ここでは映画「メアリと魔女の花」のネタバレを紹介しています。

2017年7月8日から公開された映画「メアリと魔女の花」がレンタル開始しています。

スタジオジブリの後継会社スタジオポノックの第1作目ということで、どんな内容になっているのかチェックしてみました。

ここでh、あらすじをすべてネタバレで紹介しますので、まだ見ていない、これから見る予定の場合は気をつけて読んで下さい。


目次


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「メアリと魔女の花」ネタバレ


オープニング

燃える建物の中、謎の少女が花の種を持って逃げている。

少女は途中箒に乗って逃げるが、爆風で吹き飛ばされて地上へ。

持っていた種が転がり、辺り一面の木々がみるみる伸びていく。

そして、箒も木の幹に取り込まれていくのだった。


田舎に引っ越し


田舎に引っ越してきたメアリは退屈な日々を過ごしていた。

一緒に暮らす大叔母のシャーロット、家政婦のバンクスはとても優しい人たち。

メアリは退屈をしのぐため、2人のお手伝いをしようとするが、うまく行かない。

庭には庭師のゼベディがいる。

メアリはゼベディの手伝いをしようとするが、またしてもうまくいかず困らせてしまう。

さらには箒で掃除をしようとするのだが、逆に散らかしてしまい、最悪なことに同じくらいの年の少年・ピーターに見られ笑われてしまう。

落ち込んでいたメアリは館の裏で一人昼ごはんを食べていたところ、黒猫が寄ってくる。

黒猫にご飯を分けてあげたメアリは、猫に愚痴をこぼすのだが、どこかに行ってしまう。

メアリはその猫を追っていくと、森の入り口にたどり着く。

黒猫を追っていたメアリはふと灰色の猫がいることにも気づく。


森で見つけた花

黒猫たちに誘われるまま森に入っていくメアリ。

森の奥に進んでいくと、青く光る美しい花を見つける。

メアリはその花をもって帰り、ゼベディに花の名前を教えてもらう。

そのは「夜間飛行」といって、7年に1度しか咲かない花で、魔女たちも探し求めた「魔女の花」であることがわかった。

そして、2匹の猫が黒いほうがティブ、灰色がギブという名前だと教えてもらう。

この猫たちはピーターのところで住んでいるという。

その夜、メアリが寝ているとティブが入ってくる。

震えるティブを優しく布団に入れるメアリだったが、朝になるとティブはいなくなっていた。

その日、メアリはシャーロットから頼まれごとをお願いされる。

すると行き先の書いた紙にはピーターの名が。

気が進まないメアリだが街でばったりピーターに出会う。

ピーターは昨夜から2匹の猫を見かけないようで、心配した2人は2匹を探すことに。


霧の森へ


その日は街中が霧で覆われていた。

途中、ピーターの失礼な態度に苛立ったメアリは、森に行くことを制止するピーターを置いて1人森の中へ。

すると、森の入口でティブを見つけたのだが、口には花を加えている。

そして森に入っていくティブを追ってメアリは大きな木にたどり着く。

そこにはツタに絡まった箒があった。

メアリはそれを取り出すと、ティブは加えていた花をメアリに投げる。

その花は森でみつけた夜間飛行だった。メアリはとっさに花を潰してしまうのだが、花はドロドロの液体になり手についてしまう。

すると、液体は突如光出しメアリの手のひらに吸い込まれたかと思うと、何かの模様が付いたのだった。

そして箒にも変化が。

箒が勝手に動き出し、メアリとティブを乗せて空高く飛んで行くのだった。


箒に乗って空へ

メアリとティブを乗せた箒は空高く雲の上まで飛んできた。

そのまま進んでいると巨大な積乱雲が目の前に現れる。

ぶつかると思った矢先、なんと箒はその中に入っていくのだった。

嵐の中を突き進むと、そこには空に浮かぶ大地が。

唖然とするメアリの前に大きな建物が。

すると箒はその建物に降り立つのだった。

メアリが箒に無理やり降ろされたところには、箒がいくつも並んであった。

するとメアリに話しかける声があり、みるとそこにはネズミのような姿をした生き物が立っていた。

その生き物はフラナガンと言い、箒の管理をしていると話した。

そして、メアリを見て新入生だと勘違いしたフラナガンは、メアリを大学まで案内していった。


魔法大学

