、来い」、2014年1月5日から同年12月21日まで放送された大河ドラマ「軍師官兵衛」、2016年4月4日から同年10月1日まで放送された連続テレビ小説「とと姉ちゃん」など、連続テレビ小説や大河ドラマに数多く出演しています。

片岡鶴太郎さんは、現在では俳優として主に活躍されていますが、元々は声帯模写(ものまね)芸人として活躍したお笑い芸人でした。

1973年に声帯模写芸人の片岡鶴八さんに弟子入りし、1934年から2005年にかけて東宝が開催していた演芸会「東宝名人会」や1944年から1983年まで存在していた松竹直営の演芸場「浅草松竹演芸場」などの舞台に出演して活動していました。

その後、1981年5月16日から1989年10月14日まで放送されていたバラエティ番組「オレたちひょうきん族」で、俳優・歌手として活躍する近藤真彦さんのものまねを披露し脚光を浴びることになります。



さらに、1988年には、プロボクサーのテストを受験し、見事に合格。

当時はプロテストを受けられる年齢は29歳までと決まっていましたが、必死にボクシング協会に頼み込み、「合格しても試合には出られない」条件で特別に受験が認められました。

その後は、元プロボクサーの畑山隆則さんや鬼塚勝也さんのタイトルマッチのセコンドを務めました。

その他にも1989年1月22日に放送された単発ドラマ「志功の青春記 おらあゴッホだ」で、板画家・棟方志功役を演じたことをきっかけに水墨画や陶芸など、芸術方面にも意欲を傾けていますし、2012年からは「瞑想」に興味を持ったことから、毎朝4時間のヨガを実践し、2017年にはインド政府公認「プロフェッショナルヨガ検定・インストラクター」の四段階中の難関・レベル１に合格しています。

個人的には、ボクシングのセコンドを務めていた頃の片岡鶴太郎さんが印象に残っていますが、近年ではヨガインストラクターと色々な方面で活躍されていますよね。

ただ、ヨガに熱中しすぎるあまり、片岡さんが上京当時に結婚した妻とすれ違い、離婚してしまったことを片岡さん本人が明かしています。

片岡さんは、これをやると決めたらとことんまでやりたいタイプの方なんだろうなと、今までの経歴を見て感じました。


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式根の一人娘・松ケ下玲子役に星野真里

星野真里さん演じる松ケ下玲子は、今回、拓が弁護を担当する式根大充の娘で、24年前に毒物混入事件以降、マスコミに追い掛け回され、辛い思いをしてきました。

「再審請求」を行おうとする拓たちに対して、「これ以上苦しめないで欲しい」と胸の内を明かします。



星野真里さんは、1981年7月27日生まれの女優です。

1994年10月3日から1995年9月30日まで放送された連続テレビ小説「春よ、来い」に前島いつか役で出演し、女優デビューしています。

主な出演作品は、1995年10月12日から2011年3月27日にかけて放送されたドラマ「3年B組金八先生」の第4シリーズからファイナルまで、2001年4月25日から同年6月27日まで放送されたドラマ「新・星の金貨」、2009年9月26日に公開された映画「空気人形」など、主演、ゲストと色々な役柄でドラマや映画に出演してきました。

星野真里さんは、7歳の頃から子役や俳優のマネジメントをする「劇団東俳」に所属し、1991年4月1日から1992年4月4日かけて放送された連続テレビ小説「君の名は」の第105話に美代子役でゲスト出演したり、1993年8月30日から同年10月8日まで放送されたドラマ「砂の上の家」に出演するなど、「春よ、来い」で女優として本格デビューする前から子役として活躍していました。

ちなみに、1999年までは本名の「星野真理」で活動していましたが、それ以降は今の芸名である「星野真里」に変更しています。

2001年に星野真里さんが主演したドラマ「新・星の金貨」の主題歌「ガラスの翼」で、CDデビューも果たしました。

2005年8月27日に公開された映画「さよならみどりちゃん」では、ゆうこ役を演じて映画初主演を務め、「第27回ナント三大陸映画祭(トルコで開催)」にて主演女優賞を受賞しています。

私生活では、2011年にTBSアナウンサーの高野貴裕さんと結婚し、2015年7月30日には第1子である長女を出産しています。

お二人とも「青山学院大学」の出身で、旦那さんの高野貴裕さんが星野真里さんの2歳年上で、ある番組で共演する機会があり、そのことがきっかけで交際をするようになったみたいです。

もしかすると、大学時代から面識があって、共演した際に昔の話しとかで盛り上がって交際に発展したのかも知れませんね。


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まとめ

今回は、イノセンス第8話ゲストキャストとキャラクターについてご紹介しました。

イノセンス第8話に登場するゲストキャストは、片岡鶴太郎さんと星野真里さんの2人。

片岡鶴太郎さんは2018年10月4日から同年12月6日まで放送されたドラマ「ブラックスキャンダル」以来、約3ヶ月ぶりのドラマ出演ですが、星野真里さんは現在放送中のドラマ「初めて恋をした日に読む話」で、主人公の春見順子(深田恭子)の同級生・山下一真(中村倫也)の妻である山下優華役を演じていますね。

イノセンスでの片岡さんと星野さんの演技も楽しみです。

ストーリーでは、片岡鶴太郎さんの演じる式根大充がガンのために体調が急変して亡くなってしまいそうな感じですが、拓は式根と玲子の未来を救うことが出来るのか気になります。