ここでは、朝ドラ「なつぞら」18週目(103話〜108話)のあらすじをネタバレで紹介しています。

雪次郎が北海道へ帰り、菓子職人に戻りました。

18週目は、なつの人生に大きな変化が生まれます。

今回は、ドラマ「なつぞら」18週目(103話〜108話)のあらすじをネタバレで紹介していきます。

目次


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「なつぞら」18週目のあらすじネタバレ「なつよ、どうするプロポーズ」

103話あらすじネタバレ

昭和39年正月、なつは振袖姿で東洋動画の新年会に出かけます。

恒例の社長挨拶。

大杉社長は、そろばん好きだった話から始めます。

そろばんをはじく鉄道マンには、駅周辺の街づくりも大事で、動画も同じだと言います。

良い街のできるいい動画を作るようにと励まし、予算と期日を守れと言い添えることも忘れません。

「金にならない芸術は作るなと釘を刺されたようなもんだ」と、囁き合う神地と坂場。

仲が、なつを社長に紹介します。

テレビ時代のパイオニアになるようなつを激励した後、社長はなつと咲太郎のことを思い出します。

「あーたを面接で落とさなくて、ほんとによかった。ハハハ!」

面接で一度落としたのに…。



喫茶店「リボン」で二次会をするなつたち。

「きっと僕らは映画には戻してもらえない」と、坂場が嘆きます。

「考え過ぎだ」と、下山。

坂場が嫌われているとしても、なつはそうではありません。

二人が付き合ってる噂はほんとうなのか皆に聞かれて、なつは否定します。

なつの才能を誰よりも認めている仲がそんな仕打ちをするはずがないと思う茜たち。

「仲さんもかわいそうだ」と神地が言います。

会社は、仲に頼った動物ものの童話から抜け出せない。

「またヘンゼルみたいな破天荒なのを作りたい」と、神地。

今のテレビに満足しているかと、坂場がなつに問いかけます。

なつは、社長の言葉にウソはないと信じ、予算と期日に不満があっても「それでも頑張るんです!」と答えます。



二人の噂に煮え切らない坂場に腹を立てながら、なつは帰宅。

「風車」にはカスミや茂木社長、藤正親分、昔のムーランの仲間が集まっています。

角筈屋書店には、今年ホールが完成するようです。

蘭子と雪次郎の話から、亜矢美の昔の悲恋話になりました。

なつは興味深々です。

104話あらすじネタバレ

亜矢美の、昔の恋の話です。

亜矢美がまだ集団で踊っている頃、毎日通っていた伊崎という大学生と恋に落ちました。

伊崎が、亜矢美の才能を見抜きます。

その人も才能があり、自分でレビューの台本を書いて持ち込みました。

採用されると何本も台本を書いて亜矢美をソロで踊らせ、亜矢美の人気が出たのです。

結婚を約束しましたが、卒業前に学徒出陣で帰らぬ人となりました。

「生きる力を失った亜矢美は痛々しかった」と、藤正親分が当時を振り返ります。

それを救ったのが咲太郎でした。

「闇市で咲太郎を拾ってきて、それが生きる力になり、再び踊れるようになった」



めずらしく酔いつぶれた亜矢美が寝た後、なつに後を頼んで咲太郎は事務所に出かけます。

布団を掛け直していたなつは、亜矢美の寝言を聞いてしまいます。

「咲太郎…」



テレビ漫画「百獣の王子サム」は大人気となり、1年半続きました。

その間に、茜と下山が電撃結婚します。

報告を聞いた堀内の顔が固まり、泣きそうな神地。

大杉会長がやってくる合図の行進曲が流れると、神地は最後の思い出ダンスを茜に頼んで踊り出します。

やって来た大杉会長が口あんぐりでした。



下山は、新しい長編映画の作画監督に抜擢されます。

企画や演出家を提案して欲しいと言われ、演出に坂場を推薦します。

彼はテレビが忙しいからダメだという井戸原。

「長編映画は客が減っていて、失敗したら後がないかもしれない」と、仲。

なおさら、坂場しかいないと言う下山の意見が認められました。



坂場は喜び、階段の踊り場でなつに報告します。