フラナガンと別れたメアリは大学に入っていく。

そして噴水の前まで行くと、校長であるマダム・マンブルチュークが出迎えてくれた。

メアリは校長に案内され大学の授業を見学する。

見たこともないものばかりで興奮するメアリ。

途中、科学者のドクター・デイと合流して、上級生の授業へ。

消える魔法を勉強する授業を見学していたメアリは、そこで思わず魔法を使用してしまう。

その魔法の力に感心した校長とドクター。

特待生として入学することを認められ、校長室へ。

メアリはそこで1冊の本を見つけた。

その本には魔法の呪文が書かれており、メアリはその呪文を覚えてしまう。

願書を持ってきた校長にメアリは自分は魔女ではなく「花」の力で魔法が使えるようになった、と正直に告白する。

すると、校長の様子が一気に変わり花のことを聞かれる。

恐ろしさのあまり、とっさに嘘をついてしまったメアリ。

さらに本を返すつもりがピーターの住所が書かれたメモを渡してしまう。

校長たちと大学の前で別れたメアリは箒に乗って家へと帰った。

メアリは今日1日に起きた夢のような出来事を振り返り、興奮していた。

しかし、校長はメアリが嘘をついたことに気付いてたのだった。


ピーターがいなくなる


その夜、メアリの自宅に訪ねてくる人がいた。

どうやらピーターが家に帰っていないというのだ。

メアリは嫌な予感を感じ、その予感はすぐに的中する。

なんと校長がメアリのところにやって来たのだ。

そして、ピーターを人質として捕らえたこと、返してほしければ花を持ってくることを告げた。

メアリは花を持ち、再び箒に乗って大学へ向かう。

大学へ向かったメアリは、校長とドクターと対面。

ピーターを返す間もなく、花をとられ捕まってしまう。

メアリが閉じ込められたのは、見学の時に訪れた実験室だった。

そこには奇妙な生き物が檻に閉じ込められていた。

この生き物が実験の失敗だと気づくメアリ。

すると、その中の1つにティブが近づく。

なんと、その生き物は姿は違うがギブだったのだ。

閉じ込められた場所にはピーターの姿もあり、なんとか逃げようとしていた。

メアリはピーターが無事だったことに安心し、そして逃げる方法を一緒に考える。

その時、メアリは魔法が書かれた本を思い出す。

その中にはすべての魔法を解く呪文が書かれていたのだ。

メアリはそのページを開き、自分の手を押し当てた。

すると、光が部屋一面を覆い檻に入っている生き物たちへ。

生き物たちはみるみる元の姿に戻っていった。

その中にギブの姿も。

檻から出た動物たちは、出口に向かい外の世界に戻って行く。

メアリとピーターたちも出口へ急ぐ。

この光景を見た校長は怒り、メアリが魔法の本に書かれた呪文を使ったことに気付く。

追いかけてくる校長とドクターから逃げるため、メアリとピーターは脱出しようとするが、そこは大学の高い場所だった。

降りられずに困っていた2人のところに、なんとフラナガンが箒を届けてくれる。

箒に乗り逃げる2人だったが、校長の魔法によりピーターが捕まってしまう。

メアリはそのまま大学を脱出し、小島に降り立った。


シャーロットの過去

見慣れない場所に着いたメアリが目の前にある家に入って行く。

そこは箒の家だった。

家はメアリが持ち主だと勘違いし、中に入れる。

メアリが中に入ると、そこには誰もいなかった。

部屋の中を見ていると、どこから声が。

すると鏡にシャーロットの姿が映し出される。

この家は昔シャーロットが住んでいた場所だったことが、彼女の話でわかる。

そして彼女は過去の出来事は話し始める。

マダムとドクターがまだ生徒たちに慕われた優しい人たちだったこと。

偶然見つけた夜間飛行の花を見た時から変わり始めたこと。

あらゆる魔法が使えるために実験を繰り返していることを…。

シャーロットはメアリに最後の花を渡し、帰ってくるように伝える。

しかし、メアリはピーターを連れ帰るまで帰れないという。

そこへマダムがやってくる。

メアリはシャーロットに必ず帰ると約束し大学に向かうのだった。


ピーターを助けに

箒に乗り、大学へ戻るメアリだったが、マダムが執拗に追ってくる。

メアリは必死に逃げるが大学に着く前に本のはいったカバンと最後の花を奪われてしまうのだった。

そして、森の中に落ちてしまったメアリ。

