ここではドラマ「ブラックペアン」3話のネタバレを紹介しています。

3話では、2人の心臓病患者が入院してきます。

1人は渡海が、もう1人は高階が担当することに。

スナイプ手術の失敗が続き、後がない高階。

今回は成功するでしょうか。

ここではドラマ「ブラックペアン」3話の内容をネタバレで紹介したいと思います。

まだ見ていない人、これから見る人はご注意ください！


目次


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ドラマ「ブラックペアン」3話ネタバレ・高階にチャンスが


東城大でのスナイプ手術で満足な結果が出せない高階（小泉孝太郎）は、医療ジャーナル誌の最高権威である「日本外科ジャーナル」に論文を発表することも出来ず、外科学会理事選を控え“インパクトファクター”が欲しい西崎教授（市川猿之助）に追い詰められて後がなくなっていました。

次のスナイプ手術が決まらない高階に治験コーディネーターの木下（加藤綾子）から患者の紹介を受けます。

一方、佐伯教授の手術は以前にも増して希望者が増え、佐伯式の手術が行われない日はありませんでした。

世良（竹内涼真）は新たに心臓を患った二人の患者の担当をすることになります。

一人は楠木秀雄（田崎真也）で、渡海（二宮和也）が担当になり、佐伯教授（内野聖陽）による佐伯式手術を受ける予定になっていました。

もう一人は、木下が連れてきた患者で音大生の田村隼人（髙地優吾）で、近くアメリカで開かれるピアノコンクール出場を控えていたため、早期に回復できるスナイプ手術を希望していました。

隼人の父親は厚生労働省の次期事務次官候補である田村浩司（依田司）。

高階にとっては起死回生とも言えるVIP患者のスナイプ手術が決定し、並々ならぬ意気込みで鬼気迫る中、隼人の術前検査が行われていました。



スナイプ手術の論文の修正にも追われる高階。

高階は世良に医療ジャーナル誌の最高権威である「日本外科ジャーナル」に掲載される論文のインパクトファクターの重要性について語ります。

高階はスナイプの論文を完成させて、佐伯教授のインパクトファクターを大きく超えることに熱意を燃やしています。

しかし、論文を完成させるためには、症例が足りないため、何としても今回の手術を成功させ、一気に症例を増やしたいと高階は思っていました。


「スナイプを使えば、より多くの人の命を救えるんです。」


かつての高階の言葉を思い出した世良は、高階に論文の手伝いを申し出ました。



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ドラマ「ブラックペアン」3話ネタバレ・渡海がスナイプ手術を

隼人の術前検査の結果から大きな問題が発覚します。

隼人の心臓は肥大型心筋症で、高階はこの患者へのスナイプ手術は無理だと断念します。

すると佐伯教授は渡海に今回のスナイプ手術の執刀を命令し、渡海もそれを引き受けます。

スナイプ手術の執刀を渡海に任せることに難色を見せる高階ですが、佐伯教授から「不安なら手術そのものを諦めるしかない。西崎教授が聞いたらなんと言うだろうね。」と言われてします。

高階は渡海にスナイプのマニュアルを渡し、何度もシミュレーションするように促します。

しかし、渡海は「何度も何度もシミュレーションして、結局失敗した奴がいる。なら無駄だ。」と言い返します。

結局、渡海は一度もスナイプに触ることなく、手術当日を迎えることになりました。



手術室に現れた渡海はスナイプ手術を開始しようとしますが、メスを持ち、心臓のエコーを見ながら突然こう言います。

「止めた・・・」

メスを置き、手術室を出ていく渡海。

高階は追いかけます。



高階「止めたってどういうことですか？」
渡海「執刀医である俺が判断した。話はそれだけだ。」
高階「ちゃんと説明して下さい。隼人さんも我々もこのために準備してきたんですよ。」
渡海「出来てねぇじゃん準備。心尖部の筋肉、ちゃんと見たのかよ？」



佐伯教授からは「執刀医がそう判断したなら仕方がない。心筋の検査やってみなさい。」と高階は言われます。

その後の詳しい検査の結果、心尖部の筋肉が通常よりかなり弱いことが分かりました。

あのままスナイプを挿入していれば、心尖部が裂け大出血を起こしていた。

わずかな心臓の動きから、そこまで渡海は気が付いていたのです。



西崎教授からは中止などあり得ない、そのまま渡海に執刀させろと高階に指示します。

「もし成功すればスナイプ手術の貴重な症例になる、失敗したら東城大が責任を取るまでだ」と言います。



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ドラマ「ブラックペアン」3話ネタバレ・渡海がスナイプ手術の危険を暴露


隼人の手術をスナイプで行うためには、心室内を傷つけずに僧帽弁に到達する新しいルートを構築しなければならず、高階と世良は３Ｄプリンターを使って隼人の心臓を完全に再現し、スナイプの新たなルートの検証作業が行われます。



高級レストランで食事をする佐伯教授と木下。

木下「佐伯先生がどうして田村さんを受け入れることを承諾されたのでしょうか？」
「まるで佐伯先生のほうがスナイプをお気に入りのように思えるのですが？」
佐伯教授「すべては患者のためだよ。」



