ここではドラマ「ブラックペアン」6話のネタバレを紹介しています。

6話では、渡海の母・春江が倒れ緊急手術が行われます。

しかし、手術のミスで命の危険性が。

これに対して渡海は病院側に2000万の慰謝料を要求します。

一方、国産ダーウィンの治験者を探していた高階は春江にお願いをするのですが…。

ここではドラマ「ブラックペアン」6話の内容をネタバレで紹介したいと思います。

まだ見ていない人、これから見る人はご注意ください！


目次


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ドラマ「ブラックペアン」6話ネタバレ・渡海の母が東城大にやって来る


「ブラックペアンの秘密はまだ守られているようだな…」

ペアンの写る胸部レントゲンの画像を見ながら、佐伯教授（内野聖陽）と看護師長の藤原（神野三鈴）は話します。

佐伯教授宛てに送られてきたＣＤをいつものように処分するように、佐伯教授は藤原に伝えます。



渡海（二宮和也）の携帯に母・春江（倍賞美津子）から電話が入ります。

渡海は電話に出ず…春江の姿は東城大の旧館前にありました。



藤原は看護士の花房（葵わかな）と宮元（水谷果穂）に、段ボールに入った大量の文書を病棟の保管室に運ぶように指示します。

花房は段ボールを運ぶ途中に、旧館前にいた春江とあいさつを交わします。

花房と春江の話の途中で、治験コーディネーターの木下（加藤綾子）が現れ、二人を食事に誘います。



その頃、春江からの電話に出ない渡海は緊急オペの最中でした。

渡海の助手に入る研修医の世良（竹内涼真）は手術の段取りに苦戦していました。



春江と花房、そして木下は三人で食事をします。

春江は花房と木下に「どちらか一人、うちの息子と結婚しない？」と突然話しだし二人を困惑させながら、東城大の外科医だった渡海の父である渡海一郎（辻萬長）のことを話し始めます。

しかし突然、春江が苦しみながら倒れてしまいます。



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ドラマ「ブラックペアン」6話ネタバレ・春江の緊急手術


東城大に運ばれた春江ですが、心臓内に巨大な腫瘍があり、それが原因で失神したのだろうと黒崎（橋本さとし）は話し、そのまま垣谷（内村遥）と共に緊急手術を行います。

何も知らずオペから仮眠室に戻った渡海は、春江からの不在着信に気がつきます。

花房から春江のことを聞かされ渡海が病室に向かうと、病室内には佐伯教授の姿がありました。

渡海は険しい顔で佐伯教授に病室から出ていくように言います。



病室を後にした佐伯教授は藤原とこんな会話をします。

「渡海先生のご家族を診ることになるなんて…渡海一郎先生のことです。」


『東城大の外科医だった渡海一郎が医局で攻め立てられ、頭を下げて詫びている。』


佐伯教授は藤原に昔のことだと言いながらも、詮索されないよう気をつけるようにと念を押します。



世良たち研修医は渡海の母の話をしながらも、東城大に運ばれてくる「カエサル」のことを気にしていました。
カエサルとは第一重工が開発中の日本初の手術支援ロボット・国産ダーウィン。

このカエサルの日本初の治験を東城大の佐伯教授の下で扱うことになったのは、西崎教授（市川猿之助）と厚労省の思惑が絡んでいました。



パーティーの場で厚労省の富沢（福澤朗）から声をかけられる佐伯教授。

インパクトファクターが欲しい西崎教授と最新の医療機器である国産ダーウィンを主導する厚労省の思惑により、東城大にカエサルを導入することになったものの、自身にはメリットがない佐伯教授は気が乗らずにいました。

日本の最先端テクノロジーが凝縮された究極の医療ロボットだと、カエサルを絶賛する高階（小泉孝太郎）。

佐伯教授はカエサルの担当を高階に指名し、問題が起きたときの責任も高階に取らせようとしていました。



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ドラマ「ブラックペアン」6話ネタバレ・春江の緊急手術でミスが発覚


術後の検査を受けた春江でしたが、腫瘍の見落としがあったことが分かります。

カンファレンスを開いて対策たてるように黒崎に指示する佐伯教授。

カンファレンスで渡海は黒崎に、腫瘍が残った原因が見落としであると突き付けます。

さらに渡海は責任を病院に取ってもらうと言い、院長の守屋（志垣太郎）に和解金2000万を要求します。

再手術を執刀するという佐伯教授の申し出も渡海は断り、和解の話がまとまるまで春江のオペを保留にします。


世良や花房、そして木下は今回のことで、渡海と佐伯教授の関係を勘繰り始めます。

高階は西崎教授からカエサルの治験患者の選定で催促をされ、この国産ダーウィンで結果を出さなければ今度こそお前に戻る場所はないと言い渡されます。



救命室に看護師たちが慌てて向かいます。

近くの工事現場で崩落事故が起こり、大勢のけが人が東城大に搬送されてきます。

渡海も世良に応援を要請され処置に向かいます。

しかし、高階だけは一人、春江の病室に向かいます。

高階は春江に再手術が必要であることを伝え、国産ダーウィンを使った手術の話をします。

カエサルの治験の意義として、実用化されれば地方の小さな病院でも導入出来て、ずば抜けた技術の無い自分のような凡人の外科医でも多くの人を救える未来があると論します。


「凡人こそがいい医者になれる」


一郎の言葉を思い出す春江。

高階からの治験の依頼を春江は承諾します。

同席していた木下も、早速、手術同意書を取り出して春江に署名させます。



救命室は大勢のけが人で医師も看護師も騒然としています。

処置を行う世良に渡海はこういいます。

「一人も殺すなよ。動け！」

冷静に、そして鮮やかな手さばきで、次々と患者の手術をこなす渡海。

渡海に厳しくしごかれ鍛えられてきた世良も、周りの心配をよそに動じることなく処置を続けます。


ドラマ「ブラックペアン」6話ネタバレ・春江の手術をカエサルで行う


処置を終え出てきた渡海は、春江が黒崎と資料のやり取りをしているのを目にします。

春江はすでに手術の同意書を提出しており、高階に手術を任せることにしたと言います。

渡海は高階のところへ向かいます。

カエサルでの治験手術は、春江の意思であり、春江にとって最良の選択であるという高階。

「和解金の話がまとまっていないからオペは保留だ。」
「俺はテクノロジーを信じていない。」
「ちんけな機械に命を預けるなんてバカな患者だ。」
「失敗したら共々死ね！」

