ここではスペシャル、ドラマ「パディントン発4時50分」のネタバレ・犯人について紹介しています。

2018年3月24日(土)、25日(日)夜9:00から二夜連続で「アガサ・クリスティ」の作品を題材にしたスペシャルドラマが放送されます。

ここでは24日に放送される、天海祐希主演の「パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜」のネタバレ・犯人を紹介します。


目次


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ドラマ「パディントン発4時50分」のネタバレ

電車から消えた死体

12月23日。
西東京駅から発車した寝台特急朝霧に乗車した天乃瞳子(天海祐希)は、消えた死体を捜していました。

実は3日前に瞳子の義母・雀(草笛光子)が特急オリオンに乗っていた時、寝台特急朝霧で男が女の首を絞めているところを目撃。

そのことを警察に通報したのですが、相手にされず、しかも死体は見つからなかったという。

瞳子は雀の目撃したことが間違いないと信じ捜査を始めます。

瞳子は犯人は殺害後、列車から死体を落としたと推理。

その死体が投げ込まれた場所はトミー製菓会長・富澤信介(西田敏行)邸の敷地内だと考えます。

瞳子は、知り合いの家政婦・中村彩(前田敦子)を富澤家に潜入するように指示します。


富沢邸に潜入する彩が遺体を発見

彩が家政婦として潜入した富沢家には、信介以外に、長女の恵子(原沙知絵)、執事の大山勝(嶋田久作)が同居しています。

さらに、次男・哲次(鈴木浩介)、三男・晴三(新納慎也)、亡き次女の夫・古川晋(矢柴俊博)、四男・志郎、信介の担当医の佐伯慶一(石黒賢)たちも屋敷に出入りしています。

恵子は佐伯に好意を持っており、いつも一緒にいます。

次男は絵描きで八丈島で暮らしていて、三男の晴三は会社を経営。

四男の志郎は女性問題を起こしていて警察に調べられていました。

そして、長男は上海で謎の事故で亡くなっています。

彩は家政婦として働きながら、富沢邸の敷地内を捜索します。

すると、線路沿いの山中で手袋を発見。

一方、瞳子は富沢邸の近くのホテルで推理を続けていると唐木(勝村政信)がやって来て瞳子に事件に首を突っ込みすぎるなと注意を受けます。

彩は山中で見つけた手袋を瞳子に渡します。

殺害後、遺体を移動させる時に置き忘れたものだと考える瞳子と彩。

翌日、彩が敷地内を歩いていると、晋の息子と友人が現れます。

3人は納屋に入ろうとすると、そこには志郎がいました。

中に入った彩は納屋の中に大きな石棺を発見。

中を開けるとなんと女性の死体が見つかりました。


死体は中国人?

納屋で発見された遺体は警察の調べによると死因は絞殺。

富沢家のみんなは遺体の女性を知らないと言います。

すると、恵子が警察に遺体は中国人かもしれないと話しています。

実は恵子は鋭一が中国人女性と交際していることを10年以上前から知っていて、その女性から手紙が来たと言うのです。

その手紙が届いたのは12月15日。

張美麗(チャン・メイリー)という中国人からの手紙には、鋭一との間に子供がいて、お金に困っている。今日本に来ていて品川のホテルに泊っている。恵子と会いたい。ホテルで白黒の毛皮のロングコートの姿をして待っているという内容でした。

恵子はその女性に会いに品川に行きます。

ところがホテルで待っても現れませんでした。

12月28日、警察が対策本部を建て本格的に捜査が開始されます。

一方、瞳子はチャン・メイリーの以前の写真を義母に見せるが、義母は首を絞められていた女性ではないと否定します。

その頃、彩は納屋を調べていると2人の子供が手紙を見つけたと言います。

それは恵子がちゃん・メイリーに宛てて送った手紙でした。

富沢邸では一家の事情聴取が始まります。

その頃、厨房では謎の人物が鍋に何かを入れています。

事情聴取が続く中、厨房で志郎が食事をしていました。

その後、警察に呼ばれた志郎が話をしていると突然倒れてしまいます。

そしてそのまま亡くなってしまいます。


さらなる悲劇が

志郎が殺された後、富沢邸の屋敷に電話が。

彩が出ると、晋の息子の友人の母・木村麗子(黒谷友香)からでした。

すると麗子は「チャン・メイリーを知っている」と言います。

そして「私がチャン・メイリーなんです」と告白するのでした。

瞳子がいるホテルにやって来た麗子は鋭一とのことを話し始めます。

鋭一が亡くなったのは運転中による事故でした。

麗子も一緒に同乗していて、死にそうになったところを助けられたのですが、お腹にいた赤ちゃんを失ってしまったのでした。

瞳子は麗子の話から、見つかった遺体の女性はチャン・メイリーと思わせて殺されたんだと推理します。

その後、犯人が分からないまま、次は三男の晴三が毒薬入りの薬を飲んで亡くなってしまいます。

このことに責任を感じた佐伯は信介の担当医を辞めると言うのでした。

恵子が出した手紙が気になった瞳子は、品川のホテルで聞き込みを始めます。

ホテルのバーで店員が毛皮のコートを着た中国人が来たかと訪ねると、来ていたと答えます。

そして、その時男性も一緒にいたそうで、瞳子は男性の特徴を教えてもらいます。

瞳子は彩に電話をし、ある癖のことを尋ね、そして犯人がわかったと言うのでした。


犯人は?

瞳子と雀が富沢邸にやって来ます。

ちょうど、その日は佐伯医師の誕生日会を開催するところでした。

そこで、瞳子はフィッシュペーストのサンドイッチを食べていると、喉に骨が刺さったと言い、佐伯医師に診てもらうことに。

そこへトイレに行って戻ってきた雀が部屋に入ってきます。

すると、佐伯の後ろ姿を見て「あの人!」と叫ぶのです。

瞳子は、一連の犯行の犯人は佐伯であると言います。

その理由の1つに癖があります。

佐伯はタバコを吸う時、タバコを打ち付ける癖があり、それを品川のバーの店員が覚えていたのでした。

そして、彩が見た佐伯の癖が一緒だったため犯行は佐伯であると推理したのでした。

連行される佐伯は、殺害した女性が実の妻でシュー・マーメイという中国人だったことを告白。

妻に人生をめちゃくちゃにされていた佐伯は殺害することを計画。

その時に、恵子が話していた鋭一の彼女のチャン・メイリーを思い出します。

そして、チャン・メイリーと思わせておいて妻を殺害します。

チャン・メイリーから届いた手紙も佐伯が送ったものでした。

さらに恵子がチャン・メイリーに宛てた手紙があったのも、敷地にチャン・メイリーが来たように思わせるためでした。

さらに富沢家の家族を殺害していけば、遺産が狙いだということで怪しまれずにすむし、最終的には恵子と結婚して遺産をもらおうと考えていました。

しかし、恵子は事件の途中あたりから佐伯が犯人であると気づきます。

佐伯と結婚したかった恵子は信じたくないため、納屋で見つかった死体をチャン・メイリーだと思い込もうとして真実を語らなかったのでした。



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まとめ

スペシャル、ドラマ「パディントン発4時50分」のネタバレ・犯人について紹介しました。

主役である天海祐希さんの登場シーンは少なく、家政婦役の前田敦子さんがかなり活躍した作品でした。

ただ、トリックは意外とわかりにくかったので、犯人は最後まで分かりませんでした。

ただ、2時間ドラマでやるには無理があったのかもと感じました。