ここでは、朝ドラ「なつぞら」20週目(115話〜120話)のあらすじをネタバレで紹介しています。

北海道に結婚の報告へ行ったなつと坂場。

一方、先に帯広に帰りお菓子職人をしていた雪次郎は新商品を認めてもらったことで、夕見子にプロポーズをします。

20週目では、東京に戻ってきたなつたち。

そこで咲太郎にも結婚の話が。

今回は、ドラマ「なつぞら」20週目(115話〜120話)のあらすじをネタバレで紹介していきます。

目次


スポンサーリンク


「なつぞら」20週目のあらすじネタバレ「なつよ、笑って母になれ」

115話あらすじネタバレ

坂場一久となつは、西荻窪の借家で新生活を始めます。

夏になりました。

一久は出版社の知人から翻訳の仕事を貰い、家事をしながら自宅で仕事をしています。

なつは、東洋動画では奥原なつの名前で仕事を続けています。

制作しているのはテレビ漫画「魔法少女アニー」。

茜も原画を描いていて、出産を控えています。

保育園を探していますが、仕事を辞めることになるかもしれないと残念がります。

一久の仕事は安定していないので、今は子供のことは考えられないなつです。

咲太郎のプロダクションは声優の仕事が増えて忙しく、おでん屋の方にはほとんど帰っていません。

野上が訪ねて来ました。

おでん屋「風車」の立ち退きの話をしますが、咲太郎は知りませんでした。

「川村屋」も取り壊し、ビルを建てて新装することになります。

「いつまで待たせるんですか?」

野上は、咲太郎と光子の仲に気づいています。

光子はもう若くはないのだから、この機会に身の振り方を考えるように促しに来たのでした。

「風車」には茂木社長が来ています。

いい物件はないか亜矢美が相談しています。

咲太郎に親孝行してもらえと茂木は言いますが、頼りたくない亜矢美です。

なつが幸せになったから次は咲太郎の番で、負担にはなりたくないと言います。

なつが帰宅すると、富士子の料理ノートを見ながら一久がシチューを作っていました。

夕食後、大事な話があると言って咲太郎が訪ねて来ます。

「風車」の立ち退きの話に、なつも驚きます。

自分たちに知らせないなんて水くさい、と咲太郎。

「母ちゃんが俺を頼ってくれるには、どうすればいいか。」

それを考えて、けじめをつけることにしたと言う咲太郎。

「結婚する。」

「誰と?!」驚くなつ。

「川村屋のマダムだ。」

「えええ!」さらにびっくりです。

116話あらすじネタバレ

一久は、自分たちの結婚式に一緒に来た二人の雰囲気で気づいたそうですが、なつは驚いています

「いつから?」

プロダクションの経営で光子に相談に乗ってもらったのがきっかけだと咲太郎が説明します。

翌日、仕事を終えたなつは「川村屋」に立ち寄ります。

「結婚するってほんとうなんですか?!」

年上の自分でいいのか、なつに聞きたかったと言う光子。

「もう40ですから…。」

そんなの関係ない、夢のような話だとなつは喜びます。

「あんな兄ですがよろしくお願いします。」

なつが来てる頃だろうと予想した咲太郎がやって来ました。

野上にも同席してもらい、光子は自分の決意を話します。

「結婚後は川村屋の経営から手を引くつもりです。」

もう血縁者で店ののれんを守る時代ではない。

会社組織として野上の手腕で運営し、後継者を育ててほしいと、気持ちを伝えます。

野上は驚きますが「川村屋の未来を繋いで見せます」と、約束します。

咲太郎たちは、亜矢美に報告に行きます。

「風車」では茂木が、移転先にゴールデン街はどうかと提案しているところでした。

咲太郎が、大事な話を切り出します。

「母ちゃん、彼女と結婚することにしたんだ。」

茂木が狼狽しますが、亜矢美は気づいていました。

「私に隠し事できるわけない。よかったね。おめでとう!」

なつが先に結婚するまで待っていたのではないかと言います。

そうではなく、「川村屋」の建て替えがいいタイミングになったと、二人。

亜矢美は肩の荷が下りたと喜びます。