佐伯教授の手術が決まっている楠木が、胸の辺りを気にするようにさすっています。

楠木の様子を見た渡海。

高階と世良は何度も何度も検証作業を繰り返し、やっとルートが見つかっていました。



田村親子から呼び出された渡海は、コンクールの本番が迫っているため、明日にも手術をして欲しいと急かされる。

そんな田村親子に渡海は、スナイプ手術で過去2回の失敗があることを暴露する。

「あなたが受けるのはそういう手術です。」
「まあ、三度目の正直という言葉もあるくらいですから、成功するかもしれない。」
「ただ、二度あることは三度あるという言葉もある。」
「よくお考え下さい。」

渡海の患者に対する言動に激怒する高階。

高階は隼人の手術に向けて構築したスナイプの新しいルートを、パソコンで渡海に見せます。

次の手術ではこのルートに従ってスナイプを進めるように高階は言いますが、渡海はそのパソコンのデータを一目見て、データをゴミ箱に移動させてしまいます。

高階「今何をした？」
渡海「捨てた。」
高階「ふざけるな！！自分のしたことが分かってるのか？」
渡海「そんなの必要ないだろ。こっちはルート決めてるんだから。」



論文が医者のすべてだと語る高階。

論文を書かない渡海は医者ではなく、ただの手術職人だと。

高階と世良が何十回検証してようやく見つけたスナイプのルートを、渡海は簡単に見つけていたのです。

田村は命を落とす危険のあるスナイプ手術より、佐伯式での手術を希望したいと言い出しますが、西崎教授と高階の説得により改めてスナイプ手術に同意します。

隼人の手術日を今週の日曜日にして欲しいと要望があり、佐伯教授は出張で不在ではあるが、渡海も高階も了承し手術日が決定します。

佐伯教授は高階を自室に呼び、正式に東城大に来て、東城大の研究としてスナイプの検証を続けることを勧め、高階とスナイプを引き抜こうとします。

論文の末尾に記される研究の最高責任者の名前を、西崎教授から佐伯教授にしようとします。


ドラマ「ブラックペアン」3話ネタバレ・二度目のスナイプでトラブルが


翌週に手術を控えた楠木を佐伯教授が直々に回診します。

楠木のＣＴ画像を見た佐伯教授は、冠動脈造影の検査を指示します。



田村隼人の二度目のスナイプ手術が始まります。

佐伯教授が東京へ出張しているころ、楠木の容態が急変しショック状態になります。

花房（葵わかな）は佐伯教授に同行している黒崎に連絡をし佐伯教授の指示を仰ごうとしますが、講演中で指示が出せません。

隼人のスナイプ手術が行われているオペ室に応援の要請が入ります。

渡海はすかさず冠動脈瘤が破裂したと指摘します。

すぐに処置を出来る医師がおらず、楠木の病室も隼人のオペ室も緊迫します。

渡海「猫ちゃん、左かな？」
猫田（趣里）「はい」（オペ室を出ていきます。）



世良は渡海に楠木の処置の指示を聞こうとしますが、渡海はこう言います。

「俺の体は一つ。だから助けられる命も一つだ。」
「ならどっち助ける？」
「どっち殺す？」
「俺なら両方助ける。」



患者を隣のオペ室に運ぶように世良に指示します。

隼人のスナイプ手術を高階に代わって続けるように渡海は言います。

難しいスナイプの挿入に高階や他の医師たちも困惑します。

「この中に医者はいないのか？」
「この中にお医者様はいませんか？！」



高階はやるしかないと意を決してスナイプ手術を続けます。

一方、第２オペ室に運ばれてきた楠木の手術も渡海によって始まります。

第１オペ室の高階も順調にスナイプ挿入を進めていましたが、突然トラブルが起こります。

しかし、モニターを確認した渡海は不整脈だと診断し、冷静に処置を指示します。

渡海は素早く冠動脈瘤の縫合を行い、冠動脈のバイパスし手術を行います。

高階のスナイプ手術は不整脈による脈の乱れにより、ますますスナイプの挿入が困難な状況に追い込まれます。

渡海がバイパス終了しましたが、楠木の血圧が戻りません。

助けるには佐伯式による僧帽弁の手術が必要でした。

隼人の容態が回復せず、高階はこれ以上スナイプを進めれば患者を殺してしまうと限界を感じます。

そんな高階の前に渡海が現れます。

隼人の手術を渡海が代わり、楠木の手術を高階が代わります。

楠木に佐伯式ではなくスナイプで手術をするようにいいます。

渡海は最初からこの事態を計算して、通常の胸の正面からの開胸ではなく、スナイプが挿入出来るように左から開胸したのでした。

隼人も楠木も同時にスナイプ手術を成功しました。

隼人の手術を無事に成功させて田村に恩を売れた上に、２件のスナイプ手術の症例を得ることが出来た西崎教授は満足気でした。



ペアンの映るレントゲンを見る渡海。

「そろそろか・・・」



退院する楠木を見送る佐伯教授と渡海たち。

実は楠木は「日本外科ジャーナル」の前編集長だったのです。

外科学会にも多大なる影響力を持つ楠木が西崎教授ではなく、佐伯教授の手術を受けに来たことで理事長選でも有利に働くことになるのでした。


まとめ

ドラマ「ブラックペアン」3話のネタバレを紹介しました。

3話も渡海の独壇場でしたね。

ただ、スナイプ手術が成功したことは高階にとってもプラスになったことは確か。

高階は佐伯教授から勧誘を受けていますが、どちらにつくのか悩んでいる様子でした。

ここまで原作通りとはいかない展開ばかりなので、高階がどういう決断をするのかが気になります。


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