ここではドラマ「半分、青い」の和子の病気について紹介しています。

主人公・鈴愛の幼馴染・律の母親・和子(原田知世)は何らかの病気を患っていますが、なんの病気なのでしょうか?

ここでは和子の病気は何かということと、亡くなってしまうのかということについて紹介します。


「半分、青い」は何位?2018年夏ドラマの視聴率はこちら
ドラマ視聴率ランキング2018夏7月~9月!

目次


スポンサーリンク


和子の病気とは?


和子の病気は拡張型心筋症です。

岡田医院の貴美香(余貴美子)によると「心臓が大きくなる病気」ということでした。

心臓は収縮・拡張を交互に繰り返すことで全身に血液を送り届けるポンプとしての役割を果たしています。

拡張型心筋症は心臓 (特に左心室) の筋肉の収縮する能力が低下し、左心室が拡張してしまう病気です。


この病気は60歳前後の患者が最も多いという報告もありますが、子供からお年寄りまで幅広い年齢層に発症します。

また男女比では,2.6:1と男性に多い傾向がみられます。

この病気の原因はこれまでのところ明らかな原因はわかっておりません。

ただし、最近は心臓の筋肉 (心筋) へのウイルス感染 (コクサッキーウイルス,アデノウイルス,C型肝炎ウイルスなど) や自身の心臓を攻撃する抗体 (抗心筋自己抗体) ができてしまう免疫異常が拡張型性心筋症の発症に関わっている可能性が注目されています。


自覚症状として動悸、呼吸困難や易疲労感がみられます。

はじめは運動時に現れますが、症状が進むにしたがって安静時にも出現し、夜間の呼吸困難などをきたします。

また、心機能の低下が進むと、浮腫や不整脈が現れてきます。

不整脈で重要なものには、脈が通常よりも早くなる心室頻拍があり、急死の原因になります。

治療法は症状がないときでも定期的な観察が欠かせません。

心不全症状が出現すると、入院後長期間の安静臥床、または運動制限などを行わなければなりません。

心不全に対しては薬物療法を行いますが、副作用もあるので内服については医師の指導を十分に受けることが必要です。



和子の病気のことを聞いているのは、和子の家族と鈴愛(永野芽郁)と晴(松雪泰子)のみです。

しかし梟町の人たちはなんとなく和子の病気が重いことに気づいているようですね。

律は和子の病状が落ち着くまでこっちにいるということでしたし、ブッチャー(矢本悠馬)は「治る病気なら見舞いに来てすぐ帰らないのはおかしい」と言っていました。

晴は「言葉に気をつけるように」と鈴愛に言っていましたし、律(佐藤健)も「和子さん自身が普通に接してほしいと思ってる」と告げていました。

和子自身体がしんどいながらも明るく振舞っていますし、病気でかわいそうな自分ではなくて元気な自分の姿をみんなの記憶に残したいのかもしれません。


スポンサーリンク


和子は亡くなってしまう?

※ここから先はネタバレになりますので注意して読んでください!



残念ながら和子は最終回を迎える前に亡くなってしまいます。

鈴愛の発案でセンキチカフェに置く岐阜犬のぬいぐるみに、インターネット回線とボイスチェンジャーを使ってお店のお客さんに話しかけるシステムを律が考えます。

「和子も何かやったほうがいい」という貴美香(余貴美子)のアドバイスを聞いて、鈴愛は岐阜犬の声を和子にしてもらえないかとお願いします。

喋るぬいぐるみ岐阜犬は大好評となり、みんな悩み相談をするようになります。

しかし和子の体調が崩れてしまい、ある日「何かあったら律に渡してほしい」と和子は鈴愛に律の母子手帳と育児日記、手紙を手渡します。

弥一(谷原章介)や律に渡してもいいが普通に接することができなくなるからと言う和子に、鈴愛は涙を見せずにそれを受け取ります。

そのしばらく後、和子は家族に見守られながら静かに息を引き取ります。

しかし最後に誰かの役に立てて家族に見守られながら亡くなるというのは幸せな最期なのではないかなと思います。


スポンサーリンク


和子の病気についてまとめ

ドラマ「半分、青い」の和子の病気について紹介しました。

律や弥一はもちろんのこと、幼いころから母親のように可愛がってもらった鈴愛にとっても辛い心境だと思います。

晴にとっても昔から悩み相談に乗ってもらったりと良い友達でしたね。

仙吉(中村雅俊)が亡くなった時は大往生だったということでそんなに悲しみに暮れることもありませんでしたが、今回は涙なしには見られない回になりそうです。

もう少しで和子の姿が見られなくなるのかと思うと残念ですが、最後の和子の活躍を見届けたいですね。