ここでは「コウノドリ」10話のあらすじと感想を紹介しています。

生まれてくることは奇跡。この言葉が非常に心に染み渡ります。

妊娠から出産まで、奇跡の連続です。

幸せになりたい患者、患者の幸せを願う医師たち、この2つがすべてを乗り越えてきれいに融合します。

今回は「コウノドリ」10話のあらすじと感想を紹介していきます。



目次


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「コウノドリ」10話のあらすじ



鴻鳥サクラ(綾野剛)が小さい頃、養護施設で育ててくれた景子ママ(小野田景子/綾戸智恵)から手紙が届きます。

その手紙には鴻鳥の生みの親、亡き母について記されていたのです。

そんな折、娘の芽依を男手ひとつで育ててきたシングルファーザーの永井浩之(小栗旬)は、仕事と育児の両立に限界を感じています。

芽依を田舎の母親に預けて、仕事を優先させるつもりだと鴻鳥に打ち明けます。

そして不妊治療を経て妊娠した鴻鳥の患者、出版社で働く相沢美雪(西田尚美)は、周産期医療の密着取材をしたいと申し出ます。

院長の大澤政信(浅野和之)から密着取材の許可を得るのですが、美雪には実は別の思惑があったのです。



一方で、先天性の疾患を持って生まれた我が子を受け入れることができない母親、森口亮子(奥貫薫)に、今橋貴之(大森南朋)は赤ちゃんに会っていかないかと声をかけます。

次第に心を開いてきた亮子でしたが、夫の武史(戸田昌宏)は頑なに我が子に会おうとはしないのです。

そして美雪の取材中、出産直前で入院中の妊婦、飯塚律子(木南晴夏)が突然心配停止となり、産科、新生児科、麻酔科、救命救急科、総動員で緊急のオペがはじまるのです。

鴻鳥たちは、律子とお腹の赤ちゃんを救うことが出来るのでしょうか。

そして鴻鳥は、心の奥にずっと刺さったままになっている両親への想いを昇華させることが出来たのでしょうか…。



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「コウノドリ」10話のゲスト



永井浩之 ・・・ 小栗旬

相沢美雪 ・・・ 西田尚美

森口亮子 ・・・ 奥貫 薫

森口武史 ・・・ 戸田昌宏

飯塚律子 ・・・ 木南晴夏

飯塚利夫 ・・・ 佐野泰臣



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「コウノドリ」10話の感想



今回は最終回ということもあってか、最初から最後までどのシーンもどこかあったかい空気が流れていて、ずっと感動しっぱなしです。

大きなテーマは「赤ちゃんが生まれてくることは奇跡」です。

この物語を見るまでは、妊娠することの大変さや、妊娠してからの大変なこと、妊娠したからといって赤ちゃんはそう簡単に生まれてくるものではないということ、様々なことを学べたと思います。

ただただ、今こうして生きれていることにも感謝できるのです。

俳優の方々も心から演じられているので、ほんとうに見入ってしまって、感情移入しやすいです。

物語が進むにつれて、ひとりひとりのキャラクターに愛着が湧いてくるのです。

周産期医療チームの皆が共通して持っている気持ちは、患者の命を救う、患者の幸せを願う、赤ちゃんに生まれてきてくれてありがとう、という気持ちなんだろうなと思います。


物語の中で、出産直前で入院中の妊婦、律子が突然心肺停止になります。

死戦期帝王切開術のシーンは圧巻です。

必死で律子を助けようとするその熱意は、画面から伝わってきて、歓喜するシーンは思わず一緒に歓喜してしまいます。

感動です。

鴻鳥の心の傷も最後は少し癒えた、報われたのかなと思います。

この物語は、ほんとうにあったかい、いろいろな愛情に溢れ、命の大切さを改めて考えさせてくれる作品です。

生まれてくることは奇跡。

自分のことを少し労ってあげようかなと思えるのです。


「コウノドリ」10話のあらすじ感想まとめ


「コウノドリ」10話のあらすじと感想を紹介しました。

10話のあらすじをまとめると、

・養護施設で鴻鳥を育ててくれた景子ママから、鴻鳥の亡き母について記された手紙が届く

・出版社で働く鴻鳥の患者の美雪は、院長の許可を得て周産期医療の密着取材をすることに

・美雪の取材中、出産直前の妊婦、律子が心配停止となり緊急オペがはじまる

鴻鳥たちは律子とお腹の赤ちゃんを救えるのか、鴻鳥は心の奥にささったままの両親への想いを昇華させることが出来るのかが描かれます。


「コウノドリ」相関図