ここではドラマ「限界団地」1話のネタバレを紹介しています。

フジテレビ系で6/2(土)夜11時40分から放送される「限界団地」。

かつては「夢のニュータウン」と呼ばれた、市民の憧れだった団地。

しかし、現在では団地は存在するけれど、そこに住む人達の心は大きく変わっています。

そんな団地に1人の老人が孫娘1人を連れて引っ越してきます。

その老人の入居から不可解な出来事が周囲で起き始めます。

一体その老人は何者なのでしょうか。

ここでは、1話のネタバレを紹介していきます。


目次


スポンサーリンク


ドラマ「限界団地」1話ネタバレ あやめ団地に引っ越してくる寺内一家


少女を抱く寺内誠司(佐野史郎)。

そして、燃えている家。



1年後。

誠司と孫娘の穂乃花(渡邊詩)が、あやめ団地に引っ越してきます。

隣の部屋に越してきたということで、桜井家に挨拶をしに来ます。

出てきた桜井江理子(足立梨花)に、誠司は手土産でドアノブカバーをプレゼントします。

穂乃花が選んだ生地で、誠司がミシンで縫ったようです。

穂乃花は6才。

桜井家にも6歳の息子がいて、名前を颯斗(前田虎徹)と言います。

そして貴史(迫田孝也)も挨拶をします。

突然誠司は「二人目のご予定はありますか?」と聞きます。

貴史は「え?」と聞き返しますが、江理子が「いいえ」と返します。

そして、突然昔話をし始める誠司。

少し驚く桜井夫妻。

どうやら誠司は幼い頃にこの団地に住んでいたようです。

ここはかつて「夢のニュータウンあやめ町団地」と言われていました。

以前、誠司はここに住んでいたことがあり、その頃から住んでいる懐かしい依田さんにも再会します。



挨拶回りを終えて帰宅する2人。

良いおじいちゃんんぷりを演じている誠司。

給水塔を見に行こうと穂乃花に言います。

そして、向かいの棟にいるタバコを吸っている金田(山崎樹範)を見つけて、大声で「こんにちは」と言います。

しかし、金田は無視した上に煙草のポイ捨てをします。

不機嫌そうな顔する誠司。

「おじいちゃんは穂乃花と暮らせて嬉しいぞ」と。


スポンサーリンク


ドラマ「限界団地」1話ネタバレ 自治会に参加する誠司

翌朝、誠司はヨガをしていると、桜井夫妻と出会います。

そんな時に謎の女性が石を振り上げて誠司に襲いかかります。

貴史が止めて事なきを得ます。

倒れた女性を誠司は救急車を呼びます。

誠司と江理子が先程の女性について心配して聞きます。

どうやら息子の結婚相手の母親だったそうです。

息子さん夫婦は死んだらしいのです。

穂乃花にはもう誠司しかいません。



翌朝、松本に話しかける江理子。

粗大ゴミのことについて、苦情を言うが松本は逆ギレします。

誠司は、父親の仁(山谷初男)を背負って出てきます。

「大丈夫ですか?」と話す江理子。

誠司は挨拶をして回りますが、誰も挨拶をしてくれないことに残念な顔をします。

そこに、依田と会います。

仁はあまり依田の事を覚えていないようです。

依田「私だって、悦子のところに早く生きたいって思うことだってあるんだよ。これじゃ、生きている意味なんてないんだ」
誠司「僕で良ければ、話し相手になりますよ。あっなんでしたら、僕が毎日夕食を届けますよ」
依田「誠司くんは昔と何も変わらないな」

一方桜井家では、江理子が貴史に寺内さんの話をしていました。

そんな時、ソースを貸してほしいと。穂乃花が来ます。

貴史には理解できないようです。

穂乃花の両親が気にかかる貴史。



翌朝、誠司は自治会の集まりに参加します。

そして、自治会に回覧板がなぜないか?と聞きます。

掲示板があるからいいだろう、金田は答えます。

誠司「回覧板を回すことによって、住民同士の交流が生まれます。そのおかげもあって昔は孤独死もなかった。身よりもない人いるし。挨拶もできない団地になっている気がします。そんなの寂しいじゃないですか。」と説得しますが、あまり賛成されません。

ある時、無心に粗大ごみを壊して、燃えるゴミにしている誠司を江理子は見ます。

江理子はその姿を見て恐さを感じるのでした。


スポンサーリンク


ドラマ「限界団地」1話ネタバレ 穂乃花で悩む誠司

誠司に小学校から穂乃花が友達をたたいたという電話がかかってきます。

そして、殴られた子の親が誠司のところに来ます。

母親「オタクの子に叩かれて血が出たんですよ」
誠司「叩いたことは申し訳ないと思います」
母親「あの、お母さんはいらっしゃらないんですか」
誠司「いません。僕が親代わりです」
母親「そういうことね」
誠司「穂乃花ら聞いたんですが、あやめ町団地は狭くて汚いと言われたそうで」
母親「それが叩いていい理由になるんですか?この団地の子は授業中も落ち着かない人が多いんですし、オタクもストレスが溜まっているのではですか?」
誠司「なぜストレスが溜まるんですか?」
母親「ご両親もいらっしゃらないですし、しかもこんな汚いとこで子育てなんて。とにかく健に近づかせないでください 」


