ここでは、ドラマ「砂の器2019」のあらすじをネタバレで紹介しています。

2019年3月28日放送のスペシャルドラマ「砂の器2019」は松本清張原作のミステリー。

東山紀之さん演じるベテラン刑事・今西が、中島健人さん演じ天才作曲家・和賀を追い詰めていきます。

今回は、ドラマ「砂の器2019」のあらすじをネタバレで紹介していきます。

目次


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「砂の器2019」あらすじネタバレ

2018年10月ハロウィーンの渋谷。

身元不明の中年男性の遺体が発見される。

渋谷西署に捜査本部が設置され今西刑事(東山紀之)も加わることになった。

現場付近に血のついた白いシャツを着た青年ともう一人の男の目撃情報があがった。

一人が東北訛りで「カメダは相変わらずだ」という言葉を発していた。

今西は若手刑事の吉村(野村周平)とバディを組み捜査に乗り出す。



犯人は、天才作曲家和賀英良(中島健人)だった。

婚約者の佐知子(桜井日奈子)と、その父で現役の大臣、田所(北大路欣也)と楽しいひとときを過ごしながら自分は捕まるはずがないと確信していた。

事件当夜、和賀は現場付近に住む恋人梨絵子(土屋太鳳)のマンションでかくまってもらっていたのだった。

今西は言語学者のもとを訪れ、出雲地方の一部にも東北と同じ訛り方をする地域があり、そこに「亀嵩(かめだけ)」という地名を発見する。

島根県警に問い合わせると、被害者が三木謙一(高嶋政伸)だと判明する。

新聞の「列車の窓から紙吹雪をまく女」のコラムを読み、それが直感的に犯人のシャツなのではと感じた今西は、それがまかれた場所で血痕のついた布を見つける。

その女こそ梨絵子だったのだ。



梨絵子に捜査の手がのびようとしていたある日の夜、警察の尾行に気づいた梨絵子は、飛び降り自殺を図り死んでしまう。

梨絵子は妊娠しており、今西はその事実を和賀に突きつける。

和賀は焦る一方、新曲「宿命」の作曲に励んでいた。

今西と吉村は捜査をすすめ、和賀と三木のある接点を見つけることに。

そして和賀の父である本浦千代吉(柄本明)の存在にたどり着く。



20年前、広島で幼児連続殺人事件が起こる。

その犯人は当時14歳の少年で本浦千代吉の長男(誠也)だった。

和賀は千代吉の次男(秀夫)で和賀英良に成りすましていたのだった。

秀夫は広島県呉市に生まれピアノの才能があり家族4人幸せに暮らしていた。

しかし、兄誠也が起こした事件によって人生が大きく変わってしまう。

マスコミや世論から徹底的に叩かれ、千代吉の会社は経営難となり母は心労で病死、兄は少年院で自殺。

ある日地元の青年に嫌がらせを受け、千代吉はその青年を殺害してしまう。

千代吉は秀夫を連れて逃亡し、お遍路という形で四国や中国地方を放浪する。

つらい日々の中、秀夫が高熱を出して倒れるが、島根の神社で出会った三木に保護される。

千代吉から事情を聞いた三木は秀夫のためにも警察に出頭するよう千代吉を説得、次の日千代吉は出頭する。

三木は千代吉に秀夫の面倒をみると約束し、秀夫を和歌山県の鈴村家へ養子に入れる。

しかし鈴村家に実子が生まれたことで親子関係が変わってしまう。

さらにその頃秀夫は殺人犯の弟との噂もあり、秀夫は家出をしてしまう。

秀夫はピアニストの和賀康介に出会い、ピアノの才能を見初められ、亡くなっていた和賀康介の息子(英良)に成りすます。

その後、和賀康介、鈴村家の人々が亡くなり、秀夫の過去を知る人は三木だけになったのだった。



三木はタイから東京に帰ってきた日、佐知子との婚約発表のワイドショー番組を見て秀夫の事務所に連絡する。

ハロウィーンイベントに秀夫が出ることを知った三木は会場へ向かい秀夫に声をかけるが、秀夫は見て見ぬふりをする。

その後秀夫は三木に連絡し、会う約束をした秀夫と三木は秀夫のマンションへ。

そこで三木は千代吉に会うよう秀夫を説得するが話は決裂してしまう。

自分の過去をバラされると思った秀夫は、ハロウィーンの日に三木を呼び出し、落ちていた石で無我夢中で三木を殴り身元不明の遺体にしてその場を立ち去る。

そして梨絵子のマンションに向かうのであった。



今西と吉村によって全ての真相が明らかになるころ、秀夫はコンサート会場で「宿命」を弾いていた。

その後祝賀会が行われ、今西と吉村は逮捕状を持って秀夫の元へと向かうのであった。


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まとめ