渡海は高階にそう言って去っていきます。

佐伯教授にも春江が手術に同意したことが知らされます。

佐伯教授はカエサルの手術を高階が行うことで、黒崎のオペのミスが帳消しになるからいいじゃないかと言います。



カエサルでの手術のシュミレーションを続ける高階。

春江が明日の手術のことで一つだけ話があると高階を呼び出します。



春江のところに渡海が向かうと、ベッドの上で春江が苦しんでいました。

春江に血流障害が起きていることが分かったが、血液型がRh-であり、昼間の事故の影響で残っている輸血の量が600ccしかないため、開胸しないカエサルで手術をしたとしても、少しでもトラブルが起きた際に輸血が底をつくため佐伯教授は躊躇していました。

しかし、高階は佐伯教授に何事もなく手術を終えてみせますと言い切りました。

こうして、予定よりも一日早くカエサルによる手術が行われることになりました。


ドラマ「ブラックペアン」6話ネタバレ・カエサルでミスが。その時、渡海は？

佐伯教授や渡海が見守る中、高階によるカエサルの手術は順調に進んでいました。

最後の難所、肺静脈に癒着した粘液腫を切除出来るかどうかを懸念する佐伯教授。

カエサルのアームの操作に集中する高階。

高階はプラン通りに粘液腫切除を完了します。

無事に手術は成功したかに思えましたが、少量の出血が発生します。

カエサルによるリカバリーを想定済みだとして高階は手術を続けます。

佐伯教授は出血の原因を、大動脈を遮断のときに組織を傷つけたもので、カエサルのカメラの視野に限界があって分からなかったことだと言います。

出血は止まらず、輸血の残りの量も少なくなり、オペ室や見守っていた外科医たちも慌て始めます。

近くの病院へ輸血の確認をしますが、ようやく見つかった病院からは届くのに1時間かかってしまいます。

世良たちは病院のロビーでも春江に合うRh-の血液の人を探します。

カエサルの開発が立ち切れになることを懸念する守屋から何とか助けて欲しいと佐伯教授は頼まれますが、自分には関係ないし、患者の家族から執刀を拒否されているとして断ります。

さらに、助けられるのは自分以外には渡海しかいないとしながらも、渡海が執刀すれば東城大の規定上、処分は免れないと厳しい言葉を投げかけます。



高階はまだ出血箇所見つかられずにいました。

緊迫したオペ室、そしてドアが開きます。

そこに現れたのは渡海でした。

渡海はカエサルを邪魔だとしてどかせます。

そして、開胸手術を行おうとします。

輸血が足りないから無理だという黒崎。

だが、渡海は振り返って高階を見つめます。

高階は、

「血液ならある。私はA型のRh-だ。感染症もないし。適応する。」
「この手術を失敗に終わらせる訳にはいかない。」

そういうと、自ら腕に駆血帯のチューブを巻き採血針を刺します。



渡海は世良と共に手術を開始します。

素早い手さばきで手術を進める渡海と、その渡海に呼吸を合わせてフォローする世良。

採血を続けていた高階は貧血を起こしてしまいます。

高階からの輸血も難しくなってきたところに、ようやく別の病院からの輸血が届きます。

渡海は縫合を完了し、無事に春江の手術を終えました。

オペ室を出ていく渡海に高階はこう言います。

「申し訳ございませんでした。」
「最初からご自分で春江さんの執刀をされるつもりだったんですね。」

渡海は高階にこう言い返します。

「お前なかなか死なないな。」



東城大の規定を破った渡海の処分を考える佐伯教授に高階はある書類を見せます。

それは春江が手術前に書いた同意書でした。

その同意書の但し書きには、こう記されていました。


『もしも私の状態が本当に危険になった場合、息子渡海征司郎に最後の執刀をお願いしたい。』


同意書のことを渡海も世良から聞かされます。

その但し書きのおかげで、渡海の行動は不問となったのでした。



目を覚ました春江は花房から渡海がオペ中だと聞き、クビにならなかったことに安堵します。

春江は世良と花房が、春江のオペを渡海が執刀すればクビになると話していたのを聞いていたのでした。

西崎教授は日本外科ジャーナルの編集長池永（加藤浩次）に電話をし、現状カエサルには問題があるが、その分析と対策は終えており、理事長選までにはいい論文が書けると話します。

書類が入った段ボールを整理していた花房は、佐伯教授と渡海一郎の共同論文を目にします。



渡海に向かって頭を下げる高階。

高階は渡海にこう聞きます。

「どうして佐伯教授の執刀に反対されたんですか。」

すると渡海は、

「俺は佐伯清剛という男を信じていない。」
「あいつは俺の親父を裏切った。」



そういって立ち去っていきました。


まとめ

ドラマ「ブラックペアン」6話のネタバレを紹介しました。

少しずつですが、渡海と佐伯教授の間に何があったかが分かるようになってきました。

渡海の父親がどうや