お盆休み(なつの誕生日)に「風車」で結婚のお祝い会をすることになりました。

帰宅して一久に報告するなつは、亜矢美がさびしくなるのではないかと心配します。

おでん屋では、亜矢美と咲太郎が飲み直そうとしていました。

117話あらすじネタバレ

閉店後の「風車」。

「母ちゃんの子供になれて幸せだった。」

咲太郎は、亜矢美が自分を救って育ててくれたことに感謝します。

「ただ生き延びるだけでなく、生きることを教えてくれた。」

妹を迎えに行くなら、字が読めないままではだめ。

人を楽しませたいなら、本気で勉強することだと教えてくれたことを、しんみり思い出します。

「母ちゃんがいなければ、俺はバカのままだった。」

「今でもバカは治っていない」と、亜矢美。

「その通りだ!」咲太郎も笑います。

親を亡くした子供として、強がらずに泣き、甘えられるようにしてくれたのも亜矢美でした。

「母ちゃんと呼んでごらん。」

ここは劇場だから演じるつもりでいいと言われ、それから「母ちゃん」と呼ぶようになりました。

自分が結婚しても何も変わらないからと、咲太郎が真面目に言います。

「これからも偽物親子だね」と、また茶化す亜矢美。

「偽物じゃない。今度は俺に甘えてほしい。」

咲太郎が本心を伝えます。

「ムーランルージュ」を建ててほしいと、無茶を言う亜矢美。

もう歳だから踊るのは無理だと、咲太郎。

「俺に任せろ、思いっきり親孝行してやるよ!」

それはうれしいと、亜矢美は踊り出します。

動画スタジオでは、妊婦の茜が風邪気味です。

なつは茜の仕事を引き受け、家まで送るように下山に頼みに行きます。

「大げさになると仕事を続けにくくなる」と、茜は遠慮がちでした。

「働きながら子供を産むのは大変だな」と、神地。

8月15日、なつの誕生日です。

顔なじみが「風車」に集まり、咲太郎と光子の結婚となつの誕生日を祝います。

「母ちゃん、今までありがとう。」

咲太郎が、改まって感謝します。

母として皆から祝われ、労われて亜矢美は照れますが、嬉しそうです。

118話あらすじネタバレ

なつは、30歳になりました。

「風車」の立ち退きの話。

亜矢美は、ゴールデン街に引っ越すと言います。

「そこはダメだ。俺に店を用意させてくれ」と、咲太郎。

「ありがとう。でも」

親孝行なら十分にしてもらったと、亜矢美は断ります。

「何も恩返しをしていない。」

咲太郎は涙声です。

なつが、自分たちと暮しませんかと誘い、一久も同意します。

「ありがとう。あんたたち兄妹は…、ほんとうに優しい。」

でも、もう自分を開放してほしいと亜矢美は言うのです。

「いいじゃない。亜矢美ならゴールデンでも楽しくやって行ける」と、カスミ。

またそこの常連になるよ、と「ムーラン」時代の仲間たちも口々に言います。

ここでは、咲太郎となつがいてくれたおかげで「ほんとに楽しかった」と、亜矢美。

「悪いけど、勝手に私の人生を始めさせてもらうわよ!」

そして、亜矢美は突然出て行きました。

どこに行ったのか、カスミも知りません。

「勝手すぎる」と、咲太郎。

咲太郎の結婚を心から喜んでるから離れて行ったのではないかと、カスミが亜矢美の心中をおもんばかります。

きっと光子に嫉妬したくなかったんだろう、と。

自分の気持ちを隠して母親を演じていたけれど、なつが来て、亜矢美は咲太郎とほんとうの家族になれた。

「純粋に親子でいたいからここを去ったのよ」

カスミの言葉に、咲太郎は驚きます。

最後に聴いていたレコードが残されていました。

「鐘の鳴る丘」です。

この歌を聴くと寂しくなる咲太郎に、母ちゃんと呼ばせ、甘えさせてくれたのでした。

棚の封筒をなつが見つけ、咲太郎に渡します。

咲太郎が描いた家族の肖像画でした。

「頑張れよ、咲太郎!」と、亜矢美の手紙が添えられています。

亜矢美はビール片手に汽車で旅立っていました。

119話あらすじネタバレ

坂場家に、下山夫婦と神地が訪ねてきました。

三人とも怒っています。