誠司は穂乃花を叱ります。

誠司「何があってもお友達を叩くのは良くないな」
穂乃花「ごめんなさい」
誠司「こんど、たけしくんにちゃんとあやまろう」



誠司は松本にふれあいカードを渡します。

「ふれあいカードは松本さんを救うカードなんです」と言い、誠司は日本酒を松本にプレゼントします。

松本は渋々ふれあいカードを書く約束をし、穂乃花に飴を与えます。

帰り際、穂乃花は「これいらない」と言います。

誠司は「ここの団地には悪い人なんていないよ。穂乃花にはみんなと仲良くしてもらいたいな」と言うのでした。

誠司は、ふれあいカードを配り始めます。

みんな渋々受け取ります。



ある日、誠司はゴミ屋敷化してる部屋をどうにかしてほしいと江理子は頼まれます。

その部屋の住民・妙子と誠司が抱き合っている所を江理子は見ます。

どうやら、昔の妙子は誠司にとって姉の存在だったようです。

誠司は江理子に「これからもなにかあったら僕に言ってください」と言います。

江理子は先日の女性のことを尋ねます。

誠司「まだ入院しています」
江理子「どうしてあんなことを」
誠司「一年前に火事で亡くなりました。穂乃花だけが助かりました。なんで火の中に入って助けなかったんだ。江理子「その気持はわかります」
誠司「穂乃花にはこの団地は、夢と希望のふるさとであることを願っています」

別の部屋でも問題が起きているようです。

どうやら幽霊部屋があるようです。



穂乃花は「仲良くなりたいから」と、手紙を松本さんに書いています。

翌朝、穂乃花が一人で、松本に手紙を渡しますが、松本さんは激高します。

松本「人も団地も死ぬだけなんだよ」

誠司が外で待っています。

ゴミ掃除をしている誠司。

そこにはふれあいカードがたくさん捨ててありました。

依田の家にやってきた誠司。

依田と誠司は古い写真を見て、盛り上がります。

誠司「こんな世中になったのは僕たちのせいだと思っています。みんなの心が死んでしまったと思います。」
依田「みんな無関心なんだよ。所詮他人事なんだよ。誠司くんの手料理を食べると悦子のことを思い出すよ。悦子に会いたい」

泣き崩れる依田を、誠司は冷たい視線で眺めるのでした。

ドラマ「限界団地」1話ネタバレ 同時に2人の老人が亡くなる


ある日、誠司を襲って入院していた史代(朝加真由美)が桜井夫妻のところを訪れて、お金を上げる言います。

「あの男は、異常なの。孫の依存してるのよ。タバコを利用して、息子たちを殺したのよ。あいつおたくらに気を許してるんでしょ。私に力を貸して」

しかし、貴史は話を聞かずに追い返すのでした。

江理子は「寺内さんに報告したほうがいいかな」と言いますが、貴史は無反応。



翌日。

松本に苦情を言いに来た金田たちですが、返事がありません。

鍵はかかっていないので、部屋の中に入ります。

そこで、松本の遺体を発見してしまいます。

一方、江理子は依田が首を吊って亡くなっている姿を見るのでした。



松本らの遺影を前に住民たちが色々と不満を言います。

そして金田と住民らが喧嘩をし始めます。

すると誠司は「やめてください。依田さんはいつも言っていました。早く死にたい。こんないい人が生きる希望を失って。そんなの酷すぎるじゃないですか。ここに住んでいるのは僕たちなんです。住人同士のつながりは結束を生みます。みんな愛情を持ちましょう。団地とは一団の土地なんです」と言うのでした。

この言葉を聞いた住人たちは誠司に協力をするといいます。



回覧板が江理子から誠司のもとに周ってきます。

「今回の出来事はあやめ町団地の礎になりますよ。二人が死んでくれたおかげで、みなさんが変わったのですから」

その言葉に怯える江理子。

そして、ドアノブカバーをしてくれていることに気づく誠司。

穂乃花「学校に行きたくない」
誠司「明日は楽しく学校に行ける」



外では、消防車のサイレンがなっています。

燃えているのは、穂乃花のことで苦情を言いに来た家族が住む家でした。

誠司は夜道を足早に走っています。

そして、幽霊部屋に訪れる誠司。

まとめ

ドラマ「限界団地」1話のネタバレを紹介しました。

最初の火事のシーンから何か怪しい雰囲気が漂っていましたが、佐野史郎さん演じる誠司の団地愛がかなり恐ろしいですよね。

最後の2人が死んで良かったみたいなことを言ったときは、背筋が凍る思いがしました。

これから、どんな狂気が待っているのでしょうか。

一つ言えるのは、深夜に見るには怖いドラマということですね。