ここでは「コウノドリ」8話のあらすじと感想を紹介しています。

産まれてくる前、お腹の中でも様々な病気があることを知れます。

妊娠は幸せなことです。

妊娠してから、そこから何が起きるかは分からない、出産までには命の決断を迫られる、そんな大変な場面があるということをまた改めて思わされます。

今回は「コウノドリ」8話のあらすじと感想を紹介していきます。



目次


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「コウノドリ」8話のあらすじ

鴻鳥サクラ(綾野剛)が担当する妊婦、川村実咲(中村ゆり)は、妊娠37週を迎えています。

順調ではあるが、お腹の赤ちゃんが動くたびに苦しいと感じています。

実は、2年前に実咲が妊娠していた赤ちゃんは無脳症という脳や頭蓋骨がうまく形成されない病気だったのです。

実咲は今妊娠してはいるものの、まだ2年前の最初の赤ちゃんのことを乗り越えることが出来ていないのです。


一方、初めての妊娠で幸せいっぱいの妊婦、土屋マキ(谷村美月)は、四宮春樹(星野源)の診察でお腹の赤ちゃんが「口唇口蓋裂」だと告げられます。

四宮は手術すれば治る病気だと淡々と説明しますが、あまりのショックにマキは受け入れらずにいます。

夫の昌和(森岡龍)に付き添われて再院してきたマキに、担当を引き継いだ鴻鳥が丁寧に説明をしますが、やはりマキは受け入れることができないのです。


マキの検診の日、マキは白川領(坂口健太郎)から一通の手紙を渡されます。

その手紙は、マキと同じように「口唇口蓋裂」の赤ちゃんを産んだお母さんからの手紙です。

同じように苦しんでいる人がいるのなら、見せてあげてほしいという手紙なのです。

マキはその手紙の思いを受け取り、どう決断するのか。実咲は2年前の悲しみを乗り越えて無事出産することが出来るのか。



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「コウノドリ」8話のゲスト



川村実咲 ・・・ 中村ゆり

土屋マキ ・・・ 谷村美月

土屋昌和 ・・・ 森岡龍

川村忠志 ・・・ 永岡佑

相沢美雪 ・・・ 西田尚美

森口亮子 ・・・ 奥貫薫

岸田秀典 ・・・ 髙橋洋



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「コウノドリ」8話の感想



赤ちゃんは生まれてくるまでに、お腹の中でも様々な病気があるんだということが分かります。

まず今回のテーマのひとつである「口唇口蓋裂」です。

唇や上顎などが裂けたような状態で生まれてくる先天性の疾患です。

500人に一人の割合で発祥するらしいです。

物語の中でそのことを告げられたマキは非常に混乱します。

たしかに自分の子供が病気を持って生まれてくると言われ、出産後に手術をすれば治ると言われても、何がどうなっているのか、本当に大丈夫なんだろうか、すぐには飲み込めないだろうと思います。

実際に手術をすれば、ほとんど傷跡も目立たないくらいに治るようですが、長ければ20年程かかるときもあるそうなのです。

何事もなくただただ普通に生まれてくることは、やっぱり素晴らしいことなんだと、また改めて思わされるのです。


今回は鴻鳥が過去の悲しみを背負っていた部分も描かれます。

2年前に担当した妊婦、実咲の赤ちゃんが、無脳症という脳や頭蓋骨がうまく形成されないという病気だったのです。

実咲はそれでも産むことを決意し、出産するのですが、そのシーンが何とも切なく、悲しい気持ちになります。

お腹の中では生きれても、お腹の外では生きれない、もう産まれてくる赤ちゃんは死んでいるのです。

死んでいるけど一生懸命産むんです。

鴻鳥は「医者は無力」だと言います。過去にはそんな悲しみも背負っていたのです。


実咲はまた妊娠していて出産するのですが、出産に駆けつけた鴻鳥の心から放つセリフは、胸にずしっときて、心からよかったな、と思えるのです。

お医者さんも患者も出産には身を削って、命がけなんだということをまた改めて思わされるのです。


「コウノドリ」8話のあらすじ感想まとめ


「コウノドリ」8話のあらすじと感想を紹介しました。

8話のあらすじをまとめると、

・鴻鳥が担当する妊婦、実咲は2年前の出産で赤ちゃんを亡くしていた

・初めての妊娠で幸せいっぱいなマキは、お腹の赤ちゃんが「口唇口蓋裂」と告げられ、受け入れることができない

・どれだけ説明されても受け入れることが出来ないマキに、白川がある一通の手紙を渡す

手紙を見たマキはどう決断を下すのでしょうか。

実咲は2年前の悲しみを乗り越えて無事出産することができるのかが描かれます。


「コウノドリ」相関図