産休を取る茜が山川社長に挨拶に行ったら、産休明けから契約社員になると言われたのでした。

作画枚数で給料が決まります。

「働きたい意志を汲んでそうした、その方が時間がフリーになって働きやすいだろう。」

それが会社側の言い分です。

「実質クビだろう!」と神地が怒りまくっています。

茜は残念そうです。

「やっと原画を任されるようになったけれど、辞めようと思う。」

後から入社した女子社員たちは、子供が出来たら退職すると契約の時に書かされているらしい。

その風潮はこの会社だけではない、と茜。

茜に替わって同じ班に入ったのは堀内でした。

堀内は仕上課の女子社員と結婚しています。

子供が出来たら辞めると書かされたのはほんとうなのかと、なつは確認します。

事実でした。

でも堀内の妻は、本人もそのつもりだったので問題は感じなかったようです。

茜は女の子を産みました。

明子(めいこ)ちゃんです。

退職を残念に思っていた茜ですが、生まれてみると「子供を置いて職場復帰するなんて考えられなくなった」と言います。

秋になりました。

なつは職場で貧血を起こしてしまいます。

念のために病院で診てもらうと、妊娠していました。

医者から聞いた瞬間、喜びますがすぐに現実的になりました。

仕事を辞めたくないのです。

報告を聞いた一久は喜びます。

「産まない選択なんてないんだから、産むと覚悟を決めて仕事のことを考えよう。」

自分が家で仕事をしているから、支えやすい環境にある。

「子供を育てながら女性が働く道を作るんだよ。」

開拓精神があるはずだから、一緒に頑張ろうと背中を押してくれます。

120話あらすじネタバレ

なつは、妊娠したことを下山と神地に知らせ、出産後も仕事を続ける意志を伝えました。

1人で社長室に報告に行くつもりでしたが…。

神地が作画課に行き、まず仲になつの妊娠を報告します。

下山も作画課の仲間に伝え、皆が祝福します。

神地は、なつが出産後も仕事を続けられるようにアニメーター仲間の協力が必要だと熱く語ります。

実績のあるなつを契約社員にするのは、会社がアニメーターの価値を認めないことだ、と。

仲が協力を申し出ます。交渉のプランがありました。

神地はテレビ班にも声をかけに行きます。

大勢のアニメーターたちが社長室に向かいます。

なつは妊娠を報告し、産休明けに契約への切り替えをしないでほしいと頼みます。

「まるで組合のデモじゃないですか?」と、山川。

「アニメーターは結束して仕事をしています。組合を越えた団結で支援しています」と、井戸原。

「奥原を契約にするなら、われわれも契約にしてください」と仲が切り出し、全員が口々に頼みます。

山川は、「時間が自由に取れずに、以前と同じ責任を背負うと結束を乱すことになる。だから契約社員の方が楽でしょう?」と言います。

「楽がしたいわけはなく、もっといい作品を作りたい。子供ができるとそれができなくなり、会社から望まれなくなるのが一番悔しい」と、なつ。

山川は、次の作品でなつをTV漫画の作画監督にする予定でした。

女性として初の抜擢です。

なつの妊娠は山川にとって、うれしいことでもあり残念なことでもありました。

「やらせてください!」と、なつ。

「激務だよ、作画監督は。」

仲も、井戸原も下山も、心配します。

「わかった。それなら君の意志を尊重しよう。引き続き社員として頑張ってくれたまえ。」

山川社長の言葉に、皆が拍手して喜びました。


スポンサーリンク


20週目のあらすじネタバレまとめ

ドラマ「なつぞら」20週目(115話〜120話)のあらすじをネタバレで紹介しました。

ストーリーは北海道から東京に。

咲太郎の結婚に、なつ驚き過ぎでしたね。

鈍そうな一久ですら気づいていたのに…。

亜矢美の旅立ちは潔かったですが、カスミにあんな風に語られて咲太郎としては複雑だったかもしれないですね。

それから、なんといっても120話目のなつの妊娠がわかったときのアニメーターの結束。

仲さんを始め見事な団結でしたね。


1話からすべてのあらすじをまとめています!