「一緒にやってほしい、長編映画を成功させたら、僕の人生には君が必要だということになります。」

「僕と…、僕と…、僕と!」

「結婚してください。」

やっと言えました。

105話あらすじネタバレ

なつは、坂場のプロポーズを承諾しました。

「長編映画が成功したら」と、坂場は言います。

結婚のためではないけど、長編は自分の夢だから頑張ろうと決意するなつです。



昭和40年6月、長編映画の企画が進みます。

英雄クリフと死神の闘いの物語を坂場が説明。

クリフは、人間界に争いを起すように命じられた死神の娘キアラと恋に落ちます。

戦争の中で、善と悪をいかに見極めていくかがテーマです。

しかし、なつが描くキアラのキャラクターに坂場が納得せず、8月に入っても作画作業に入れません。

キアラは強く、魅力も備えていなければならないのです。

仲が心配そうに成り行きを伺っています。

「内容が難しすぎはしないか?」と助言したそうですが、坂場が遮ります。

「責任をとるので好きにやらせてください!」



中庭に座っている仲に、なつが坂場の無礼を詫びに行きます。

仲は、作業の遅れを心配していました。

なつは、坂場のやり方をどう思うか尋ねます。

「彼がやろうとしていることが正しいのか新しいのか判断できないんだ。、アニメーターとしての自分の限界を突き付けられた気がして、悔しい」と、仲は言います。



下山も井戸原に、仲は坂場を嫌っているのか尋ねていました。

「嫌っているのは俺だ。仲さんはむしろ彼を買っている」と、井戸原。

だからこそテレビで成功するように、なつと一緒に仕事させたのではないか。

今回の長編も、下山なら坂場を推薦すると予想していたはずだと、井戸原は言うのでした。



なつは何度も描き直しますが、坂場は気に入りません。

「妥協したくない。自分を越えた絵を出してください!」

坂場の焦りが見えます。

「これ以上は無理…」、なつは途方にくれます。



なつが廊下に行くと、仲が「頼みがある」といって、大きな封筒をなつに差し出しました。

106話あらすじネタバレ

仲がなつに渡したのは、キアラのキャラクターでした。

「何か参考になればと思って預けるよ。気に入らなければ無視していいから。」



作画課でキャラクターの選定が行われています。

なつは、これ以上の物は描けないと、仲の描いたキャラクターをそのまま提出しました。

坂場の眼が変わり、皆が集まってきて絵をみつめます。

なつが、仲の絵だと教えます。

やっとキアラに出会った、ずっとこれを待っていたと言う坂場。

「まいったよなあ、俺一瞬でこのキアラに恋した」と、神地。

仲だけが坂場を理解し、キアラの魂を描けたのだと、なつが言います。

下山も、仲が陰ながら坂場を応援してきたことを伝えます。



仲がやって来ました。

坂場が駆け寄り、力を貸してほしいと頭を下げます。

「この作品を完成させるには仲さんの力が必要なんです。どうか、キアラを描いてください。

神地も頭を下げ、一同が頼みます。

「わかった、ありがとう」仲は正直に、喜びます。

「生意気言ってすみませんでした」と、坂場。

映画製作が進み始めました。



坂場が「風車」までなつを送ります。

二人の進展を察した亜矢美が咲太郎を呼ぼうとしますが…。

咲太郎には映画が完成したら報告するので、それまで黙っていてほしいと頼む二人。

三人で乾杯し、坂場の家族の話になります。

考古学者の父、元教師で専業主婦の母、医者の兄、弁護士の兄、教師の姉。

兄たちは田舎の診療医だったり、国選弁護ばかり引き受けたりで、金には縁のない家族だと言う坂場。



映画制作は坂場がリアルなアクションにこだわり、スケジュールは遅れに遅れます。

「神をつかんだ少年クリフ」が完成したのは翌年の夏でした。

すぐに公開されましたが、残念ながらヒットしませんでした。

107話あらすじネタバレ

坂場が、所長室に呼ばれています。

制作期間と予算を倍近くかけて、入場者数は会社の最低記録でした。

忠告を聞かず信念を貫いた結果であり、関わったスタッフ全員の給与やボーナスカットは覚悟してほしいと、山川所長。

