ここではドラマ「ブラックペアン」で出てくるインパクトファクターについて紹介しています。

ブラックペアンは医療ドラマですが、医療ドラマといえば権力争いがよく出てきますよね。

ブラックペアンでもやはり出てくるのですが、その中でインパクトファクターという要素が重要になってくるようです。

管理人は医療関係ではないのですが、インパクトファクターを素人目線で調べてみました。


目次


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ブラックペアンで出てくるインパクトファクターとは?


ブラックペアン1話で登場する言葉で「インパクトファクター」というのがあります。

ドラマの中で、日本外科学会の理事長の席をめぐって、東城大の佐伯教授(内野聖陽)と帝華大の西崎教授(石川猿之助)が争います。

その争いで重要になってくるのがインパクトファクターです。

インパクトファクター(Impact Factor)とは、学術誌の重要性や影響度を数値化した指標の1つで、その論文が引用された回数から求められます。

ドラマ内では、池永(加藤浩次)が編集長を務める「日本外科Journal」が学術誌としてかなりの影響力を持っているため、そこに論文が載るかどうかが重要になってくるようです。

原作では理事長選の争いは描かれていなかったので、ドラマ内での新しい要素となるのでインパクトファクターについては1話以降も登場してくるはずです。



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実際にインパクトファクターは存在する?


インパクトファクターは実際に存在します。

インパクトファクターは、クラリベイト・アナリティクスの引用文献データベース「Web of Science」に収録されるデータを元に算出していて、そのうち3年分のデータから計算されます。

例えば、2018年のインパクトファクターは、2016年と2017年で掲載した論文が2018年に引用された回数で計算されます。


ただし、対象となる雑誌は決まっていて、そこに載っていないとインパクトファクターの数値には無関係のようです。

インパクトファクターを求めることにどれだけ価値があるのかは素人目線でははっきり分かりませんが、ステータスや認知度という点では数値化されていると解りやすいかもしれません。

誰かと比較するときもそうでしょう。

まったく知らない人よりはそうした数値があるだけで信用度もあるはずです。

しかし、批判的な意見も多くあるようで、計算対象が直近2年ということやインパクトファクターに影響を及ぶす論文誌にあえて掲載するなど、必ずしも正確な評価基準とは言えないところもあるようです。

また、インパクトファクターをマーケティングとして利用していることもあるようなこともネット上では見られました。

最近だと、SNSを使って自分自身をブランディングしていく教授もいるようで、インパクトファクターを頼らずに影響力を与える方法もあるみたいですね。



テレビだと、視聴率が良いか悪いかで判断されてしまって、本当は良い作品も視聴率が悪いから良くないと評価されることもあることを考えれば、今の時代だとインパクトファクターは1つの指標と考えるのがいいのかもしれません、とネットの情報を幾つか読んで素人目線で感じました。



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まとめ

ドラマ「ブラックペアン」で登場するインパクトファクターについて紹介しました。

ドラマでは渡海と高階、佐伯と西崎という対立関係が描かれています。

その中でインパクトファクターに影響を及ぼす日本外科ジャーナルの池永の存在がなかなか不気味に感じます。

どういう展開を見せるのでしょうか…。