ここでは「監獄のお姫さま」5話のあらすじと感想を紹介しています。

江戸川しのぶ(夏帆)のもとに無事、勇介が誕生し、所内では女囚たちから刑務官まで赤ちゃんにメロメロ!

期間限定の勇介との時間。

女囚たちと勇介が過ごしてきた1年半が、今回明かされます。

目次


スポンサーリンク


「監獄のお姫さま」5話のあらすじ

2017年の現代では、板橋吾郎 (伊勢谷友介) が行方不明になってから3時間。

カヨ(小泉今日子)たちは、“爆笑ヨーグルト姫事件” の裁判やり直しを要求する内容を吾郎に読ませ、動画サイトで配信します。

しかし検事の長谷川(塚本高史)は、再審は難しいと訴えます。


2012年の女子刑務所では、ついにしのぶが勇介を出産したと聞いて女囚たちは喜びます。

ただ、同じタイミングで悠里(猫背椿)の仮釈放が決まり、彼女だけは勇介に会うことができず、女囚たちも寂しさを感じます。

そんな中、美容資格取得のためのガイダンスが行われ、カヨたちは所内で唯一美容免許を持っているふたばから、美容免許をとることになった経緯を聞きます。

ふたばが幼い頃、刑務所に勤めていた父に会いに行った際、所内にある美容室でしー姉ちゃんに髪を切ってもらったり遊んでもらうのを楽しみにしており、そのことが美容免許を取得したきっかけだったと知り、カヨも美容免許の取得に興味を示します。


しのぶが勇介を連れて所内に戻ってくると、所内では洋子(坂井真紀)と明美(森下愛子)が勇介のためにベビーシッターの資格取得に意欲を見せます。

お金にしか興味がなかったような勝田千夏(菅野美穂)まで一生懸命勇介をあやしたりと、女囚たちの母性がダダ漏れ。

6人で代わる代わる勇介を可愛がり、子育てしていきます。


しかし、刑事収容施設法では、刑務所内で子育てできるのは最長1年半まで。

1年半経った後、勇介はしのぶと離され、どうなってしまうのでしょうか?

しのぶが下した決断とは?


スポンサーリンク


「監獄のお姫さま」メインキャスト

馬場カヨ ・・・ 小泉今日子

若井ふたば ・・・ 満島ひかり

板橋吾郎 ・・・ 伊勢谷友介
 
江戸川しのぶ ・・・ 夏帆

長谷川信彦 ・・・ 塚本高史

小島 悠里 ・・・ 猫背椿

板橋晴海 ・・・ 乙葉

馬場公太郎 ・・・ 神尾楓珠

護摩はじめ ・・・ 池田成志
 
大門洋子 ・・・ 坂井真紀

足立明美 ・・・ 森下愛子

勝田千夏 ・・・ 菅野美穂


スポンサーリンク


「監獄のお姫さま」5話の感想


まさか、このドラマでガチ泣きするとは思いませんでした。

第5話では勇介が生まれて刑務所内での生活と、1年半立ってしのぶが勇介と離されるところまでを描いていますが、このしのぶと勇介の別れのシーンが辛すぎて…。

先週の予告だけでも泣いてしまったので、今回はもうボロ泣きでした。


生まれたばかりの勇介が刑務所に来たことで、我が子のように赤ちゃんを可愛がり、勇介が初めて立ったときには、刑務官の高山さやか(大幡しえり)まで、カヨと手を取り合って喜んで…。

初めて勇介がしゃべった言葉に、普段は硬い表情のふたば(満島ひかり)も顔を綻ばせてましたね。

赤ちゃん1人のもたらす影響力ってすごいなと。


そして、今回特にしのぶ役の夏帆さんの演技が光っていました。

刑務所に来たばかりのしのぶはオドオドしていて頼りなげだったのが、勇介が生まれてからの彼女からは、ちゃんと母の強さが感じられました。

そして、今回最も意外だったのが所長の護摩(池田成志)の言葉です。

1年半経って刑務所の外へ出たら、勇介は刑務所内で過ごしたことを忘れてしまうだろうと言ったカヨに対し、所長は「私たち大人たちが覚えていればいい。6人の母に勇介くんは育てられた、その1人1人の胸に刻めばそれでいいんです」と言います。

普段ふざけた所長が言った言葉だからこそ、余計心にしみました。

それを聞いてるカヨは、ハンバーガーをもぐもぐしながら聞いてるんですが…。笑


この脚本、筋書きだけならむちゃくちゃ暗いドラマだと思うのですが、宮藤官九郎さんの脚本だと笑いを織り交ぜながら、時々ホロッとさせられて独特な魅力を放っていますね。

でも、今回のラストはさすがに辛すぎました。

1歳半って、いっちばん可愛い時期なのに、そんな時に自分の手元から取り上げられてしまうなんて…。

冤罪までかぶった上にこの仕打ち。

しのぶが気の毒すぎます。

どうか彼女が報われるラストになることを強く願ってやまない第5話でした。

「監獄のお姫さま」5話まとめ

「監獄のお姫さま」5話のあらすじと感想を紹介しました。

みどころはこちら!


・1人の母親としての強さを身につけたしのぶ役の夏帆さんの演技

・勇介がしゃべった言葉に、思わず笑顔になってしまった→慌てて表情を引き締めるふたば

・勇介くんのあどけない愛らしい表情と、泣きの演技