井戸原が、自分も映画部長を解かれるだろうと言います。

「後任が親会社から送り込またら、我々が自由に企画することはもうできないかもしれない。」

責任を取りますと、用意していた辞表を出す坂場。



喫茶で、なつが待っていました。

「いい映画だと思ってる。大人にも見てもらえるように宣伝してくれたらいいのに」と、なつ。

坂場は、会社を辞めてきたことを報告します。

「僕はもう終わった。結婚はできない。僕のことは忘れてくれないか」

なつの才能を誰よりも引き出せる人間になりたかったが、幸せにする才能がなかったと言います。

「そういうことか…。好きだと言われたことは一度もなかったもん」と、なつ。

なつは、自分は才能を好きになったのではなく、言葉と生きる力を好きになったと、自分の気持ちを話します。

「でもあなたは違った。好きじゃないことを才能のせいにしないでください。そんな人とは一緒にいたくない」



翌朝、中庭に座っている坂場に、下山と仲が話しかけます。

「一人で責任取る事はない」と、仲。

「みんなで君についていった。作画監督の自分も責任は負わなければ」と、下山。

仲は、映画には満足していました。

「いいものが作れた。あんな映画は世界にもまだない」

坂場は「もっと大事なものを失ってしまった」と、涙を流し去って行きます。



咲太郎のプロダクションに、亜矢美が電話します。

なつが、ずっと部屋に閉じこもっていて心配なのです。

なつは、昨日の服のままずっと仰向けになっていました。

108話あらすじネタバレ

なつから話を聞いて、咲太郎が怒ります。

「そんなやつと結婚することはない!」

自分がもっといい人を探してやると息巻いています。

そこに坂場が謝りに来ました。

「自分の仕事の都合で結婚の約束を忘れてくれという奴を認めることはできない。帰ってくれ」と、咲太郎。

坂場は、許さなくていいからもう一度話をさせてほしいと頼みます。

坂場は一晩、なつを失う恐怖を感じました。

そして、なつが今まで、たいせつな人を失う恐怖を感じながら生きて来たことがわかったのでした。

そして気づいたのは、なつのことが心から好きだということでした。

「もう遅いかもしれないけれど、そのことを言わせてほしい。」

「もう遅いよ!」と咲太郎は怒鳴りますが、亜矢美が「遅くないよ。生きてるんだから。間違いはある。何度失敗しても平気だよね」と、とりなします。

咲太郎に頭を下げ、結婚を許してほしいと頼む坂場。

「バカヤロー、まずはなつの許し取れ。」

咲太郎はそう言って、坂場の肩をポンと叩きます。

「結婚してください。もう一緒に漫画映画を作れないかもしれないけれど、結婚してください。」

なつがうなずきます。

なつを抱きしめる坂場。

「なつを幸せにしろよ。不幸にしたら絶対にゆるさないぞ!覚えとけ。」

涙をぬぐて喜ぶ咲太郎と亜矢美でした。



「川村屋」に挨拶に行くと、光子が祝福します。

会社では、まず仲に報告しました。

坂場の退職の意志が変わらないことを残念がりつつも、仲は二人を祝福し、仲間たちも喜びます。

感謝と別れの挨拶をする坂場。

「一緒に働いたことは忘れることはできないさ」と、下山が笑顔で言います。

「世界があの映画の良さにいつか気づくよ!」と、神地。



そして、なつと坂場は北海道の柴田家に挨拶にやって来ました。


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まとめ

ドラマ「なつぞら」18週目(103話〜108話)のあらすじをネタバレで紹介しました。

仲と坂場たちが協力して映画を作ったことが一番うれしかったです。

いろいろな恋愛模様を織り込んだ一週間で、下山と茜さんにはびっくりでした。

なつと坂場は、一度はだめになりそうでしたが、最後はめでたしでした。

野上さんの発言にもありましたが、個人的には、咲太郎と光子さんが気になってます。


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