ここでは「コウノドリ」9話のあらすじと感想を紹介しています。
医師たちは命を助けようと常に全力でその職務を全うしています。
ただ医師のちからだけでは、救えない命もあるのです。
身体も、心も、強くないと勤まらない職業なんだと思わされるのです。
今回は「コウノドリ」9話のあらすじと感想を紹介していきます。
目次
スポンサーリンク
「コウノドリ」9話のあらすじ
「コウノドリ」第9話、つぼみちゃんの容体急変に四宮は?切迫早産を迎えた妊婦役に酒井美紀登場 – music.jpニュース https://t.co/2oY4Tkx2Uy pic.twitter.com/oi9scRnkPw
— music.jp (@musicjp_mti) 2015年12月11日
6年前、四宮春樹(星野源)の患者が出産時に亡くなっています。
四宮は、母親を助けられずに家族を不幸にしてしまったと自分を責め続けています。
そのとき生まれた女の子、つぼみちゃんの病室を四宮は毎日訪れ見もってきたのです。
あるとき、四宮がカイザーの手術中、つぼみちゃんの容態が急変したという知らせが入ります。
鴻鳥サクラ(綾野剛)をはじめとする同僚たちはつぼみちゃんの病室に急いで向かいます。
手術を終えた四宮が駆けつけたときには、つぼみちゃんは既に亡くなってしまっていたのです。
数日後、23週で切迫早産になった妊婦、小泉明子(酒井美紀)が救急搬送されてきます。
産科と新生児科のチーム医療の協力で、小さな赤ちゃんが誕生します。
赤ちゃんは無事生まれたのですが、明子も夫、大介(吉沢悠)も、小さな体にいくつもの管を通されている赤ちゃんを見て言葉がでないのです。
新生児科医の新井恵美(山口紗弥加)からの説明で、赤ちゃんの状況とこれからのリスクを伝えられた大介は、なんで助けたんだと新井を責め立てます。
新井は献身的に赤ちゃんの保育器から一時も目を離さず、看病を続けます。
そして、突然厳しい現実は訪れるのです。
明子と大介はその現実をしっかり受け止めることができるのでしょうか。
四宮をはじめとする医師たちは、救えなかった命と向き合って、それでも進んで行かなくてはいけない。医師たちの葛藤が描かれます。
スポンサーリンク
「コウノドリ」9話のゲスト
永井浩之 ・・・ 小栗旬
相沢美雪 ・・・ 西田尚美
小泉大介 ・・・ 吉沢悠
小泉明子 ・・・ 酒井美紀
西山亜希菜 ・・・ 岡本玲
スポンサーリンク
「コウノドリ」9話の感想
今回は見ていて、非常につらいし、悲しい気持ちにもなりますが、どんなことがあっても前を向いて歩いて行かないといけないんだとも思わされます。
切迫早産になった明子が救急搬送されてきます。
小さな赤ちゃんが誕生するのですが、命が助からない可能性が高いというのです。
そこで、新井先生が赤ちゃんのお父さん、大介から「なんで助けたんだ」と、言われるシーンがあります。
これは見ていて非常に腹立たしい気持ちにもなります。
新井先生は必死で命を助けようと赤ちゃんとお母さん、お父さんの為に、懸命に職務を全うしただけです。
そんな言われ方をしたら、何も言えないです、シーンの中でも新井先生は絶句しています。
ただ、実際患者の立場になって考えてみれば、自分の子供が産まれてすぐに、命が助からないかも知れないと言われたら、どういうことなんだ、医者なら助けることができるだろう、と思ってしまうのかも知れないです。
今回、個人的には少し教訓にもなるお話です。
お医者さんが命のかかった患者さんに対して、全力で挑まない訳がないです。
そんなお医者さんの立場も考えず、軽はずみな言葉をぶつけてしまってはいけないなと思えます。
どんなことでもそうですが、もっと相手の立場にたって物事を考えられる広い視野を持たないといけないなあと、そんなことを思えるのです。
全ての赤ちゃんが無事産まれてくるとは限りません、全てのお母さんが助かるとは限りません、どんなときでも現実をしっかりと受け止めて歩んでいかないといけないなと思えるのです。
「コウノドリ」9話のあらすじ感想まとめ
「コウノドリ」9話のあらすじと感想を紹介しました。
9話のあらすじをまとめると、
・6年前、四宮の患者が出産時に亡くなっていた
・四宮は、そのとき生まれたつぼみちゃんの病室を毎日訪れてきたのですが、ある日、つぼみちゃんの容態が急変し、つぼみちゃんは亡くなってしまう
・一方、23週で切迫早産になった妊婦、明子が運ばれてきます
・赤ちゃんは誕生するのですが、命が助からない可能性が高いことを告げられる
命を助けたい医師たちの葛藤が描かれます。