しかも箒も折れてしまう。

本も花もない状態で諦めかけそうになるメアリだったが、ティブや箒の姿を見てもう一度ピーターのところへ向かう決意をする。

メアリはピーターが捕まっている場所まで必死に向かうが、途中マダムの使い魔に見つかってしまう。

すると、そこに動物たちが現れる。

それは実験に失敗して捕まっていた動物たちだった。

彼らの力を借り、メアリはなんとかピーターがいる実験棟までたどり着く。

メアリがピーターを見つけたときにはすでに実験が始まっていた。

ピーターが液体の中に入り、実験を開始したドクターたち。

成功すると信じていたマダムとドクターだったが、またしても暴走し始める。

ピーターを助けるため、暴走した実験体に近づくメアリ。

今のピーターなら呪文を使えると知ったメアリは、マダムから魔法の本を取り返し、ピーターに近づく。

そして、メアリはピーターの手と自分の手を魔法の本に押し当てる。

すると、赤い光が一面を辺りが覆い始める。

実験体は消滅し実験棟は崩壊した。


エンディング

気を失っていたメアリが目を開けると、そこにはピーターが。

ティブとギブの姿もあった。

かばんを見つけてくれたのだが、帰り方が分からない。

すると、そこにまたしてもフラナガンが現れる。

折れた箒を直してくれたいたのだった。

メアリたちは箒に乗り、自分たちの暮らす街へ。

途中、メアリの髪に着いていた夜間飛行の花1つを見つけるが、メアリは必要ないと投げ捨てるのだった。



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「メアリと魔女の花」感想

ここでは管理人が見た感想を書きます。

管理人は完全なるジブリ世代。

子供の頃、トトロやラピュタを見て育ちました。


主人公がおっちょこちょいすぎる?

まず最初見ていて感じたのは、主人公のメアリが相当なおっちょこちょいなところ。

ちょっとやりすぎなんじゃないかと思うくらいです。

見ていられない危なかっしさがありました。

ただ、最終的には成長した姿を見れるので、その対比としてはいいのかもしれないです。

ジブリらしさ

「メアリと魔女の花」はスタジオジブリではなく、スタジオジブリの作品です。

といっても、ジブリらしさが満載です。

まず、アニメーションはジブリと言ってもいいでしょう。

さらに主人公が女の子。登場人物たちもジブリ作品に似ています。

あとはおなじみの食事のシーンもありました。

ジブリ作品を構成する要素はふんだんにあるので懐かしさは感じることはデキます。


魔女の宅急便とくらべて

魔女の宅急便を見て育った管理人としては、どうしても比べてしまいます。

メアリと魔女の花のここがちょっと物足りないなと感じたのは、3つあります。

まず、主人公のメアリは魔女ではありません。

大叔母は魔女だったようですが、メアリ自身は魔女ではありません。

ひょっとしたら魔女なのかもしれませんが、映画を見ている限りでは違うように思いました。

そして、メアリと常に行動する黒猫のティブは話をしません。

魔女の宅急便でいうジジがティブですが、残念ながら話しません。

話しそうでしない…、ちょっと消化不良な感じになりました。

最後にラストがスッキリしないところです。

メアリは最後、花を捨ててしまいます。

つまり魔法を捨てるということを意味していると思うのですが、魔女の宅急便とは違い、否定したところがどうもスッキリしません。

魔法大学の校長やドクターたちもその後どうなったのかはっきり分からないところも気になりますし(想像におまかせするということかもしれませんが)。




いろいろと個人的な感想を述べましたが、やっぱり感じ方は人それぞれなので、どう思うかは見てから判断してくださいね。



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まとめ

映画「メアリと魔女の花」のネタバレと感想を紹介しました。

スタジオジブリ作品を見て育った1人として、スタジオポノックにはこれからもどんどん映画を制作してほしいと思います。

今回の作品の評価がどうであれ、続けることが大事ですから。


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